自分がワキガなのかどうかわかる時は、インナーに落ちない黄ばみがある時です
自分がワキガなのかどうかわかるタイミングは、入浴前などに洋服を脱いだ時です。もし脱いだインナーの脇部分に黄色い染みがある場合は、ワキガ体質である可能性が高いといえます。
ただしワキガと関係ない普通の汗でも、インナーに黄色い染みをつくることがあります。ワキガと普通の汗染みの違いは、ワキガの染みの色であれば黄土色や茶色などの濃い色になるという点です。
ワキガ体質なのか確実にわかる方法として確実なのは、ワキガ治療を専門とする医師に相談することです。カウンセリングを受けて、診断してもらうのがよいでしょう。
目次
汗染み以外にも自分がワキガかどうかわかる方法はいくつもあります
インナーなどの汗染み以外にも、自分がワキガかどうかわかる方法はいくつもあります。汗染みの状態だけでは判断がつかない場合も多いので、まずはセルフチェックをしてワキガ体質の可能性を検証してみましょう。
ワキガ体質の人は、両親のいずれかがワキガであるケースがとても多いです。遺伝的要素が強いため、両親がどちらもワキガ体質である場合は、その子供は高い確率でワキガを受け継いでいます。
日本人の多くは耳垢が白くカサカサした状態ですが、ワキガ体質の人はネバネバとした湿ったタイプの耳垢です。ワキガの汗はアポクリン汗腺から分泌されますが、このアポクリン汗腺は脇の下だけでなく耳の中にも存在しています。
アポクリン汗腺の数が多い人ほどワキガである可能性が高いので、耳垢が湿っている人はワキガ体質かもしれません。
汗の量だけでワキガかどうか100%わかるわけではありませんが、脇の下の汗が多い人はワキガ体質の可能性があります。
脇の下は緊張した時にも汗をかきやすいので、あくまでも参考程度として考えてください。
脇毛や脇の下の皮膚に白い粉がつきやすい人も、ワキガである可能性が高いです。
ワキガの汗は普通の汗とは異なり、脂質やタンパク質などを含んでいます。白い粉の正体は汗に含まれた成分が結晶化したものなので、白い粉がつく人はワキガの疑いがあります。
普通の汗とワキガの汗の違いを知っておきましょう
「汗かきの人=ワキガの人」というイメージを持っている人は多いですが、汗をよくかくからといってワキガだとは限りません。普通の汗とワキガの汗には明確な違いがあるので、汗だけでワキガかどうかわかるわけではないのです。
それでは普通の汗と、ワキガの原因となる汗の違いについて見ていきましょう。
暑い時に体温調節のためにかく汗などはエクリン汗腺から分泌されており、サラサラとしてタイプの汗です。
成分は水と塩分が主で、汗そのものに臭いもありません。乾くと臭いを発することがありますが、ワキガの臭いとは異なって一般的に「汗臭い」といわれる臭いになります。
ワキガの原因となる汗はアポクリン汗腺から分泌され、普通の汗と違ってベタベタした汗です。脂質やタンパク質などを含んでいるため雑菌が繁殖しやすく、雑菌が汗を分解する時にワキガ独特の臭いを発します。
ワキガを治すためには専門的な治療が必要です
ワキガは遺伝的要素が強いこともあり、セルフケアを続けているだけでは治すことができません。生まれ持ったアポクリン汗腺の数が影響しているので、汗をかかないようにしてもワキガの臭いを完全に抑えることは難しいです。
確実にワキガを治したいのであれば、ワキガ治療を専門とするクリニックで治療を受けましょう。専門のクリニックではさまざまなワキガ治療を取り扱っているので、自分の状態や希望とマッチした治療を選択できます。
具体的に治療を考えている人だけでなく、ワキガ体質なのかどうか確実にわかる方法でチェックしたいという人にも、専門のクリニックはおすすめです。とくに女性の方であれば、自分がワキガかもしれないという不安を抱えているだけでも、大きなストレスとなります。
まずはカウンセリングを受けて、医師に悩みを伝えてみましょう。
(まとめ)自分がワキガなのかわかるのはどんな時?
インナーに濃い色の汗染みがついている場合、ワキガである可能性が高いです。ただし普通の汗でも黄ばみになるので、自分では判断つかないこともあります。
ワキガ治療を専門とする医師に診断してもらうのが、ワキガかどうか確実にわかる方法です。
インナーの汗染み以外にも、自分がワキガかどうかわかる方法があるのでセルフチェックをしてみましょう。
両親にワキガ体質の人がいたり、耳垢が湿っていたりなどする人は、ワキガである可能性が高いです。
汗かきの人がワキガだと思われやすいですが、汗かきだからといってワキガであるとは限りません。
普通の汗とワキガの原因となる汗はタイプが違うため、汗の量だけでワキガかどうかわかるわけではないのです。
ワキガは遺伝的要素が強く、セルフケアだけで完治させることができません。
具体的にワキガ治療を考えている人や、ワキガ体質なのかどうか確かめたい人は、専門のクリニックでカウンセリングを受けましょう。