ハイフは「切らないたるみ治療」といわれていますが、その仕組みを理解している方は少ないのではないでしょうか。ハイフを受けるなら、メリット・デメリットも考慮して検討したいところです。本記事では、ハイフとはどのような治療なのか、たるみ改善の仕組みや、メリット・デメリットをご紹介します。

ハイフとは

ハイフとは、超音波の熱エネルギーを皮膚の深層に当てることで、肌を内側から引き締めるたるみ治療です。

専用のハイフ機器を用いて照射し、たるみ改善・リフトアップ・小顔・肌質改善などの効果が期待できます。施術時間は30〜60分程度です。メスや注射を使わないため、痛みやダウンタイムはほぼありません。負担が少なく、手軽に受けられる美容医療として人気を集めています。

また最近では施術方法も多様化してきており、湘南美容クリニックでは脂肪を溶解する新しいハイフとして、痩身治療の新・脂肪溶解リニアハイフも登場しています。

ハイフの仕組み

ハイフは「切らないたるみ治療」ともいわれています。外科的なアプローチなしでたるみを改善できるのは、皮膚の土台と呼ばれる「SMAS筋膜」まで超音波を照射できるからです。

顔のたるみは、主にこのSMAS筋膜が加齢とともにゆるむことで生じています。ハイフは肌表面は傷付けず、SMAS筋膜などの皮膚深層のみを狙って照射することができます。超音波の熱エネルギーによって皮膚深層が引き締まり、また熱ダメージによるコラーゲン・エラスチン生成が促され、たるみ改善だけでなく肌質改善もできる仕組みです。

ハイフがおすすめの方

ほうれい線が深くなってきた、フェイスライン・輪郭がゆがんできた、もっとシュッとした輪郭に整えたい!と感じる方におすすめの治療です。
部位や症状別におすすめポイントを解説していきます。

顔全体のたるみが気になる方

皮膚の土台となるSMAS筋膜や深層組織が加齢によってゆるむと、顔全体のたるみとなって現れます。目元のゴルゴラインや口元のもたつき、頬やフェイスラインのたるみなどはよくある加齢のサインです。そんな顔全体のたるみに、皮膚深層までアプローチして引き締めることで、自然なリフトアップが叶います。

しわやほうれい線が目立つ方

しわやほうれい線は、主に皮膚の弾力低下や肌の乾燥などによって生じます。ハイフは目元や顔全体の小じわ、ほうれい線ケアとしてもおすすめです。SMAS筋膜の引き締めでほうれい線を目立たなくするとともに、エラスチンとコラーゲンの生成によってハリ回復としわ改善につながります。

二重あごをなくしたい方

あご下やフェイスラインの脂肪によって、二重あごや輪郭にぼやけが生じます。脂肪を部分的に落とすことは、ダイエットやマッサージによるセルフケアでは困難です。

しかし脂肪を溶かす新・脂肪溶解リニアハイフであれば、あご下の部分痩せが叶います。ハイフはたるみ治療としてよく知られていますが、脂肪を溶解する痩身治療としても用いられます。熱によって脂肪細胞を溶解・破壊し、自然なボリュームダウンが期待できるため、顔の部分痩せや小顔を目指したい方におすすめです。

はじめての医療ハイフ新・脂肪溶解リニアハイフ

ハイフのメリット

通常のハイフでは「痛みやダウンタイムを抑えられる」「短時間で施術ができる」などのメリットがあり、湘南美容クリニックの新脂肪溶解リニアハイフではさらに「リバウンドが起こりにくい」「広範囲な脂肪層にアプロ―チできる」などの特徴があります。ここからはそれぞれについて見ていきましょう。

痛みとダウンタイムを最低限に抑えて治療できる

ハイフはメスや注射、糸などが不要な非侵襲治療(生体を傷つけない治療)です。施術中の痛みもほぼなく、麻酔も必要ありません。また、照射する熱エネルギーは、皮膚表面や周辺組織に傷付けることなく、狙いを定めた皮膚層や脂肪細胞のみにアプローチするため、ダウンタイムはほぼありません。初めての方でも手軽に受けられるたるみ・痩身治療です。

短時間で施術ができる

ハイフの施術時間は、30〜60分程度と短時間です。仕事帰りやスキマ時間などを利用して手軽に受けることもできるでしょう。術直後からメイクも可能で、日常生活に支障なく治療を続けられます。

リバウンドが起こりにくい

脂肪を溶解する新・脂肪溶解リニアハイフは、脂肪細胞自体を破壊して減少させる痩身治療です。一度破壊された細胞は老廃物となって体外へ排出され、再生されることはありません。そのため新・脂肪溶解リニアハイフの施術を受けた箇所はリバウンドが起こりにくく、理想の小顔やフェイスラインが永続的に手に入ります。

広範囲な脂肪層にもアプローチできる

新・脂肪溶解リニアハイフでは、従来の点状に照射するハイフに「リニア・カートリッジ」を装着することで、熱エネルギーを線上に照射できるようになりました。これにより脂肪層の広域加熱が可能になり、広範囲にアプローチして脂肪のボリュームダウンが叶えられます。

湘南美容クリニックでは、ショット数が増えてさらに効果的になった「新・脂肪溶解リニアハイフ」を取り扱っています。小顔になりたい、シャープな輪郭が欲しい方におすすめです。

