デリケートゾーンのかゆみは黒ずみの原因になる？

かゆみがあるとデリケートゾーンをかいてしまい、刺激となって黒ずみを引き起こします

デリケートゾーンで乾燥からかゆみが生じるとかいてしまい、その結果黒ずみになる恐れがあります。なぜなら正常な肌の状態ではメラニン色素の排泄がスムーズで黒ずむことは少ないからです。

そしてかゆみによる黒ずみを防ぐには毎日2回の保湿をしましょう。とくに入浴後は濡れたままで化粧水や乳液をつけ、普段の下着は吸水性と肌触りのよい綿のものにします。

それから生活習慣の中にあるかゆみを起こしやすい原因も改善しましょう。そのポイントは、ストレスをため込まず食べ物は偏らない、肥満細胞を増やさないことです。

デリケートゾーンのかゆみは乾燥が引き起こしている場合があります

デリケートゾーンの肌にかゆみが生じた時、皮脂や水分が不足して乾燥していることが原因かもしれません。そしてその状態にありながらかゆみを感じてかいていると、さらに皮脂が落ち、デリケートゾーンに黒ずみができやすくなります。

それからかゆみがあり黒ずみも生じている状態は、肌のバリア機能が低下しており神経も過敏になっているため、小さな刺激でも過剰に反応しやすいです。この繰り返しによりかゆみや黒ずみが悪化してしまいます。

肌を刺激から守る働きにメラニン色素の生成があり、肌サイクルが乱れていれば生成されたメラニン色素が肌に残り、深い層までしみついて落ちにくくなるでしょう。そのためデリケートゾーンのかゆみと黒ずみを改善するには、肌のターンオーバーを整える必要があります。

下着やナプキンで肌に摩擦が起きると必要な皮脂が落ちやすく、水分が逃げることで乾燥を引き起こし、かゆみにつながるでしょう。そして刺激を受けることでデリケートゾーンにはメラニン色素が生成され、黒ずみができてしまいます。

保湿を毎日行って乾燥からのかゆみを防ぎましょう

乾燥してターンオーバーの乱れた肌は、保湿を習慣にして肌の水分量を保ちましょう。そのために理想的な保湿の回数は朝と夜の2回で、夜は入浴後すぐにデリケートゾーンの保湿を行うことです。

ポイントはタオルドライせず、濡れたままで化粧水を多めにつけることで、こうすると柔らかくなった肌に必要な水分が入りやすくなります。そのまま続けて乳液やクリームでケアしますが、化粧水が肌になじむのを待たずにつけてしまってかまいません。

そして保湿ケアはお風呂上り3分以内に行うと肌の水分が逃げて乾燥することを防ぐため脱衣所へ出る前、浴室でのケアもおすすめです。

デリケートゾーンのかゆみと黒ずみを改善・予防したい時は、ワンサイズ上の下着を身に着け、縫い目やタグ、飾りなどが当たって気にならないデザインを選びましょう。できれば特別な時以外は綿製の肌触りが良く吸水性も高い下着にすると、かゆみや黒ずみの改善に役立ちます。

かゆみを生じさせる習慣を改善しましょう

乾燥以外にもデリケートゾーンの肌にかゆみを生じさせる習慣があるため、日常の中でその点を改善しましょう。

大きすぎるストレスを感じると体内ではかゆみを感じさせる物質を分泌するため、かゆくなります。するとデリケートゾーンなどをかいてバリア機能が低下し、黒ずみになることがあるでしょう。

それにストレスはホルモン分泌にも影響し、代謝のバランスを崩させる可能性もあることから、ため込まず発散が必要です。

肉・魚・野菜・穀物・お酒など普段口にする食べ物の中でかゆみを生じさせる成分を含んでいることがあります。具体的にはじんましんを起こしやすいとされる、青魚・エビ・カニ・そば・ナッツ類・卵・乳製品・アルコール類です。

太り気味の場合肥満細胞からかゆみを起こす物質が分泌されるため、少しでも肥満細胞を減らしましょう。ストレスがたまると暴飲暴食で発散しがちな人は肥満によるかゆみにも注意が必要です。

（まとめ）デリケートゾーンのかゆみは黒ずみの原因になる？