【症例付き】漢方は医療ダイエットに使用されている？漢方の基礎知識や具体的な施術方法を紹介

ダイエットしてもリバウンドを繰り返してしまう」、「運動が苦手だからダイエットが続かない」、「食事制限をすると反動でたくさん食べてしまう」などダイエットの効果が出にくいというお悩みはありませんか？

昨今、無理なく部分痩せができてリバウンドしにくく、ゆるやかに体質を改善できる点などが評価されて漢方薬を用いた医療ダイエットが注目を浴びています。ここでは漢方薬を使用した医療ダイエットとして人気の高い山参（サンサム）注射の基本的な情報をはじめ、西洋医学との違いや、湘南美容クリニックにおける症例などをご紹介します。

そもそも漢方とは

漢方は元々中国から伝わった伝統医学で6世紀頃日本に伝えられたと言われ、日本人の身体や気候に合わせて日本流に改良しながら独自の発展をとげてきました。
オランダから伝わった西洋医学の蘭方に対する呼び方として、中国医学を土台にした伝統的な日本の医学を漢方と呼ぶようになりました。
西洋医学では診察や検査で病名を明らかにして治療を行いますが、漢方は病気に対する身体の反応を見て診断し、治療をおこないます。

つまり漢方は病気ではなく病人をみるという考えで、不調が出ている身体の一部分だけでなく、全体のバランスを総合的に見るのが漢方の大きな特徴です。

西洋医学の薬との違い

西洋医学の治療ターゲットは「病気そのもの」なのに対し、漢方医学では「病気を持つ人自身」だと考えるため、西洋医学と漢方医学の薬に対する考え方も異なります。

西洋医学

西洋医学は病気の原因となっている器官、部位などの治癒・改善のために局所へアプローチすることが特徴です。

西洋医学の薬は科学的に合成されたもので、その多くが単一成分でできており、症状として起きている現象に対して局所的に対応します。そのため病気を診る場合、客観性を重視し自覚症状だけでなく、他覚症状や検査数値も重視します。客観的に症状を見て局所に対して薬での治癒を目指すため、薬の効果が切れると元の状態に戻ってしまう場合もあります。

漢方医学

当方医学は人それぞれの体質や心身の状態などに合わせて、漢方薬や自然治癒力を利用した個人へのアプローチが特徴です。

漢方薬は、薬効のある植物や動物、鉱物などから作られた200種類以上ある生薬の中から、2種類以上を組み合わせて使われます。さまざまな効用がある複数の生薬を組み合わせることで、より個人の症状に対して効果を高めることが可能です。
また、西洋医学の薬と比べると、漢方薬は自然由来の原料であることや、ひとり一人に合った調合をしているため、副作用が少ない傾向があります。

医療ダイエットにも漢方が使用されている？

西洋医学と漢方医学では得意な部分が異なるため、西洋薬と漢方薬を組み合わせることで、リバウンドの防止やメタボリックシンドローム対策などダイエットを効率的におこなうことができます。医療ダイエットの施術についても同様です。

先述の通り、西洋医学による医療ダイエットは一般的に即効性があり、「痩せたい部位」への局所的なアプローチを得意とします。たとえば、脂肪溶解注射やクールスカルプティングをはじめとした痩身マシンなどです。

一方、東方医学による医療ダイエットは、痩せたい部位だけでなく、全体のバランスを整え、全身にアプローチが可能です。漢方薬に含まれる複数の有効成分により、脂肪燃焼だけでなく、低代謝や冷えなどの「太る根本原因を改善」していくことを得意とします。

つまり西洋医学と漢方医学で優劣を付けるのでは無く、上手に併用することで、「痩せたい部位の即効性」と「太りにくくするための体質改善」の両立を目指すことが可能です。

漢方薬による医療ダイエットが向いている方

　
以下のようなお悩みや症状をお持ちの方は漢方薬のダイエットが向いています。
　

• 運動をしても痩せにくい
• あまり食べていなくても体重が増える
• 体重が落ちてもリバウンドしやすい
• 無理なダイエットをすると体調を崩しやすい
• 低体温で代謝が低く、むくみやすい
• 便秘になりやすく下腹部がぽっこりしている
• ダイエットをすると肌あれしやすい
• メタボリックシンドロームと指摘された