新・脂肪溶解リニアハイフの詳細はこちら

ハイフのデメリット

一方で通常のハイフでは「人によって多少の副作用がある」「治療を受けられない場合もある」といったデメリットがあり、湘南美容クリニックの新脂肪溶解リニアハイフでは「施術を数回おこなう必要がある」というデメリットもあげられます。ハイフをお考えの方はメリットだけでなくデメリットも確認したうえで、ご自身に合った施術をお選びください。、主に次の3つがあげられます。

人によって多少の副作用がある

ハイフはダウンタイムがほとんどありませんが、人によっては施術中に多少の痛みを感じる場合があります。また術後は、赤み・腫れ・火傷・熱感など、知覚障害が生じるリスクはゼロではありません。

ただし副作用はいずれも軽いものであり、リスクといってもごく稀です。安全にハイフを受けるためには、信頼と実績のあるクリニックで医療ハイフを受けるようにしましょう。

治療を受けられない場合もある

ハイフは以下のような場合、医師の判断によって施術が受けられないことがあるため注意が必要です。

  • 持病の治療中の方(悪性腫瘍・自己免疫疾患・基礎疾患)
  • 何らかの既往歴がある方
  • アレルギーをお持ちの方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 内服薬・外用薬を使用中の方

また、お肌の状態や年齢によって、治療をおすすめできない場合もあります。ハイフを受ける際は、ご自身の疾患や服用中の薬などがあれば必ず医師に申告しましょう。

施術を数回おこなう必要がある

ハイフは複数回受けることで効果を発揮する治療です。1回の施術で大きな効果を求める方には、不向きな場合もあります。ただしハイフの効果は個人差があり、1回の施術で引き締め効果を感じる方もいます。効果の実感は、施術から約3週間後からリフトアップ効果が現れ始めます。

新・脂肪溶解リニアハイフの部分痩せ効果は、1〜3ヵ月程度かけてボリュームダウンを実感できるでしょう。より効果を実感させるために、3回程度の施術が推奨されています。

ハイフはやめたほうがいいと言われることもある

ハイフは人気の美容医療ですが、ときに効果や安全性の観点から「やめた方がいい」といわれることがあります。しかしそのような注意喚起は、多くの場合「エステハイフ」のことを指しています。

医療機関でおこなう医療ハイフは、医師や医療資格を有した看護師が施術を担当するため安心です。万が一肌トラブルがあった場合も、医師が迅速に対応ができるため、医療ハイフであれば効果が高く、安全に治療ができるでしょう。

ハイフはやめたほうがいい?失敗しないために知っておくべき知識とは>

湘南美容クリニックのハイフをご紹介

湘南美容クリニックでは、特徴の異なる以下の3つのハイフを取り扱っています。

医療ハイフ(ウルトラリフトプラスHIFU)は、超音波の熱エネルギーを与えるだけで皮膚組織をギュッと引き締め顔全体のたるみ改善が叶う治療です。
ほうれい線や口横のもたつき、顔全体のたるみ感は、皮膚組織がゆるんでできてしまう症状。そんなたるみには、まずは医療ハイフを。

新・脂肪溶解リニアハイフは、脂肪を減少させる新しいハイフとして人気の小顔治療です。シャープな輪郭が欲しい、顔の部分痩せがしたい10代・20代の若年層に特におすすめです。

SBCハイフシャワーは、月に1度のメンテナンスとしても受けられる、タイトニングや肌質改善効果のあるハイフです。肌のツヤ・ハリをキープしたい方におすすめです。

脂肪を溶解する人気小顔治療「新・脂肪溶解リニアハイフ」

湘南美容クリニックの「新・脂肪溶解リニアハイフ」は、まったく新しいハイフとしてさらに効果的にリニューアルされた小顔・痩身治療です。

痩身治療というと、脂肪溶解注射や脂肪吸引があげられますが、脂肪溶解リニアハイフは高密度な超音波を線上に照射し、熱エネルギーを用いて脂肪を減少させます。脂肪層を58℃前後で熱することで、熱変換で脂肪溶解が生じ、自然とボリュームダウンができる仕組みです。フェイスラインとあご下に超音波を当てるだけなので、注射や痛みが苦手な方でも安心して受けられるでしょう。まるで脂肪吸引のような顔痩せが期待でき、3回を目安に継続して受けることで理想的な小顔やシャープな輪郭が手に入ります。

新・脂肪溶解リニアハイフ180shot3回照射
担当医:西川 礼華 医師
施術名:新・脂肪溶解リニアハイフ
施術の説明:焦点式超音波エネルギーを応用することで、これまでのアプローチでは難しかった脂肪溶解を可能にし、メスを使わず、薬剤も打たずできる脂肪溶解施術。
施術の副作用(リスク):発赤・硬結・知覚鈍麻・熱傷を生じる可能性があります。
施術の価格:1回 25,000円~32,000円

新・脂肪溶解リニアHIFUの料金詳細はこちら

ハイフの治療を適切に受けるために

ハイフは、切らずにリフトアップが叶うたるみ治療です。顔全体のたるみはもちろん、小じわ・ほうれい線・二重あごの改善にも効果が期待できます。特に10代・20代の若年層では、小顔治療として新・脂肪溶解リニアハイフがおすすめです。あご下やフェイスラインに照射することで脂肪を溶解し、自然なボリュームダウンが目指せます。

湘南美容クリニックでは、ご自身の悩みに合った適切なハイフの治療をご提案します。顔のたるみが気になってきた、輪郭がぼやけてきたという方は、湘南美容クリニックの医療ハイフを検討してみてはいかがでしょうか。まずは無料カウンセリングでご相談ください。