デリケートゾーンのにおいが急にした時の原因とは？

急にデリケートゾーンでにおいがする理由はホルモンバランスが乱れたためです

ホルモンバランスの乱れにより膣内で雑菌が繁殖すると急ににおいのすることがあります。そのためホルモンバランスを乱す原因となるストレスや疲れをため込まないようにしましょう。

そしてホルモンバランスを整えるためには自律神経の働きを整えることが必要になり、睡眠時間の確保や質の向上をするとよいです。汚れがたまっていてもにおいの原因になりやすいため、毎日丁寧に洗って防ぎましょう。

それから全身の汗のにおいを防ぐことも対策のひとつで、汗をかきやすい習慣づけ、かいた汗は早めに拭き取ることです。

ホルモンバランスが乱れると膣で雑菌が繁殖しやすくなります

ホルモンバランスが整っていると、膣は乾燥しにくく常在菌も存在するため雑菌の繁殖は抑えられます。しかしホルモンバランスが乱れると膣内が乾燥しやすくなり常在菌の数は減るので、雑菌が増えてデリケートゾーンの臭いの原因になるでしょう。

そして大きなストレスを抱えたり疲れがたまったりした時にはホルモンバランスが乱れやすく、すると急にデリケートゾーンでにおいが気になることもあります。女性ホルモンは汗や皮脂の分泌量を調整することと、汗の酸化を予防しにおいを防ぐ働きを持つため、スムーズな分泌がされないと、急ににおいが強くなることもあるでしょう。

それから飲食したものによって急にデリケートゾーンでにおいがすることもあり、とくに食べ物が肉に偏っていると汗からアンモニアが排泄されて皮脂常在菌が働きかけ、においの元になるのです。さらに汗をよくかくにも関わらず、下着や衣服の通気性・吸水性が低くムレやすい場合にはにおいの悪化の可能性があります。

ホルモンバランスを整える過ごし方をしましょう

デリケートゾーンの急なにおいで困った時は、直接ケアするとともに生活習慣を整えましょう。

ホルモンの分泌をつかさどる自律神経の働きを整えることが必要で、そのためには十分な睡眠時間を確保し心身を休めましょう。普段は0時を越える前には寝るようにし、熟睡するためには寝る直前までスマホやパソコンを使うことを避けます。

そして寝室の照明はできるだけ落としてラベンダーなど快眠を招くと言われるアロマを使ってもよいです。とくに疲れた時などいつもより長めに眠ることがあっても、1時間までにしそれ以上長く余分に寝ると体のリズムを崩しホルモンバランスにも影響することがあります。

デリケートゾーンに汚れがたまっていると、多少体調が悪くホルモンバランスが乱れただけでも急ににおいで悩むことがあります。そのため毎日入浴した時に指を使ってデリケートゾーンは丁寧に洗いましょう。またおりものの量が多く気になる時にはシートを使ってもよいですが、こまめな交換をしてにおい予防をします。

全身のにおいを防ぐ習慣を心がけましょう

ホルモンバランスやデリケートゾーンの汚れについて対策をし、さらに全身のにおいを強くさせないための習慣を取り入れて急ににおいがして困ることを防ぎましょう。

汗をかく機能が働くと皮脂が酸化しにくくにおいの予防に役立つため、運動したり湯船につかったりして汗をかく習慣をつけましょう。夏のように暑い時はシャワーで済ませがちですが、汗をかくトレーニングのためにも湯船に10分程度つかるとよいです。

汗をかいたまま放置すると皮脂と混ざり雑菌が繁殖しやすくなるため、においが強くなります。したがって汗をかいた時は、においが強くなると言われる1時間が経つ前にこまめに拭き取りましょう。

しかしデリケートゾーンの場合タオルなどで強く拭くことは肌荒れなどの原因になるため、専用シートで優しく拭くことです。また体用の汗拭きシートには制汗成分を含む製品もありますがデリケートゾーンの粘膜が乾燥するとトラブルの原因になるため、使用を控えましょう。

（まとめ）デリケートゾーンのにおいが急にした時の原因とは？