ダイエットをしたいけれど、何から始めたらよいのかわからず、お困りの方は多いでしょう。
ダイエットの成功には、適切な食事制限や運動が不可欠ですが、一時的に痩せられても、結局リバウンドをしてしまった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのが医療機関でおこなうダイエット注射です。

ここでは、ダイエット注射とはどういうものなのか、その種類や期待できる効果のほか、メリットや注意する点について解説いたします。湘南美容クリニックが提供するダイエット注射についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ダイエット注射とは？

ダイエット注射とは、医学的根拠に基づいて、痩身効果が認められている薬剤を注入することで、皮下脂肪または内臓脂肪の減少を目指す医療ダイエット方法のことです。お腹や背中のように広い範囲だけでなく、鼻などピンポイントの脂肪を減らすことができる特徴があります。

無理な食事制限が苦手な方や運動をする時間がない方、自己流のダイエットでリバウンドを繰り返している方でも、ダイエット注射であれば、ストレスを抑えながら痩せることができ、太りにくい体質に導く効果も期待できます。

ダイエット注射の主な種類

ダイエット注射の種類には、主に「脂肪溶解注射」と「食欲抑制注射」があります。それぞれ、どのような特徴があるのか、詳しく説明いたします。

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射とは、気になる部位に、有効成分を含む薬剤を直接注入することで、脂肪細胞を分解・溶解し、部分的に皮下脂肪を減らすことができる痩身治療です。
溶けた脂肪は静脈やリンパ管を通じて、老廃物として体外へ排出されます。

運動や食事制限だけでは落ちにくい、顔や二の腕、太ももの一部など、狭い範囲の脂肪細胞の数を減らすのに効果的です。一方、１回に注入できる薬剤の量は決まっているため、広範囲の皮下脂肪を落としたい場合には不向きです。また、脂肪溶解注射は皮下脂肪には効果がありますが、内臓脂肪にはアプローチできません。

食欲抑制注射

食欲抑制注射とは薬剤を注入することで、血糖値を低下させ、自然と食欲を抑制する作用がある注射です。

食べ過ぎを防ぎ、空腹感を抑えることで食事量が減り、結果的に内臓脂肪の減少が期待できます。食欲抑制注射で用いる薬剤の主な成分はヒトが本来有しているホルモンで、食べ物が胃から小腸へ移動するのを遅らせる作用があり、血糖値の急上昇をゆるやかにします。また、代謝を高めて脂肪の燃焼を促進する効果もあります。

ダイエット注射を受けるメリット

脂肪溶解注射には、「皮下脂肪に直接アプローチができる」「部分痩せができる」「リバウンドしにくい」といったメリットがあります。

皮下脂肪に直接アプローチができる

脂肪溶解注射のメリットのひとつとして、皮下脂肪に直接アプローチできることがあげられます。
内臓脂肪と比較して皮下脂肪は落ちにくく、きちんと落とすためには食事制限や運動の組み合わせが必要ですが、脂肪溶解注射では減らしたい皮下脂肪の部位に直接、薬剤を注入するだけで痩身効果が得られます。

部分痩せができる

注入する薬剤の種類や量を調節し、痩せたい部位に注射をすることで、狙った部位の部分痩せができます。通常のダイエットでは難しい鼻など、ピンポイントの脂肪を減らす効果も期待できます。

リバウンドしにくい

リバウンドしにくいことも、脂肪溶解注射の大きなメリットといえるでしょう。
脂肪溶解注射の施術によって、分解・溶解された脂肪細胞は、老廃物として体外に排出されますが、一度排出された脂肪細胞が再び増えることはありません。脂肪細胞の数自体が減るため、リバウンドしにくくなるのです。

また、脂肪溶解注射の薬剤は、代謝機能を高める効果も期待できるため、太りにくい体質に導くことができます。

食欲抑制注射のメリット

食欲抑制注射には「無理せず食事管理ができる」「体質改善ができる」といったメリットがあります。

無理せず食事管理ができる

通常のダイエットでは食事制限が必要になりますが、食欲抑制注射では、無理な食事管理をせずとも痩せることができます。

注入する薬剤の有効成分が視床下部に働きかけることで自然に食欲を抑制し食事量が減ることで、健康的に内臓脂肪が減少するのです。
また、過度な食事制限や空腹のストレスがなく、食事量の調整や管理もしやすくなります。

体質改善ができる

長期的に注射することで、食欲を抑えて食べ過ぎを防ぎ、無理なく太りにくい体質へ改善できます。
また、食後高血糖や肥満が要因となる、さまざまな疾患の予防にも役立ちます。