ダイエット効果が高い湘南美容クリニックの山参（サンサム）注射

漢方薬を配合した医療ダイエット方法として、山参（サンサム）注射があります。
山参注射とは脂肪溶解注射の一種で、漢方薬として高麗人参と生薬エキス複合体を配合した薬剤を気になる部位に注射して脂肪を溶解させ、部分痩せを可能にした肥満治療です。また、脂肪細胞の数を減少させるため、リバウンドしにくい特徴があります。

また、絶妙なバランスで希少性の高い「山参（サンサム）」と「生薬エキス複合体」を配合しているため、脂肪減少効果だけでなく薬剤が吸収される間、基礎代謝アップや食欲抑制効果も発揮します。定期的に施術を受けることで根本から痩せやすい体質にしていくことができます。

対応部位は下記のとおりです。

山参注射の施術時間は短時間で終わり、効果の出方が早い治療なので特別なイベントの前などすぐに変化を出したい方や、部分痩せをしたいけど忙しくて時間が取れない方におすすめの治療方法です。

【湘南美容クリニック】山参注射の症例写真

ここまで漢方医学の特徴や西洋医学との違い、漢方医学を応用した山参注射についてご紹介しました。ここからは実際に山参注射の施術を受けた方の症例写真をご紹介します。

施術前と施術2週間後の違いについて見ていきましょう。

施術前

あごから首の境目がはっきりしていない印象です。フェイスラインがぼやけているため、骨格より顔が大きいように見えてしまっています。

施術後

1回目の施術2週間後の様子です。フェイスラインとあご下に各1本ずつ施術しています。
顔の輪郭とフェイスラインが引き締まってはっきり見え、横からのEライン（※）がきれいにあるため、顔が小さく鼻が高くなったように見えます。
※エステティックラインの略称（鼻の先端と下あごを結んだライン）

医療ダイエットとして漢方を使用する際の注意点

医療ダイエットとして漢方を使用する際はいくつか注意する点があるため注意しましょう。

信頼できるものを使用する

医療ダイエットは漢方薬ならどれでもよいというものではありません。
配合されている成分やほかの施術との違いを知り、納得して信頼できるものを使用しましょう。今回ご紹介している山参注射も患者さまの状態に合わせて適切な部位に適切な容量で使用することで、その効果を最大限に発揮できます。

湘南美容クリニックでは、ドクターによる無料カウンセリングを行っていますので、山参注射をはじめ、さまざまなダイエット施術について相談できます。そのうえで、自分の理想のダイエットに合った信頼できるものを使用するようにしましょう。

医師の指導の下、使用する

漢方の効き目は一般的には穏やかなものが多いですが、副作用が出る場合もあります。
山参注射の場合は、まれに注射をする際、内出血や部分的な発赤・腫れ・疼痛・つっぱり感・熱感・硬結を生じる可能性があります。そのため、医師の指導の下、施術を受けるとともに、何か違和感があれば、すぐ医師に相談をして、指導に従うようにしましょう。

漢方を使用した効果的なダイエットは湘南美容クリニックで実現
山参注射であれば漢方の力を利用して痛みやダウンタイムをほとんど気にすることなく、無理なく部分痩せができるので、引き締まったウエストや小顔効果が期待できるでしょう。
セルフケアでは効果がでなかった方や、医療ダイエットによる短期間での効果を期待している方に向いています。

湘南美容クリニックでは多くの症例とノウハウがあるため、漢方を使用した医療ダイエットも他の施術メニューと組み合わせてより効果を高めることができます。
例えば「小顔にしたい」ならば「山参注射＋エラボトックス」で小顔にダブルアプローチをしたり、「ダイエット効果をもっと出したい」ならば「山参注射＋クールスカルプティング」で広範囲な脂肪と細かい脂肪にダブルアプローチすることが可能です。

まずは山参注射の治療内容やおすすめの施術について、無料カウンセリングをご利用ください。