ハイフはたるみ改善や小顔治療として人気があります。その一方で、「ハイフはやめたほうがいい」「ガンになる」という情報を目にすることも。このような情報を見て、施術を躊躇してしまう方もいるのではないでしょうか。

本記事では、ハイフの事実に基づいた効果や情報をお伝えするとともに、おすすめされない理由や不向きな方の特徴などをご紹介します。

ハイフはやめたほうがいい?そう言われる理由とは

ハイフは、高密度な超音波を皮膚の深層に当てることで、リフトアップ効果や小顔効果が得られる治療です。超音波を当てるだけで痛みやダウンタイムが少ないため、手軽なたるみ治療として人気を集めています。

そんな人気のハイフですが「人によっては効果を感じにくい」こともあります。ハイフは顔のたるみや、輪郭のもたつき改善などに効果的な治療です。したがって、そういった悩みがない方がハイフを受けても大きな効果を感じられないことになります。特に10〜20代の若年層は顔にたるみがないため、たるみ治療のハイフは適していない場合もあるでしょう。

ハイフをはじめ、美容医療を受ける際はご自身の悩みに応じて効果が期待できる治療を選ぶことが重要です。

ハイフでガンになるという噂は本当なのか

ハイフについて調べると「ガンになるリスク」などの情報や、口コミを目にすることもあるでしょう。しかし実際のところはどうでしょうか。ガンになるといわれる理由や根拠の有無について説明します。

ハイフでガンになると言われている理由

ハイフでガンになるという話は、結論からいうと噂や憶測に過ぎません。

ハイフ治療の1つでもあるウルセラで、舌ガンになったという噂が立ったことが事の発端のようです。

しかし実際には、ウルセラと舌ガンの直接的な因果関係は確認されていません。ウルセラはハイフのなかでも唯一アメリカFDAに承認されている、リフトアップ効果が認められた治療です。これまで国内でハイフによりガンになったという事例は報告されておらず、噂や憶測が広まっただけと考えられます。

ハイフでガンになる科学的根拠はない

ハイフによってガンになる科学的根拠はありません。ハイフは超音波の熱エネルギーで狙いを定めた皮膚深層にのみ照射するものです。皮膚表面やその周辺組織、臓器に悪影響を及ぼすものではありません。

ハイフはもとはガン治療としても用いられており、それを美容医療に応用したのが今の医療ハイフです。実際に、前立腺ガンや膵臓ガンの治療に使用されることもあります。したがってガン治療として使われるハイフが、ガンの原因となる科学的根拠はなく、憶測に過ぎないといえるでしょう。

ハイフをやめたほうがいい人の特徴

ハイフは全ての人に効果がある治療ではなく、人によっては不向きであることがあります。ハイフをやめたほうがいい人の特徴をご紹介します。

たるみの進行が大きい人

顔のたるみの進行が大きい人は、ハイフの治療だけでは改善が難しいといえます。そのため、別治療の検討や他治療との併用を提案される場合があるでしょう。例えば50〜60代の強いたるみには、糸リフトや切開リフトなどの外科的な治療が適していることがあります。ハイフは手軽に受けられるたるみ治療ですが、たるみの進行具合や年齢によってはおすすめできない場合があるのです。

フェイスラインがたるんでいない人

ハイフは、フェイスラインのたるみやもたつきを改善する効果があります。そのため、フェイスラインが元々すっきりしている方には大きな変化が期待できないでしょう。また、たるみの少ない10〜20代の若年層も、たるみ治療のハイフは効果を発揮しないといわれています。

ただし、小顔治療や痩身を目的とした新・脂肪溶解リニアハイフの場合は、若年層でも推奨されています。
ハイフに限ったことではありませんが、より効果を実感するためには、悩みや目的、年齢に合ったものを選択することが重要です。

はじめての医療ハイフ新・脂肪溶解リニアハイフ

肌トラブルを抱えている人

超音波の熱エネルギーを使用するため、お肌の状態によっては医師の判断で施術が受けられない場合があります。特にアトピー・ヘルペス・ケロイドなどの肌トラブルを抱えている人には、かえって悪影響となるケースがあります。何かしらの肌疾患がある方は、カウンセリング時に必ず医師に伝えるようにしましょう。

重度な日焼けをしている人

重度な日焼けをしている場合は、ハイフを受けられません。日焼けした肌は乾燥していることでダメージを受けやすく、ハイフの熱エネルギーで炎症や色素沈着を引き起こす恐れがあるからです。

ハイフを受けたあとは、ダメージを防ぐために日焼け対策が欠かせません。重度な日焼けしている方、普段から日焼け対策ができていない方は、別の施術を検討した方がよいでしょう。仕事柄どうしても日焼けしてしまう人は、紫外線の少ない秋や冬の季節にハイフを受けるのもよい方法です。

妊娠中・授乳中・悪性腫瘍治療中・基礎疾患のある人

妊娠中の方、悪性膿瘍や自己免疫疾患の治療中の方など、基礎疾患によってはハイフは受けられないことがあります。持病・既往歴、服用中の薬など、カウンセリング時に必ず医師に伝えるようにしてください。

