デリケートゾーンの臭いにはツンとくるものや尿のようなものなど種類があります
デリケートゾーンの臭いは原因の種類によって違いがあり、たとえばツンとする臭いはアンモニア、独特な甘い臭いはケトン体、尿のような臭いは汚れです。アンモニアやケトン体が原因の場合低下した肝臓機能を回復させるために、睡眠と休養を取りましょう。
そして排尿時には正しい拭き方によるデリケートゾーンのケアをします。また香り成分入りのケアアイテムで臭い改善・予防する方法もありますが、天然成分のものを選びましょう。
それから香り付きのおりものシートで対策する時は、こまめに交換することです。
目次
原因によってデリケートゾーンの臭いが変化します
一言でデリケートゾーンの臭いと言っても、原因によってタイプが違います。そのためどのような種類がありそれぞれの原因に合わせたケアが改善には必要です。
アンモニアが体内で発生することが原因で、疲労がたまっている時に起きやすい種類です。アンモニアはタンパク質を分解する時にできますが、その後肝臓で尿素に分解され排泄されます。
しかし疲労の蓄積により分解能力が低下するとアンモニアが体内に残り、ツンとする臭いになってしまいます。
体内でケトン体がつくられると起きやすい臭いのタイプで、食事制限だけでのダイエットをしていると発生ししやすくなります。ケトン体とは体内で栄養が不足した時に肝臓でつくられる物質で、運動すると消費される成分です。
尿がデリケートゾーンに残ると似たような臭いがしますが、正しい拭き方をできていなかったりお風呂で汚れを落としきれなかったりするとしやすい臭いです。
適切な方法を取れていないとお手入れしても改善しにくくなります
ツンとする臭いと甘い臭いはどちらも肝臓機能の低下と関わりがあるため、適切な方法で改善するなどしてデリケートゾーンの臭いを防ぎましょう。そして尿の汚れによるデリケートゾーンの臭いには、トイレの際に正しい拭き方をするなどケアを心がけます。
偏った食事を避けて栄養豊富なメニューにし睡眠不足が続くことを避けましょう。とくにオルニチンやクエン酸を含む食べ物を取り入れて、積極的に回復を目指す方法もあります。
まずトイレの洋式便座に座る時は、足を軽く広げて前傾姿勢になりその姿勢で用を足します。その後はトイレットペーパーをたたんで5~10秒あててそのまま動かさないようにしましょう。
そして肌が乾いてきたと感じたら拭き取りは終了で、よく拭き取ろうとごしごしこすることはデリケートゾーンを傷つけるため控えます。また清潔さを保つために温水洗浄便座で洗おうとするかもしれませんが、膣内の常在菌を減らしかえって臭いの原因になることがあることから、トイレのたびに洗うことは控えましょう。
よい香りのする成分が入った製品を使う方法もあります
疲労回復やトイレでの正しい拭き方を行うほかに、デリケートゾーンに対するケアであらゆる種類の臭いを改善・予防する方法もあります。そのためには入浴後に使うデリケートゾーン専用アイテムで、香りつきのタイプを選ぶことです。
ただし香り成分に気をつけて、天然成分かどうか確かめてから購入しましょう。たとえばデリケートゾーンへの施術を行う美容クリニックでは、独自で企画販売している製品があり、香り成分にもこだわっています。
香り付きのおりものシートでデリケートゾーンの臭いを防ぐ方法もありますが、こまめに交換しないと雑菌が繁殖して臭いの元になるため使う時は交換頻度に気をつけましょう。また常に使うことは避けてどうしても必要な時だけにした方が、デリケートゾーンでの雑菌繁殖を避けられ臭い予防に役立ちます。
また汚れがたまった状態でおりものシートを使うと雑菌が増えやすく、汚れの上からケアアイテムをつけると臭いが混ざり、かえって嫌な臭いになることもあるため注意しましょう。
(まとめ)デリケートゾーンの臭いには種類があるの?
原因によって異なるデリケートゾーンの臭いですが、肝臓機能の低下や汚れが引き起こしています。そのため疲労回復や正しい拭き方を実践し、または香り付きのケアアイテムでデリケートゾーンをお手入れする方法もあります。
デリケートゾーンので発生する可能性のある臭いには、ツンとするもの・独特な甘い臭い・尿の臭いなどがあります。それはアンモニアやケトン体があること、デリケートゾーンの汚れが原因です。
臭いの種類によって肝臓機能の回復やトイレ後の拭き方の改善をしましょう。そのため睡眠と豊富な栄養を十分取って回復を助け、拭く時はトイレットペーパーでこすらない方法を行うことです。
デリケートゾーンのさまざまな種類の臭いを防ぐには香り付き製品の使用もひとつの方法で、ケアアイテムを選ぶ時は天然成分かを確かめましょう。そして香り付きのおりものシートを使う時はこまめに交換して雑菌の増殖を防ぎます。