「お腹や二の腕、太ももなどに付いた脂肪を落として、ボディラインを整えたい」「もたついたフェイスラインを引き締めたい」「アゴ下のもたつきを解消して、小顔になりたい」など、身体や顔の脂肪に悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。

脂肪を落とすためにダイエットをしたくても、無理な食事制限や過度な運動は健康にまで影響する可能性があります。そこで、できるだけ短期間で効率的に痩せたい方に人気なのが、医療機関で受ける痩身治療です。なかでもおすすめの治療が、クールスカルプティング(クルスカダブル)とハイフです。

ここでは、湘南美容クリニックでも取り扱っているクールスカルプティングとハイフについて詳しく解説します。

クールスカルプティングとハイフの違い

医療機関で使用されているクールスカルプティングとハイフ。

クールスカルプティングは気になる部分の脂肪にダイレクトにアプローチして部分痩せを促します。いっぽう、ハイフは超音波治療で主に顔のたるみ改善やリフトアップ効果があります。

それではクールスカルプティングとハイフにはどのような違いがあるのかを紹介します。

クールスカルプティングとは

クールスカルプティングとは、脂肪組織がほかの組織よりも低温に弱い性質を利用して、皮膚を守りながら、メスを使わずに脂肪だけを冷却し、除去する治療方法です。

脂肪細胞そのものの数を減らすためリバウンドが起きにくく、個人差はありますが、施術部分の脂肪層の厚みの20%が減少するとの報告があります。クールスカルプティングは体重を減らすことが目的ではなく、ボディラインを整えるものです。

ハイフとは

ハイフとは、高密度焦点式超音波を利用して、皮膚の表面にダメージを与えずに、皮膚の内側から肌を引き締めてリフトアップする治療法です。

一点に超音波を集めて高温にし、ターゲットの皮膚層にピンポイントで照射。皮膚の深い層にまで熱エネルギーを届けることができます。皮膚の深層部にある、肌を支えるSMAS筋膜を加熱することで、気になるたるみを引き締め、リフトアップ効果が期待できます。

また、熱によりダメージを受けた肌の内部が治癒していく過程でコラーゲンの生成が促進されるため、顔の引き締めや弾力のある肌に導く効果が期待できます。

湘南美容クリニックでは、痛みを最小限に抑えたハイフ機器を使用しています。施術時間が短く、肌表面を傷つけないため、ダウンタイムもほとんどありません。フェイスラインやアゴ、頬、まぶたやアゴ下、首のたるみなど、気になる部位を全体的に引き締め、小顔を目指せます。

リポハイフ(新・脂肪溶解リニアハイフ)との違い

名称の似ている施術として「リポハイフ(新・脂肪溶解リニアハイフ)」があります。

この施術はHIFU(高密度焦点式超音波)を当て、脂肪層を58℃程まで熱することにより脂肪溶解を発生させる施術です。溶解した脂肪細胞は代謝により、自然と体外へ排出されます。

顔のたるみだけではなく、顔に脂肪がついていることが悩みの方におススメの施術です。

施術の詳細については下記をご覧ください。
新・脂肪溶解リニアハイフ|医療ハイフなら湘南美容クリニック【公式】

クールスカルプティングのやせる仕組み

人の身体の主成分は水ですが、脂肪細胞は多くが油(脂肪)でできています。油は水よりも高い温度で凝固する性質があり、クールスカルプティングでは、この水と油の氷点の違いを利用して脂肪だけが凝固する温度で冷却することで、脂肪のみを選択的に凝固させます。

また、部位に合わせて専用のアプリケーターを使用することで効果的な施術が可能になるのです。

なお、シャーベット状に凝固した脂肪細胞はアポトーシス(自然死)を起こし、約2~3ヵ月かけて体外へ少しずつ排出されます。

ハイフのリフトアップ効果の仕組み

頬やフェイスラインのたるみ、ほうれい線などの原因のひとつが、肌の深層にあるSMAS筋膜(表在性筋膜)の緩みです。ハイフは超音波の熱エネルギーを深部にまで届けることで、緩んだ筋膜を引き締める効果があります。