ハイフで効果が得やすい人の特徴

ハイフで効果が得やすい人は、主に下記のような特徴があります。

  • フェイスラインがたるんでいる
  • しわやほうれい線が目立つ
  • 二重あごに脂肪がついている

たるみ・しわ・ほうれい線は、主に加齢による肌の弾力低下やSMAS筋膜がゆるむことが原因といわれています。こういった悩みには、たるみ治療のハイフが効果的です。また二重あごが気になるという方は、脂肪細胞を減少させる新・脂肪溶解リニアハイフが適しているでしょう。

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ハイフで失敗するリスクを軽減させる方法

ハイフのリスクや副作用などは、術後のケアや過ごし方で軽減できます。
いざ受けてみて失敗した、とならないように次の点に注意しましょう。

適切な施術間隔と回数で治療をおこなう

ハイフは短期間に何度も受ければよいものではなく、適切な施術間隔と回数があります。ハイフによる超音波の熱エネルギーは、少なからず肌へダメージを与えるため、肌を回復させる期間を要します。したがって、適切な施術間隔で受けないと、思わぬ肌トラブルを引き起こす可能性があるのです。

一般的なたるみ治療のハイフは、3〜6ヵ月に1回の間隔で定期的に受けるとよいでしょう。新・脂肪溶解リニアハイフの場合は、2週間に1回を目安に3回程度受けることが推奨されています。

治療後のUV対策や保湿を徹底する

ハイフの治療後は肌が敏感になっており、デリケートな状態です。ダメージを受けやすいため、普段以上にUVケアや保湿を徹底するようにしましょう。施術後の紫外線による炎症や色素沈着のリスクを軽減できます。

血行を促進する行動は控える

治療後の生活の制限などは特にありませんが、治療後の当日は血行を促進する行動は避けた方がよいでしょう。腫れや赤みを生じさせたり、長引かせたりする可能性があるからです。当日のシャワーや入浴、飲酒などは問題ないですが、サウナや激しい運動などは避けるのが無難です。

湘南美容クリニックのハイフの特徴

湘南美容クリニックでは、特徴の異なる主に3つのハイフを取り扱っています。

医療ハイフ(ウルトラリフトプラスHIFU)は、超音波の熱エネルギーを与えるだけで皮膚組織をギュッと引き締め顔全体のたるみ改善が叶う治療です。
ほうれい線や口横のもたつき、顔全体のたるみ感は、皮膚組織がゆるんでできてしまう症状。そんなたるみには、まずは医療ハイフを。

新・脂肪溶解リニアハイフは、脂肪を溶解する新しいハイフとして人気の小顔治療です。あご下・フェイスラインに超音波を線上に照射することで、二重あごを解消したり、シャープな輪郭が手に入ります。

SBCハイフシャワーは、皮膚の浅い層にアプローチすることで、皮膚表面の引き締めや毛穴改善、肌質を整えられる治療です。月に1回のペースで受けられるため、気軽な肌のメンテナンスとしておすすめです。

脂肪を溶解する人気小顔治療「新・脂肪溶解リニアハイフ」
湘南美容クリニックの「新・脂肪溶解リニアハイフ」は、脂肪細胞を溶解して自然なボリュームダウンができる小顔治療です。

従来の医療ハイフに「リニア・カートリッジ」を装着することで、脂肪層の広域加熱が可能になり、脂肪細胞を溶かすことができます。溶解された脂肪細胞は老廃物となり、1〜3ヵ月かけて血管やリンパ腺を通って体外へ排出される仕組みです。一度破壊された細胞が再生されることはないため、リバウンドがしづらく、施術箇所は永続的な効果が期待できます。
注射や外科的な手術なしで小顔になりたい、顔痩せしたいという方におすすめのハイフ治療です。

担当医:西川 礼華 医師
施術名:新・脂肪溶解リニアハイフ
施術の説明:焦点式超音波エネルギーを応用することで、これまでのアプローチでは難しかった脂肪溶解を可能にし、メスを使わず、薬剤も打たずできる脂肪溶解施術。
施術の副作用(リスク):発赤・硬結・知覚鈍麻・熱傷を生じる可能性があります。
施術の価格:1回 25,000円~32,000円

新・脂肪溶解リニアハイフの詳細はこちら

ハイフで失敗しないために

「ハイフはやめたほうがいい」「ガンになる」などの憶測もありますが、ハイフは適切に受ければ確かな効果が得られる治療です。ハイフで失敗しないためには、施術間隔や回数を守る、肌ケアを徹底する、術後の激しい運動は避けるなどの注意点に気を付けるのはもちろん、クリニック選びも重要となります。ハイフの施術が適しているかどうかは医師が判断します。豊富な実績がある信頼できるクリニックで受けることが、リスク回避にもつながるでしょう。ご自身の悩みや顔のバランスなどを考慮したうえで、適切なハイフ治療を提案してくれるクリニックを選んでみてください。

湘南美容クリニックは、ハイフの累計症例数が約60万件以上の実績を誇ります。当院だからこそ幅広いニーズ・年齢層の方に、高い効果、低価格、高品質のハイフ治療が可能です。ハイフをご検討の方は、ぜひ湘南美容クリニックにお任せください。