ダイエット注射を始める際の注意点

ダイエット注射を始めるにあたって、いくつか注意点があります。
あらかじめ知識を持ってから、治療を始めるとよいでしょう。

副作用について確認する

ダイエット注射には副作用やリスクがあります。どのような副作用があるのか確認しておきましょう。

脂肪溶解注射の副作用やリスク

ダウンタイムは身体を切る施術と比較し短いですが、注射を打った箇所に筋肉痛のような痛みや内出血、腫れや赤みが生じることがあります。また、この腫れは1週間程度続くことがあります。副作用は自然に落ち着きますが、大切な予定がある場合は直前の施術を避けましょう。

食欲抑制注射の副作用やリスク

治療初期に胃の不快感や張り感、頭痛や便秘・下痢などの消化器症状がでることがあります。続けていくことで多くの方が慣れていきますが、症状が強く気になる場合は、我慢をせずクリニックにご相談ください。

効果の出る期間を確認する

ダイエット注射の効果の出る期間は個人差があり、薬剤の種類や量によっても異なります。
効果が出るまで、どれくらいの期間が必要か、医師とのカウンセリングで確認し、納得したうえで施術を受けるとよいでしょう。

脂肪溶解注射の場合、脂肪が多すぎる部位には効果を感じにくいことがあります。また、1回だけの施術で、見た目にわかるほど大きな変化は期待できません。複数回の注射が必要になると考えておいたほうがよいでしょう。

湘南美容クリニックのダイエット注射を紹介

湘南美容クリニックでは、さまざまなダイエット注射の施術をご提供しています。それぞれの注射の種類や内容について説明いたします。

小顔注射「BNLSアルティメット」

「BNLSアルティメット」は、植物から抽出した成分を主成分とする脂肪溶解注射です。
痩せたい箇所に注射することで、薬剤に含まれる13種類の有効成分が作用し、体内の脂肪細胞の数を減少させる効果が期待できます。

「脂肪溶解」はもちろん、「脂肪燃焼」「肌の引き締め」「血液やリンパの流れの改善」「肌の再生」の作用があり、溶解した脂肪や身体に蓄積した老廃物が体外に排出されることで、3日程度で効果を感じられます。

ダウンタイムはほとんどなく、施術直後からメイクが可能です。

湘南美容クリニックの小顔注射「BNLSアルティメット」についてはこちらをご覧ください。
脂肪溶解注射 BNLS アルティメット（小顔注射）｜医療ダイエット・部分瘦せなら湘南美容クリニック【公式】

漢方配合脂肪溶解注射「山参（サンサム）注射」

「山参（サンサム）注射」は、高麗人参のなかでも、効果が高い薬剤として知られる山参と生薬エキス複合体を配合した脂肪溶解注射です。

薬剤を注入することで、施術部位の脂肪を減少させて部分痩せを可能にします。脂肪細胞の数を減らすため、リバウンドしにくいメリットがあります。

山参のサポニンという成分には脂肪細胞を溶解して老廃物の排出を促す作用があり、脂肪の蓄積を防ぎます。また、漢方で知られるゴオウなどの生薬配合エキスには、脂肪分解を促進し、食欲を抑制する効果があります。

湘南美容クリニックの「山参（サンサム）注射」についての詳細はこちらをご覧ください。
山参（サンサム）注射（高麗人参注射）｜医療ダイエット・部分瘦せなら湘南美容クリニック【公式】

ラクやせ外来「サクセンダ」

ラクやせ外来「サクセンダ」は、人が本来持っている消化管ホルモンの1種を主成分とする薬剤を注射することで、自然に食欲を抑制して食事量を減らし、無理なく体脂肪を付きにくくする痩身治療です。

サクセンダには、食べたものが胃から小腸へと移動するのを遅らせる作用もあり、ゆっくりと消化するため血糖値の急上昇を防ぎます。

医師の診察と指導のもと、患者さまご自身で毎日、注射をしていただきます。

湘南美容クリニックの「ラクやせ外来　サクセンダ」についてはこちらをご覧ください。
ラクやせ外来（サクセンダ）｜食欲抑制注射｜医療ダイエット・部分瘦せなら湘南美容クリニック【公式】

湘南美容クリニックのダイエット注射で効果的に脂肪減少

自己流でのダイエットはリバウンドのリスクがあり、無理な食事制限をすると健康を損ねてしまいます。ここまでご紹介したダイエット注射は、医療の力で効果的に皮下脂肪や内臓脂肪にアプローチすることが可能です。

また、それぞれの施術に特徴があり、患者さまの脂肪の量や状態や体質、痩せたい部位などによって、どれが適しているかは異なります。気になる施術がございましたら、ぜひ、お気軽に湘南美容クリニックのドクターへご相談ください。
無料のドクターカウンセリングのご予約は、電話･Web･メールで受け付けております。まずはダイエットのご予約から始めてみてはいかがでしょうか。