医療ハイフは痛みが少ないといわれる一方、「痛かった」という声も少なくありません。実際はどのような痛みがあるのでしょうか。本記事では医療ハイフで痛みを感じやすい部位や、痛みを抑えるためのポイントをご紹介します。

医療ハイフは本当に痛いのか

医療ハイフは基本的に、麻酔なしで受けられる痛みが少ない施術です。多少の痛みはあるものの、我慢できる程度といわれています。ただし痛みの感じ方には個人差があるため、全く痛みを感じない方もいれば、強い痛みを感じる方もいます。
具体的には、次のような痛みが生じることがあるようです。

チクチク・ピリピリする痛み

医療ハイフは高密度な超音波の熱エネルギーを皮膚の深層に照射する施術です。これによって、熱感や細かい針のようなチクチク・ピリピリした痛みを感じる場合があります。

骨や奥歯に響くような痛み

医療ハイフの痛みは、骨や奥歯に響くような痛みと例えられます。これは皮膚が薄く、骨に近い部位に照射したときに感じることが多いためです。骨の骨膜には知覚神経が巡っており、特にエラ付近などでは奥歯や骨に響くような痛みを感じやすい傾向にあります。

医療ハイフの痛みを感じやすい部位

医療ハイフは特に、次のような部位が痛みを感じやすいといわれています。

  • 目元
  • あご下・首
  • 輪郭・エラ部分

皮膚が薄く、骨に近い箇所、つまり骨膜に当たりやすい箇所に痛みが生じやすいといえます。逆に頬など脂肪が付いている箇所の痛みは弱いといえるでしょう。

医療ハイフの「痛みが強い=効果が高い」は間違い

医療ハイフは痛みは「強ければ強いほど効果がある」とは一概にいえません。機械の出力が強いと効果も高い傾向にありますが、痛みも生じやすくなり、同時に肌に負担がかかりやすくなります。

たるみ治療をしているのに、肌トラブルが起きてしまっては本末転倒です。効果を期待してとにかく出力を上げて痛みに耐えるのではなく、個々の肌に合った施術をすることが重要です。火傷などのリスクにつながる可能性もあるので、強い痛みを感じたら我慢せず調整してもらいましょう。

はじめての医療ハイフ新・脂肪溶解リニアハイフ

医療ハイフの痛みを抑えるためのポイント

麻酔なしでできる施術とはいえ、誰しも痛みは抑えたいものです。
ここでは痛みを抑えるためのポイントをご紹介します。

出力を調整してもらう

痛みが心配な方は、まず担当の看護師に機器の出力を調整してもらいましょう。最初に試し打ちをしてもらいながら、パワーの調整が可能です。

また、痛みを感じにくい頬は出力高め、エラ部分は少し出力を下げてもらうなど、部位によって調整してもらうのもひとつの手です。慣れてきたら徐々に出力を上げていくなど、微調整してもらうとよいでしょう。

痛みの少ない医療ハイフ機器を選ぶ

痛みの感じ方は医療ハイフ機器によっても異なります。例えば「ウルセラ」と呼ばれる医療ハイフは、比較的痛みが生じやすいといわれています。しかし通常の医療ハイフや新脂肪溶解リニアハイフは、痛みは少ない傾向です。いずれも適切に施術を受ければ、しっかり効果を実感できます。

初めて医療ハイフを受ける方や痛みが心配な方は、医療ハイフや新脂肪溶解リニアハイフからまず受けてみるとよいでしょう。

痛みに配慮のあるクリニックを選ぶ

痛みに配慮のあるクリニックではその都度、痛みの有無や強さの確認があり、細かな要望にも応えてくれます。医療ハイフは基本的に麻酔はしませんが、麻酔クリームを塗布して痛みを和らげることも可能です。医療ハイフの痛みは、担当する看護師の技量や照射方法にもよるといえます。症例実績のあるクリニックであれば、経験豊富な医師や看護師が在籍しており、柔軟に対応してもらえるでしょう。

医療ハイフの痛み以外で生じる副作用

医療ハイフはダウンタイムや副作用もほぼなく、施術後も日常生活に支障なく過ごせます。しかし副作用はゼロではありません。痛み以外にも、考慮しておきたい副作用をご紹介します。

発赤・熱感

医療ハイフの照射部位の温度は65℃以上となるため、施術後は発赤や熱感が生じることがあります。通常は、ほんのり赤みが出る程度で時間の経過とともに気にならなくなります。とはいえ施術後に間もなく激しい運動をしたり、長時間入浴したりすると、赤みが長引く場合もあるため注意が必要です。術後数日間は、激しい運動などは控えるのが望ましいでしょう。

