デリケートゾーンの臭いと黒ずみを改善するにはムレや乾燥を防ぎましょう
デリケートゾーンの臭いと黒ずみはかゆみから引き起こされることがあり、さらにその原因はムレや乾燥があります。衣服のサイズにゆとりがなく通気性が悪いとムレやすく、摩擦が大きいと乾燥しやすいとされています。
そのため下着や衣服は綿製の締め付けないデザインが良く、ナプキンやおりものシートは数時間ごとの交換が必要です。またセルフケアでは時間がかかるため、改善を急ぐ時は、専門の美容クリニックへ相談しましょう。
目次
デリケートゾーンのムレや乾燥がかゆみを引き起こします
デリケートゾーンの臭いと黒ずみが悪化する原因のひとつにかゆみがあります。かゆみから、肌をかいてバリア機能を低下させることで臭い・黒ずみが引き起こしてしまうのです。
そしてかゆみを生じる原因には、デリケートゾーンのムレと乾燥があり、これらの要因も適切なケアを続けることで改善が期待できるでしょう。
下着や衣服など重ねて着ることの多いデリケートゾーンは、素材によって通気性が悪くなりムレやすい部分です。すると湿度が高く、分泌物などによる汚れが雑菌の栄養となり繁殖します。
その結果として雑菌の影響を受けてデリケートゾーンの肌にかゆみが発生し、かき続けると皮脂や肌細胞を傷つけて黒ずみができやすくなります。また雑菌が増えることは臭いの悪化にもつながります。
摩擦刺激が大きいとデリケートゾーンの肌細胞がこすれてバリア機能が低下し、乾燥しやすくなります。すると肌が敏感になりやすく、かいてさらに悪化させる悪循環になってしまうでしょう。
それに膣内の潤いも低下すると雑菌の侵入を防ぎづらくなり、雑菌が増えて臭いや、さらに強いかゆみの原因になります。
下着や衣服の素材、ナプキンの使用頻度を見直しましょう
ムレや乾燥を防ぐためには、下着や衣服をできるだけ綿製のものにして通気性を良くし、化学繊維は避けましょう。衣服も締め付けの強いタイプは、摩擦が大きくて乾燥しやすく血行不良による栄養の運搬がスムーズではなくなるため、ある程度ゆとりのあるものにすることです。
そして生理用ナプキンやおりものシートを使う時は、こまめな交換を心がけ、2~3時間に1回を目安にしましょう。おりものシートは、量が多く外出の必要がある時などどうしても必要な時だけにし、できるだけ下着の交換に切り替えるとムレにくく摩擦刺激も減らせます。
デリケートゾーンの臭いを気にして温水洗浄便座で何度も洗っていると、膣内の常在菌を減らして雑菌が繁殖し、臭いの悪化につながります。そのため頻繁に洗うよりもデリケートゾーン専用シートでたまに優しく拭き取る程度にしましょう。
トイレの後、正しい拭き方をしていれば臭いが強くなることは少ないため、気にしすぎもよくありません。正しい拭き方は、トイレットペーパーをあててそのまましばらく水分を吸い取り、こすらず離すことです。
改善に時間をかけることが難しい時は専門医を訪ねましょう
身に着ける衣服の素材やナプキンなどの交換頻度を変える方法では、どうしても改善までに時間がかかります。それよりも早く臭いや黒ずみを改善したい時は専門医と相談することもひとつの方法です。
それにデリケートゾーンのお悩みを専門にケアしている美容クリニックの施術であれば、セルフケアよりも変化がわかりやすい改善を実感しやすいというメリットもあります。
デリケートゾーンの臭いの原因が小陰唇の形やサイズにある場合、縮小することで改善が期待できます。その方法の中にはダウンタイムの短いもの、溶ける糸を使うため抜糸不要などメリットを選べるものもあるのです。
レーザーをあててメラニン色素に直接働きかける黒ずみ改善の施術があるほか、臭い改善の施術のように一部を切除して目立ちにくくする方法もあります。専門クリニックでの施術によって、腕や腿の内側のような生まれつきの肌色まで目指せます。
(まとめ)デリケートゾーンの臭いと黒ずみを改善するには?
デリケートゾーンにムレや乾燥があるとかゆみが起き、臭いや黒ずみの原因になります。そのため衣服はゆとりある通気性のよいもの、ナプキンはこまめに交換しましょう。
もし早めの改善を望む場合は専門医のカウンセリングで適切な施術を検討することです。
デリケートゾーンの肌にかゆみが起きると、臭いと黒ずみを引き起こしやすくなります。その原因にはムレと乾燥があり、ムレで雑菌が増え、かゆみが生じかくと黒ずみになりやすいです。
乾燥は敏感でかゆみを感じやすく、雑菌を抑えにくいため臭いも招きます。
デリケートゾーンのムレや乾燥防止には、綿でできた通気性と吸水性のよい衣服を心がけましょう。そしてナプキンやおりものシートは数時間ごとに交換し、おりものシートは必要最小限にとどめます。
また洗いすぎにも注意してください。
セルフケアだけでなく早めにデリケートゾーンの臭いと黒ずみを改善したい時は、専門の美容クリニックへ出かけましょう。臭いへの施術は小陰唇の縮小術、黒ずみへの施術には縮小術やレーザー照射があります。