湘南美容クリニックの「ウルトラリフトプラスHIFU」では、SMAS筋膜層・脂肪層・真皮層の3層へトリプル照射し、同時にアプローチすることで、皮膚表面の引締めに役立ちます。小じわや毛穴がキュッと引き締まることで、施術直後からお肌の変化を実感いただきやすくなっています。
施術の詳細については下記をご覧ください。
ウルトラリフトプラスHIFU|医療ハイフなら湘南美容クリニック【公式】

クールスカルプティングとハイフの比較

クールスカルプティングとハイフの違いについて、詳しく比較しながら見ていきます。

施術可能な部位の違い

クールスカルプティングはアゴ下やお腹、お尻の下(バナナロール)、太ももなどの多くの部位の部分痩せの施術ができますが、あご下以外の顔には対応していません。

いっぽう、ハイフは顔のたるみの引き締めやリフトアップを目的におこなわれることが多いのですが、二の腕やお腹、お尻、太もも、ふくらはぎなどあらゆる部位に使用できます。
顔の施術では、目元の小じわやほうれい線、額のしわなどの細かい部分のケアも可能です。

効果の違い

クールスカルプティングは脂肪細胞の自然死(アポトーシス)から代謝による排出まで時間がかかるため、見た目の変化がわかるようになるまでには、2~3ヵ月程度を要する方が多いようです。

ハイフは超音波の熱エネルギーを肌の深部にあるSMAS筋膜にダイレクトに届け、たるみを引き締め、リフトアップに影響します。フェイスラインや頬、まぶたやアゴ下などに効果的です。施術後すぐに効果を実感しやすい特徴があります。

費用の違い

湘南美容クリニックのクールスカルプティングの料金は、1エリアで約3万円~5万円となっています。
正確な個別ケースごとの料金は、医師が診察をしたうえで、患者さまの体質、脂肪の量、使用するアプリケーターなどを考慮したうえで決まります。

ハイフの料金は、1回当たり約4万円~6万円で、施術部位によって料金が変わります。

症例写真

湘南美容クリニックで、実際にクールスカルプティングとハイフの施術を受けた患者さまの症例をご紹介します。

クールスカルプティング

アゴ下の症例

Aさんはアゴ下左右1エリアに、クールスカルプティングの施術を2回受けました。

施術前アゴ下に脂肪が付いて二重アゴになっており、首が短く見えます。顔全体がもったりとした印象です。

二回目の施術後にはアゴ下がすっきりして、顔全体が引き締まりメリハリが生まれました。首も少し長くなったように見えます。

クールスカルプティング症例_アゴ下
施術名:クールスカルプティング(R)
施術の説明:脂肪組織がほかの組織よりも低温に弱いという性質を利用し、皮膚などを守りながら脂肪だけを冷却させ、除去する痩身治療です。
施術の副作用(リスク):発赤・内出血・硬結・知覚純麻・凍傷・色素沈着・逆説的過形成・輪郭異常を生じる可能性があります。
施術の価格:29,800円~49,800円

太ももの症例

こちらは、太ももの内側の2エリアにクールスカルプティングを受けたBさんの症例です。

施術前は太もも全体に脂肪が付き、むくんでいるように見えます。施術後には太ももがすっきりして、細くなりました。皮膚も引き締まったように見えます。

クールスカルプティング症例_太もも
施術名:クールスカルプティング(R)
施術の説明:脂肪組織がほかの組織よりも低温に弱いという性質を利用し、皮膚などを守りながら脂肪だけを冷却させ、除去する痩身治療です。
施術の副作用(リスク):発赤・内出血・硬結・知覚純麻・凍傷・色素沈着・逆説的過形成・輪郭異常を生じる可能性があります。
施術の価格:29,800円~49,800円

ハイフ

次にハイフの施術を受けた患者さまの、アゴ下とフェイスラインの症例をご紹介します。

アゴ下の症例

アゴ下のもたつきに悩んでいたCさんの症例です。アゴ下にウルトラリフトプラスHIFUの施術を受けていただきました。

施術前はアゴ下に脂肪が付き、もたついて見えます。また、全体的がふっくらとして顔が大きく見えます。

施術後ではアゴ下から首にかけてすっきりして引き締まり、顔も一回り小さくなったように見えます。

ハイフ症例_アゴ下
施術名:ウルトラリフトプラスHIFU
施術の説明:ピンポイントで熱ダメージを与えたコラーゲンが縮むことで、たるみを改善する治療です。
施術の副作用(リスク):発赤・熱感・痒み・痛み・乾燥を生じる可能性があります。
施術の価格:24,000円~39,800円

