デリケートゾーンのにおいを消す食べ物は？

デリケートゾーンのにおい改善に役立つ食べ物は野菜や海藻類、炭水化物です

食事の内容が肉や油の多いメニューに偏るとデリケートゾーンのにおいが強くなりやすいため、肉には炭水化物、油の多いものには野菜・果物・海藻・キノコなどを合わせて取ると対策になります。そしてニンニクなど食べ物自体がにおいの強いものは控え、甘く冷たい食べ物も体を冷やして膣の自浄作用を下げる恐れがあるため、控えます。

また食べ物と合わせて汗をかく習慣をつけると、においの少ない汗に変わっていきますが、そのためには2～3週間の有酸素運動が必要とされます。

食事の中に野菜や炭水化物を取り入れバランスを取りましょう

デリケートゾーンのにおいを改善するためには、野菜など役立つ食べ物を積極的にメニューへ取り入れるだけでなく、においを悪化させやすい食生活の見直しも必要です。現代の日本人の食事は欧米化し肉中心のメニューになりがちですが、この点はデリケートゾーンのにおいを濃くする原因のひとつです。

なぜなら肉中心のメニューにはタンパク質や油が多く含まれており、分泌される皮脂量が増えてそれが酸化するとにおいの元になるからです。全身のにおいにもつながることであり、もちろんデリケートゾーンのにおいを改善したい時には注意すべきでしょう。

肉を食べる時にはごはんなど炭水化物を一緒に取って、お腹の中に存在する善玉菌の活動を助けましょう。炭水化物は善玉菌のエサになるため、肉だけのように偏ったメニューではにおいをきつくする可能性があります。

合わせて緑黄色野菜・果物・海藻・ナッツなどを食べると、体内の抗酸化作用に役立ち、脂質の酸化によるにおいの発生を防ぎます。

においが強くなるとされる食べ物を控えましょう

口臭や全身の体臭をきつくさせる食べ物は、デリケートゾーンのにおいにも影響します。そのためにおいを改善したい時には控えた方が良く、その食べ物とは以下の特徴があるものです。

たとえばニンニクのように臭み消しなどには力を発揮するものの、取りすぎや調理法によってはにおいが残って体臭の原因になります。汗にもニンニクのにおいが混ざることから、デリケートゾーンのにおいにもなりかねません。

どうしてもニンニクの摂取を避けられない場合は、食べた後でベリー類・バナナ・キノコなどを取ると緩和が期待できます。

アイスクリームに代表される甘くて冷たいものですが、ストレスがたまった時などはついたくさん食べがちです。しかし砂糖と脂肪が多いためにおいを発生しやすくなり、さらに体を冷やすことから免疫力の低下による膣内の雑菌繁殖を招く恐れがあります。

食事制限だけでダイエットしていると体に必要なエネルギーを補うためケトン体がつくられ、このケトン体が存在すると独特のにおいがします。そのためダイエットはムリな食事制限だけにせず運動してケトン体を消費できる内容にしましょう。

運動して汗をかくと老廃物が排泄され、汗のにおいを防ぎます

汗をかく習慣があると汗腺が鍛えられて強くなり、ミネラルの再吸収がスムーズになった結果、水のようなサラサラの汗になります。するとにおいの少ない汗になるためデリケートゾーンや体のにおい予防にもつながるでしょう。

しかしデリケートゾーンのムレを気にして汗をあまりかかないようにしている人もいますが、実は逆効果です。汗を抑えるよりも通気性・吸湿性・吸水性の高い下着や衣服を身に着けて、運動を終えた後には優しくシャワーなどで洗い流したり専用シートで拭いたりした方がデリケートゾーンのにおい対策になります。

そのためデリケートゾーンのにおい対策に食べ物を検討することと合わせて、普段から運動をして汗を流す習慣をつけましょう。ちなみに汗腺が汗をかく機能を正しく取り戻すためには、有酸素運動を2～3週間続けるとよいと言われています。

有酸素運動とはウォーキングやジョギングなど、長く運動を続ける内容で疲労によってにおいのする汗が出ることも防ぎやすくなります。

（まとめ）デリケートゾーンのにおいを消す食べ物は？