かゆみ

副作用で生じた赤みや腫れなどが修復する過程で、患部にかゆみが出ることもあります。患部を掻いたり触ったりすると、かえって赤みや腫れの治りが遅くなってしまうため、優しく肌ケアするようにしましょう。

乾燥

施術後は皮膚が敏感になっており、紫外線の影響を受けやすく、乾燥しやすい状態です。そのため、施術後の保湿とUV対策が重要となります。強い日差しを受けると色素沈着の原因にもなりうるため、日焼け止めはもちろん日傘をさすなど、いつも以上にUV対策と肌ケアを意識しましょう。

腫れ・浮腫

照射箇所に熱エネルギーによる熱変性が生じることで、腫れやむくみが出る場合があります。特に照射箇所に脂肪が多い場合に生じやすいといわれています。しかし、時間の経過とともに症状は改善されるため大きな心配は不要です。

痛みが少ないおすすめの医療ハイフ

最近の医療ハイフは照射スピードが早く、施術時間も短いため、痛みも少なくなってきています。なかでも痛みが少ない当院のおすすめの医療ハイフをご紹介します。

「ウルトラリフトプラスHIFU」は、照射スピードが早く痛みが少ない医療ハイフです。1回の施術で皮膚の異なる3層にトリプル照射ができ、たるみ改善だけでなく、肌の引き締めやハリ感を向上させる効果があります。たるみや小じわが気になり始める30〜40代の方に特におすすめです。

「新・脂肪溶解リニアハイフ」は、従来の医療ハイフに「カート・リッジ」を装着し、脂肪層をターゲットに熱を加え、脂肪細胞を溶解できる医療ハイフです。脂肪層にフォーカスして熱を加えるため、痛みは感じにくいといわれています。メスや注射を使用せず、痛みの少ない小顔治療を受けたい方におすすめです。

「SBCハイフシャワー」は、皮膚の浅い真皮層をターゲットに照射し、顔全体のタイトニングや毛穴改善、肌質改善が期待できる医療ハイフです。皮膚の浅い層に照射するため、痛みはほとんどないといわれています。ウルトラリフトプラスHIFUの処置後、月に1回の頻度で受けると医療ハイフの効果をさらに高められます。

脂肪を溶解する人気小顔治療「新・脂肪溶解リニアハイフ」

湘南美容クリニックの「新・脂肪溶解リニアハイフ」は、痛みやダウンタイムが心配な方でも安心して受けられる小顔治療です。脂肪吸引や脂肪溶解注射にともなうメスや注射は一切使用せず、超音波を照射するだけで脂肪減少ができます。

医療ハイフを線状に照射して脂肪層を広域加熱し、脂肪細胞を溶解します。破壊された脂肪細胞は老廃物となって体外へ排出され、自然にサイズダウンが可能です。
痛みが少ない医療ハイフを受けたい、身体に負担が少ない小顔治療を受けたい方は、「新・脂肪溶解リニアハイフ」をおすすめします。

【照射するだけでまるで脂肪吸引のような変化】

担当医:西川 礼華 医師
施術名:新・脂肪溶解リニアハイフ
施術の説明:焦点式超音波エネルギーを応用することで、これまでのアプローチでは難しかった脂肪溶解を可能にし、メスを使わず、薬剤も打たずできる脂肪溶解施術。
施術の副作用(リスク):発赤・硬結・知覚鈍麻・熱傷を生じる可能性があります。
施術の価格:24,000円~39,800円

新・脂肪溶解リニアハイフの詳細はこちら>

痛みが少ない医療ハイフなら湘南美容クリニック

医療ハイフは麻酔なしで受けられる痛みの少ない施術です。しかし感じ方には個人差があり、照射箇所によっては痛みが生じることもあります。出力を調整してもらったり、場合によっては麻酔クリームを塗布するなどで対処可能です。痛みが強いと予期せぬ肌トラブルやリスクにつながる可能性もあるため、我慢せずに担当医や看護師に申し出ましょう。

湘南美容クリニックでは、照射時の痛みの少ない最新の医療機器を取り扱っています。経験豊富な看護師が出力を微調整しながら、施術時間はなるべく短くスピーディーに照射するため、安心して施術を受けられます。痛みが不安という方は、まずは当院にご相談ください。