ワキガが再発したのはどうして？

ワキガが再発したのは汗腺への治療が不足していたためです

ワキガが再発した理由はいくつか考えられますが、以前治療をした時に汗腺への処置が不充分だったのではと考えられます。再発を防ぐには汗腺を取り除くか、汗腺の働きを抑える必要がありますが、再発したとすれば医師の知識や技術が足りていなかったのかもしれません。

ワキガは適切な治療を受ければ改善が期待できる症状なので、再発したのであればその治療は適切ではなかったといえます。信頼ができるクリニックを選び、再発した経緯や今後の治療について相談してみましょう。

ワキガは適切な治療をしなければ再発のリスクが高まります

ワキガは治せない症状ではありませんが、適切な治療を行わなければ治らない症状でもあります。世の中にワキガ治療をうたった医療機関は数多くありますが、技術力が高く信頼できるクリニックを選ばなければ、一時的にワキガのニオイを抑えることはできても、近い将来再発するリスクが高まります。

ワキガが再発したと思われるパターンをいくつか挙げるので、ご自分の症状と照らし合わせてみましょう。

ワキガを治療したにも関わらず、汗のニオイも量も依然とまったく変わらない場合は、汗腺への治療が充分でなく、効果が得られなかったと考えられます。汗腺やニオイの状態は人それぞれなので、医師には症状をきちんと見極められる技術が求められます。

ワキガの治療する時にクリニック選びが重要になるのは、こうした再発を防ぎ、安全にワキガを治療しなければならないからです。

以前治療したワキガが再び臭う場合も、ワキガが再発したと考えられます。治療直後はニオイが治まったと感じられていても、汗腺が再活動してワキガのニオイを発することがあるのです。

ワキガの治療には、汗腺を完全に除去する治療と汗腺を破壊する治療があります。汗腺を破壊する治療を受けた場合、生き残った汗腺が再度動き出してニオイを発し、ワキガが再発したと感じられることがあります。

成人後にワキガが再発したケースが見られるのは、成長期の頃にワキガ治療を受けた人に多いです。せっかく治療を受けても、成長期の間に汗腺も成長してしまうことがあるため、ワキガが再発してしまう可能性があります。

ワキガ治療のタイミングも、医師に相談するとよいでしょう。

ワキガが再発した時におすすめの治療法があります

ワキガ治療は多種にわたり、患者さんの症状や希望を踏まえながら医師の診断のもと決定されます。再発したワキガにお悩みの方には、次の治療法がおすすめです。

シェービング法とはワキを小さく切って、そこからシェービング機や吸引機を差し込み、ワキガの原因であるアポクリン汗腺を取り除く治療法です。ワキガが再発した方だけでなく、なるべく傷を小さくしたい方や、軽度のワキガの方にも向いています。

完全摘出法は、ワキガのニオイを完全にシャットアウトしたい方におすすめの治療法です。ワキを4cmほど切開し、医師の手で一つひとつアポクリン汗腺を取り除いていきます。

ワキガの再発を防ぐために生活習慣の見直しをしましょう

ワキガ体質は基本的に、遺伝によって受け継がれる体質です。とはいえ乱れた生活習慣がワキガのニオイを強めてしまう可能性は充分あります。

ワキガが再発したという方や、ワキガのニオイを少しでも抑えたいという方は、日頃の生活習慣を見直すことも有効です。

ワキガのニオイを抑えたいのであれば、汗をかいたらすぐに拭きましょう。汗で湿ったワキは雑菌が繁殖しやすく、ワキガのニオイの原因になります。

過度のストレスも、ワキガのニオイが出る原因になります。リラックスできる時間を意識的につくったり、趣味を楽しんだりしましょう。

身体に負担をかけるダイエットは代謝を悪くし、ワキガのニオイがますます強くなります。とくに極端な糖質制限ダイエットは、ニオイのもとになるケトン体を増幅させます。

（まとめ）ワキガが再発したのはどうして？