フェイスラインの症例

フェイスラインのもたつきに悩んでいたDさんの症例です。新・脂肪溶解リニアハイフの施術を受けていただきました。

施術前は皮膚にハリがなく頬の脂肪がたるみ、全体的に下垂しているように見えます。

施術後には頬のたるみが引き上がりすっきりしました。フェイスラインが引き締まり、シャープになっています。見た目の印象もぐっと若々しくなりました。

ハイフ症例_フェイスライン
施術名:新・脂肪溶解リニアハイフ
施術の説明:焦点式超音波エネルギーを応用することで、これまでのアプローチでは難しかった脂肪溶解を可能にし、メスを使わず、薬剤も打たずにできる脂肪溶解施術。
施術の副作用(リスク):発赤・硬結・知覚鈍麻・熱傷を生じる可能性があります。
施術の価格:30,000円~84,000円

施術を担当した湘南美容皮フ科 新宿東口院院長 宮里翔子医師のコメント
フェイスラインのもたつきが気になるとのことで、新・脂肪溶解リニアハイフを提案させていただきました。熱を加えることによるタイトニング(引き締め)効果があるので、たるみにくくボリュームを減らせるのがメリットです。気になっていたもたつきがなくなって、すっきりしたお顔になりましたね!!!

クールスカルプティングとハイフはどちらがおすすめ?

クールスカルプティングとハイフとは、どちらを選べばよいのか迷う方もいらっしゃるでしょう。では、実際にどのような方におすすめなのか、施術の特徴からご説明いたします。

クールスカルプティングがおすすめの方

クールスカルプティングは内臓脂肪ではなく、皮下脂肪にアプローチする施術です。セルフダイエットでは難しい部分痩せができることも、人気の理由のひとつです。

脂肪細胞そのものの数を減らすためリバウンドを起こしにくいメリットもあります。

クールスカルプティングはこのような方におすすめです。

  • 皮下脂肪が多い方
  • リバウンドをしたくない方
  • できるだけ痛みの少ない施術を希望する方
  • 二重アゴをすっきりさせたい方
  • 太ももや二の腕が気になる方
  • 運動や食事制限が苦手な方

ハイフがおすすめの方

ハイフは、たるみの原因となる肌の皮下組織をピンポイントで施術でき、面積の小さなカートリッジを使用することで、目元など細かい部分やカーブがある場所でも対応できます。

フェイスラインの引き締めやしわ、ほうれい線などにも、高い効果が期待できます。

ハイフはこのような方におすすめです。

  • エイジングケアが気になる方
  • フェイスラインや頬のたるみが気になる方
  • しわやほうれい線が気になる方
  • 目元のたるみをケアしたい方
  • たるみを引き締めて小顔を目指したい方

クールスカルプティングとハイフの併用

クールスカルプティングは脂肪細胞の数を減らすことで痩身効果を期待する施術です。

一方、ハイフは皮膚の深部に超音波を届かせることで、たるみを引き締め、リフトアップ効果も期待できる施術です。

まずはクールスカルプティングで気になる脂肪を除去したあとに、たるみが気になるようであれば、ハイフを併用してみるとよいでしょう。

クールスカルプティングもハイフも湘南美容クリニックで

脂肪が付いている部位や質、量、どのようになりたいのかなどによって、どの施術を受けたらよいのかが変わってきます。

湘南美容クリニックでは、クールスカルプティング(クルスカダブル)やハイフの施術どちらもおこなっており、症例も多く重ねてきています。できるだけ、食事制限や運動をせずに脂肪を減らしたい方は、クールスカルプティングやハイフなどの医療機器を利用した施術を検討してみてはいかがでしょうか。

また、湘南美容クリニックでは従来のクールスカルプティングから進化し、2エリア同時施術可能、吸引時のフィット感がアップしたクールスカルプティングエリートを使用しております。

無料カウンセリングのご予約はお電話やWeb、メールでも受け付けております。この機会にぜひ、湘南美容クリニックのドクターカウンセリングへのお申し込みください。