ワキガだから恋愛できないということはありません
ワキガだから恋愛ができないだとか、恋愛に向いていないということはありません。女性であれ男性であれ、生まれつきワキガ体質を持っている人でも、恋愛をしている人は大勢います。
日本人には何かと敬遠されるワキガのニオイですが、海外ではワキガに対してもっと寛容な反応を示すといわれています。たとえば欧米では全人口の70~90%近くの人がワキガ体質の傾向があるので、ワキガであることが普通だからです。
日本では全人口の10~15%に過ぎず、ワキガ体質の人の方が少数派ゆえに恋愛に対して不安を抱える人が多いといえます。
目次
ワキガで恋愛に前向きになれない人はワキガ治療を受けましょう
ワキガ体質のせいで恋愛とは縁がないと思い込んでいる方は、ワキガ治療を受けてニオイの悩みを断ち切りましょう。どんなに強いニオイや長年にわたるワキガ体質であっても、適切な治療さえ受ければワキガの症状は驚くほど改善されていくからです。
そもそもワキガのニオイには、フェロモンとしての役割があったといわれているので、恋愛にとってワキガが不利になるとはいい切れない一面があります。しかし日本人はニオイに対して敏感であり、自分のニオイよりも他人のニオイに気づきやすいのが、恋愛に積極的になれない理由となっています。
ワキガは恋愛に対して不安を感じる理由にはなっても、恋愛を諦める理由にはなりません。専門的な治療を受けて、ワキガを根本的に治してしまいましょう。
ワキガを治療する方法は、いくつかあります。医師と相談しながら、自分の希望にそった治療を選んでみてください。
ボツリヌス菌から抽出したタンパク質の一種を、脇に注射する方法です。軽度のワキガの方や、メスで切らない方法でワキガを治したい方におすすめです。
マイクロ波を脇に当てて、汗の原因となる汗腺を熱で破壊します。汗が多い方や、ワキを切りたくない方に向いています。
ワキガの汗を分泌するアポクリン汗腺を削り取り、吸引する治療法です。ワキガだったことを知られたくない方や、なるべく小さな傷で済ませたい方に適しています。
完全摘出法は医師が一つひとつアポクリン汗腺を取り除くので、ニオイを抑える効果が高い施術です。重度のワキガの方や、ワキガが再発してしまった方におすすめです。
うまくいく恋愛の秘訣は頭で考え過ぎないことです
ワキガ体質だから相手に嫌われるかもしれない、ワキガだから恋愛には向いていない、そう頭で考えている間は、理想的な恋愛は程遠くなるでしょう。人によって恋愛の形はさまざまですが、頭で考え過ぎてうまくいく恋愛はごく稀だといえます。
恋愛の本質は、ワキガ体質であるかどうかでは左右されません。頭で思い悩むより、心で感じる恋愛を目指してみましょう。
もしワキガが理由でうまくいかない恋愛があったとしたなら、それは本当の恋愛ではなかったと考えてください。恋愛には答えも正解もありませんが、あえて定義するとしたなら、一緒にいる喜びを分かち合えるのが恋愛ではないでしょうか。
ワキガのニオイを抑える工夫をしてみましょう
今ある恋愛を大切に育てていくために、これから出会う恋愛を心から楽しむために、ワキガのニオイが気になるという方は意識してニオイを予防しましょう。
- 汗をかいたら、その都度拭き取る
- 高カロリー&高脂肪の食事を減らす
- 野菜を食事に多く取り入れる
- 適度な運動習慣を身につける
- アルコールやタバコはできるだけ控える
- ストレスをためないようにする
当たり前のことのように思えるかもしれませんが、小さな心がけの積み重ねがワキガのニオイを軽減することに繋がります。ワキガ治療をすでに受けた方も、これから検討するという方も日頃の生活習慣を見直して、改善できる点は一つひとつ直していきましょう。
(まとめ)ワキガだから恋愛は諦めないとダメですか?
生まれつきのワキガ体質だからといって、一生恋愛ができないわけではありません。世界的に見れば、ワキガ体質であっても恋愛を楽しんでいる人は大勢います。
日本では海外とは違ってワキガ体質の人が少数派のため、恋愛に積極的になれない人が増えています。
ワキガは恋愛に対して憶病になる理由にはなっても、恋愛を諦める理由にはなりません。専門的なワキガ治療を受けて、ワキガの悩みを解決しましょう。
どんなに重度のワキガ体質であっても、適切な治療を受ければワキガのニオイは驚くほど改善されます。
恋愛をうまく育てていきたいのであれば、頭で考え過ぎずに心で感じ、相手と一緒にいられる喜びを大事にしましょう。恋愛の本質に、ワキガ体質であるかどうかはまったく関係ありません。
ワキガが理由で壊れる恋愛は、本当の恋愛ではなかったのです。
生活習慣を一つひとつ見直すことが、気になるワキガのニオイを予防する手段となります。現在の恋愛を大切に育てていくためにも、未来に出会う恋愛を心から楽しむためにも、改善できる点はあらためていきましょう。