一般的なウェットティッシュはデリケートゾーンに刺激が強く、専用のシートでにおいケアしましょう
市販のウェットティッシュは材質が硬い、アルコール使用などデリケートゾーンには刺激の強いものもあります。そのためデリケートゾーン向けのシートを使って拭きましょう。
そして体用のシートは制汗成分を使った製品もあることから、デリケートゾーンの粘膜の乾燥を招く恐れがあります。また洗いすぎも常在菌を減らすため、回数を控えめにしましょう。
それからアンダーヘアの量を減らすこともデリケートゾーンのにおいケアに役立つため、電動トリマーやカミソリで調整してもよいです。お手入れ後は必ず丁寧な保湿をしましょう。
目次
手軽に購入できるウェットティッシュはアルコールなどの刺激があります
デリケートゾーンの肌は顔や体よりも薄く、まぶたよりも薄いと言われるため、刺激の少ないもので拭く必要があります。しかしスーパーやドラッグストアなど手軽に購入できるウェットティッシュは、製品によって質がさまざまでデリケートゾーンのにおいケアには向かないものも少なくありません。
たとえばウェットティッシュの材質が硬い、ざらざらしている、アルコールが使われているなどのものは避けた方が安心です。手指の消毒やテーブルなどの除菌目的でつくられたウェットティッシュの場合、デリケートゾーンのにおいケアで使うと常在菌を減らしてしまい、においを引き起こす可能性があります。
また赤ちゃんのおしりふきも柔らかい素材でできたウェットティッシュですが、配合成分が肌に合わずトラブルを招く恐れもあるため、使う前には他の部分で試し、使い始めの肌をよく見ておきましょう。
極細の繊維でつくられたデリケートゾーン用のシートもあり、トイレに流せるタイプも登場しています。スポーツの後や特別な時など、トイレでデリケートゾーンのにおいケアをすぐにでき、バッグへ入れて起きやすいコンパクトなものもあります。
ウェットティッシュを使うよりも、専用のシートを必要な時だけ使った方が、デリケートゾーンに優しいにおいケアが可能です。
体用は避けて専用シートでも必要以上に拭かないようにしましょう
一般的なウェットティッシュの中には、体のにおいケア向けのシートも販売されており、たしかにウェットティッシュより肌を拭きやすい材質のものも多くあるでしょう。しかし体用製品の中には制汗成分入りもあるため、体用シートでデリケートゾーンまで拭くと女性器に成分がついて乾燥を招くかもしれません。
すると常在菌が減って雑菌の侵入を抑えづらくなって雑菌が増え、においが悪化する可能性もあります。この点からデリケートゾーンのにおいケアには専用アイテムで強くこすらず優しく拭くとよいでしょう。
デリケートゾーンのにおいを気にするあまり、トイレに入るたびに温水洗浄便座で洗うことは避けましょう。これは除菌成分入りのウェットティッシュで常在菌を殺菌して乾燥することと同様に、ビデで洗っても常在菌を洗い流し減らしてしまうため、たまに使う程度にすることです。
そして洗い流すよりも専用シートで拭き取る方が常在菌を洗い流すことを防ぎます。
アンダーヘアの量を調整することもにおい対策になります
アンダーヘアの量が多いままの場合、通気性のよい下着をつけていてもムレてしまうことがあります。すると専用シートを使いデリケートゾーンを拭いても十分汚れを拭き取ないことがあるでしょう。
それはデリケートゾーンでにおいが起きる原因になるため、適度にアンダーヘアの量を調整しましょう。アンダーヘアのお手入れでは電動トリマーを使うと毛先が角張らずかゆみが出にくくなり、形も整える場合はシェービングクリームを塗った上でカミソリを使います。
もしはさみで切ると下着から飛び出したり肌に触れてチクチクしたりすることがあり、毛抜きで抜くと毛穴を広げダメージを与えてしまうためできれば避けましょう。
アンダーヘアの量を整えたり一部剃ったりした後は、デリケートゾーン用の化粧品を使って保湿をしておきます。保湿はその日だけでなく数日間は丁寧な内容を続け、その後もお風呂上りなどに化粧水や乳液を使って肌のケアをしましょう。
(まとめ)デリケートゾーンのにおいケアはウェットティッシュ?
一般的なウェットティッシュはデリケートゾーンに刺激が強く向かないものがあるため専用のシートを使い、体用は制汗成分入りのものもあり避けた方がよいです。またアンダーヘアの量を減らしてにおい対策する方法もあります。
デリケートゾーンの肌はとても薄いため、硬いウェットティッシュやアルコールを含むもので拭くと傷つけることがあります。そのためデリケートゾーン用の製品を必要な時だけ使って拭くとよいです。
体用のにおいケアシートは制汗成分を含むものもあり、それをデリケートゾーンへ使うと粘膜の乾燥を招くことがあります。そのためデリケートゾーン用のシートを使った方が良く、トイレに行くたび洗い流すことも常在菌を減らすため避けましょう。
デリケートゾーンのにおいをケアするにはアンダーヘアの量を減らす方法もあり、電動トリマーで調整するほかカミソリを使う時はクリームをつけてからにしましょう。そしてお手入れ後は数日間は保湿をとくに丁寧に行います。