塩による美白法はデリケートゾーンの黒ずみ改善にはあまりおすすめしません
塩をつけて洗顔する美白法がありますが、デリケートゾーンの黒ずみ改善のために行うと刺激が強すぎて、逆に黒ずみを悪化させることがあります。そのため控えた方がよいですが、どうしても試してみたい時は肌の調子がよい時、強くこすらないように行いましょう。
そしてピーリングをしたい場合は、デリケートゾーン向けの製品を使った方が肌に優しく安心です。それからピーリング後は丁寧な保湿を行い、肌を保護しましょう。
また肌のターンオーバーを促進するには成長ホルモンの分泌が必要なため、夜の睡眠不足を避け、熟睡することです。
目次
塩の粒で肌をこすることは黒ずみを悪化させる可能性があります
塩を顔につけて洗顔する方法が美容のひとつとして紹介されていますが、これはスクラブのようなピーリングの働きが期待されるためです。たしかにピーリングは、肌の古い角質を落としやすくすることから黒ずみ改善に役立ちますが、塩のように粒でデリケートゾーンの肌をこすることは刺激が強すぎます。
とくにデリケートゾーンの肌は顔や体よりも柔らかく、粘膜でできている部分もあるため、少しの摩擦刺激でも強い刺激になってしまいます。するとデリケートゾーンではさらにメラニン色素が生成されて悪化する可能性が高くなるでしょう。
それから塩を直接つける方法以外に、塩水を使った美白方法もありますが、こちらも同じくデリケートゾーンの肌には負担になることがあります。しかし塩水を使うやり方の方が刺激は弱められるでしょう。
体調も良く、塩による黒ずみケアを試してみたい時は、デリケートゾーンの肌に異常が起きないか観察しながら行いましょう。塩は粘膜部分を避けて強くこすりすぎないようにし、ぬるま湯で洗い流します。
そして塩水を使う時は洗面器1杯のぬるま湯に対して小さじ1杯の塩の割合にしましょう。
ピーリングしたい場合はデリケートゾーン用を使いましょう
デリケートゾーンの黒ずみを改善するために塩を使おうとする場合、専用のピーリング剤を使った方が肌への負担が軽くなります。そしてデリケートゾーンへピーリング剤をつける時は強くこすりすぎないようにし、ケアの頻度も週1~2回までを守りましょう。
ピーリングをした後は古い角質が取れて新しい柔らかい肌細胞が現れた状態になります。すると外部からの刺激には弱く、乾燥もしやすい状態です。
それに肌を守る皮脂も合わせて落とすため、皮脂の代わりになるものを補う必要があるからです。したがってデリケートゾーンの黒ずみへピーリングを行った場合はすぐに丁寧な保湿をしましょう。
そして普段の保湿は化粧水と乳液で済ませているかもしれませんが、ピーリングをした後数日間はクリームなどをプラスして肌を守るとよいです。その時に美白成分入りのアイテムを使うと、黒ずみのさらなる改善を目指せます。
肌のターンオーバーを促進するには、十分な睡眠も必要です
デリケートゾーンの肌で古い角質が落ちにくくなると黒ずみはできやすくなるため、代謝を促進する必要があります。ピーリングもそのひとつですが、全身の代謝を上げると肌細胞の生まれ変わりをスムーズにする役に立つのです。
そして体の代謝を促すには成長ホルモンの分泌が必要で、スムーズに分泌されるためには睡眠時間が十分であり、熟睡していることがポイントになります。夜寝ている間にもっとも成長ホルモンが分泌されることから寝不足にならないよう心がけましょう。
肌代謝を促進するための睡眠の取り方は、夜10時から2時の間寝ているようにするとよいとの説がありますが、その時間がゴールデンタイムというわけではありません。眠りはじめの数時間に熟睡していると成長ホルモンの分泌がさかんになります。
しかし深夜に眠り始めると熟睡する時間が短いまま早朝になり、体が目覚めようとするため、睡眠のゴールデンタイムと言われる夜10時から翌2時は全くの誤りとも言えないでしょう。
(まとめ)デリケートゾーンの黒ずみ改善には塩がよいの?
塩での洗顔方法をデリケートゾーンの黒ずみに行うと刺激が強く、あまりおすすめしません。ピーリングであればデリケートゾーン用を使い、ケア後は保湿をします。
また肌代謝の促進には成長ホルモンの分泌が必要で、そのためには睡眠時間を十分取りましょう。
塩を使った美容法は、肌のピーリングが期待されていますが、デリケートゾーンの肌に行うと刺激が強すぎて黒ずみが悪化する可能性もあります。もし試してみたい時は体調や肌の状態がよい時にし、塩をつけてこすりすぎないことです。
古い角質を落としたい時は、塩を使うよりデリケートゾーン専用のピーリング剤を使った方が刺激は少なくなります。そしてピーリングした後は丁寧に保湿をして、新しい肌細胞を保護しましょう。
全身の代謝をアップさせると肌のターンオーバー促進にも役立ちますが、その働きを促す成長ホルモンの分泌をスムーズにしましょう。そのためには夜の睡眠時間が十分であり、寝はじめ数時間で熟睡ができることを目指します。