予約・お問い合わせ
美容外科 MENU
Language
No.26798 / 1480件中
豊胸・バストの修正のよくある質問21~25歳(東京都)
ご質問ありがとうございます!
何をもって危険、安全とするかですね。
全身麻酔は全身麻酔そのものが安全というわけではなく、麻酔科医師の管理下、適切なモニタリングのもと十分な鎮痛、鎮静、筋弛緩が得られ、執刀医が手術のみに集中できるというのがメリットでしょう。デメリットは麻酔科医の人件費が上乗せになるという点でしょうか。
SBCで行われている胸部硬膜外麻酔は当然弊社オリジナルでもなんでもなく、保険診療の手術でも広範に行われています。なんなら全身麻酔と併用することが前提ですらあります。メリットは少量で広域に鎮痛効果が得られるため局所麻酔の量を減じることができ局所麻酔中毒のリスクを下げることができる、十分な鎮痛が得られることで過剰な静脈麻酔による鎮静が不要となる(管理のしやすさに繋がる)、なによりもコストが低いといったメリットがあります。
デメリットは手技自体が難しい(昨今の若手医師は忌避する傾向にあるという教科書の記載も見たことがあります。)カテーテル挿入に合併しうる各種リスク等でしょう。
硬膜外麻酔をやらないことで回避できる合併症は硬膜外血腫です。こちらは1万人に一人(25人/45万人という数字も....)と言われていますが高齢者や抗血栓療法の併用などがリスクです。一方で全身麻酔を行わないことで回避できる合併症は悪性高熱ですが、こちらは10万人に一人と言われており体質、遺伝が主たるリスクです。
私の意見、という言い方ですと予算に余裕がある方は麻酔科医に依頼の上全身麻酔で手術を行うメリットはあるでしょうが、限られた予算と設備で価格以上の価値を提供しようというSBCのモットーの範囲では硬膜外麻酔の使用はお客様患者様に利するところも大きいという判断のように思います。
新宿本院では全身麻酔のでの手術の対応も可能です。
必要に応じご検討ください。
回答が長くなってすみません。
松浦 翔ドクターへの相談メール
ある美容外科で豊胸で硬膜外麻酔は危険で、全身麻酔の方が安全と言っていましたが、先生の意見はどうですか?