デリケートゾーンのにおいケアは夏だけすればよい？

汗は夏に限らずかくため、デリケートゾーンのにおいケアは1年中しましょう

夏は汗をよくかき冬は重ね着をしてムレやすく、どの季節もデリケートゾーンのにおいケアは欠かせません。そして外出先でデリケートゾーンのにおいが気になった時にもケア方法を準備しておくと安心です。

まず専用の拭き取シートを持ち歩くことで、ウェットティッシュよりも柔らかい素材でつくられているため刺激を抑えたケアができます。そしてナプキンやおりものシートの予備を持っていき、2～3時間を目安としてこまめに交換しましょう。

また汗をかく機能を回復させて汗自体のにおいを弱めるには、有酸素運動を数週間続けます。

夏はたくさん汗をかき冬はムレやすくにおいの元になります

夏は気温が高く汗をかきやすいためデリケートゾーンにも汚れがたまりやすくなり、においも発生しがちです。夏に身に着ける衣服の素材は通気性の良いものが多くムレの予防に役立ちますが、汗に含まれる汚れは残ってしまい臭いの元になることがあります。

また夏であってもエアコンの効きすぎた環境で仕事などをすることが多ければ重ね着をします。しかし外へそのまま出ると暑いために汗をかき、デリケートゾーンにムレが生じてにおいになるでしょう。

そして冬であれば気温が低いため汗はそれほどかかず、デリケートゾーンも汚れが目立ちにくいと思いがちですが、暖房の効いた環境で過ごすことが多いとにおいが強くなりやすいでしょう。これは冬に重ね着することと関係があり、下着や衣服の枚数が増えるほど通気性は下がるためムレやすくなった結果、デリケートゾーンににおいが起きます。

したがってデリケートゾーンのにおいケアは夏だけでよいわけではなく冬も行い、1年中気にかけておくことが必要です。

外出先でもできるデリケートゾーンのにおいケアを用意しましょう

職場や外出先でデリケートゾーンのにおいが気になった時、すぐにお手入れできる方法を知っておくと過ごしやすくなります。行いやすい自分にあったやり方を準備しておきましょう。

デリケートゾーン用につくられたウェットティッシュのことですが、一般的なものよりも繊維が細く柔らかい製品になっているため、優しくデリケートゾーンの汚れを拭き取ります。香り付きのタイプもあり、バッグに入れて置けるコンパクトなタイプを用意すると安心でしょう。

生理中やおりものの量が多い時に使いますが、あまり汚れていないと思っても2～3時間ごとを目安に交換するとにおいを防ぎます。下着にナプキンやおりものシートをつけていると通気性が悪くなってムレやすいため、必要時以外の使用は控えた方がにおい対策になります。

温水洗浄便座のビデを使うと汚れは落としやすいですが、一緒に常在菌も洗ってしまい膣内に雑菌が入りやすくなります。するとにおいの発生を招くため、トイレのたびに洗うことは避けましょう。

夏など汗をかいた時でもデリケートゾーン用のシートで拭けば、においの元をある程度落とせるためビデの使用は控えることです。

汗をかきやすくし、汗自体のにおいを薄くしましょう

冬に限らず夏もエアコンの効いた環境にいれば、たくさん汗をかくことは難しいでしょう。すると古い皮脂がたまってにおいのする汗になりやすいため、汗をかくトレーニングをしてにおいを減らすとよいです。

そして汗をかくために適した方法は有酸素運動で、ウォーキングやジョギングなどを2～3週間行うと汗をかく機能が回復すると言われています。汗をかけるようになればミネラルの再吸収が進んでサラサラの汗になるため、においも薄くなるでしょう。

その結果デリケートが多少ムレてしまっても強いにおいに悩まされることは少なくなり、頻繁にシートで拭きたくなることも減るはずです。いくらデリケートゾーン用シートが柔らかい素材でできていても、肌をこすると刺激になるため傷つけたり黒ずみができたりする可能性があります。

したがって汗自体のにおいを薄くするためのケアはデリケートゾーンのにおい対策に役立つのです。また有酸素運動を定期的に行うことでにおいの少ない汗をキープしましょう。

（まとめ）デリケートゾーンのにおいケアは夏だけすればよい？