オロナインをデリケートゾーンの黒ずみ対策に使うことは控えましょう
オロナインの主成分は殺菌・消毒作用が期待されるため、デリケートゾーンに塗ると常在菌を減らすため避けましょう。乾燥が原因の黒ずみをオロナインで保湿して改善しようとするのであれば、その他の保湿方法を採ります。
その方法とはデリケートゾーン専用のケアアイテムで、保湿を目的とするだけでなく、黒ずみの美白やリラックスが期待される香りのついたものなどです。またオロナインの成分にあるワセリンやオリーブオイルはデリケートゾーンの保湿に役立ちます。
オリーブオイルを使う時は食用を避け、化粧用にしましょう。
目次
オロナインには殺菌成分が含まれています
擦り傷や手荒れなど、昔から使われているオロナインですが、デリケートゾーンの黒ずみまで改善できるものではありません。それにオロナインに含まれる成分には殺菌・消毒の働きが期待されているため、女性のデリケートゾーンへつけることは避けましょう。
なぜならビキニラインや大陰唇など膣の外側に塗った場合、下着のこすれやトイレで拭いた時などにオロナインが膣内へ入る可能性があるからです。そして膣内で殺菌消毒作用が働いてしまうと、膣で雑菌の侵入を防ぐ常在菌を殺してしまいます。
すると膣や子宮でトラブルを招く恐れがあることから、オロナインだけでなく殺菌作用が期待されるものは塗らないようにしましょう。
デリケートゾーンの黒ずみは乾燥によるものもあるため、乾燥による軽い肌トラブルをケアするオロナインが適していると言われる理由でしょう。ですが殺菌のデメリットを見ればオロナイン以外の方法で保湿をし、黒ずみの改善を目指した方が安心です。
デリケートゾーン専用アイテムで保湿ケアをしましょう
デリケートゾーンの肌の水分が不足するとバリア機能が低下し、ターンオーバーも乱れやすくなります。手荒れなどもバリア機能が落ちた状態ですが、手であればオロナインを塗ってもかまいません。
しかしデリケートゾーンのバリア機能をサポートするには、専用のケアアイテムを使いましょう。そうすることでデリケートゾーンへ与えられる刺激が抑えられ、黒ずみの悪化を防ぎ乾燥を和らげて改善を目指します。
デリケートゾーンの黒ずみをケアするアイテムの数は増えており、美白成分入りタイプやローズなど心のリラックスにも役立つ製品が登場しています。黒ずみ改善であれば美白成分配合のもの、さらに香りも選べるのであればリフレッシュやリラックスなど目的に合わせて選択しましょう。
市販品はドラッグストアやボディケアグッズを扱うショップなどで手に入りますが、クリニックで独自開発した製品もあり、より希望に沿った改善を求める時はクリニックのケアアイテムも見てみましょう。
オロナインの成分であるワセリンやオリーブオイルも役立ちます
オロナインの主成分には殺菌・消毒作用が期待されているものの、配合されているワセリンやオリーブオイルはそのもので使えばデリケートゾーンへ塗ることも可能です。まずワセリンは医療でも使われており、純度が高いほど白くなっています。
そしてオリーブオイルは食用と化粧用があり、デリケートゾーンへつける時は必ず化粧用を選ぶことです。食用を使うと栄養や味はよいですが、肌にとって刺激になる成分が残っておりデリケートゾーンの黒ずみなどトラブルの発生や悪化の可能性があります。
そのためオリーブオイルを使う時は、不純物を取り去ってつくられた化粧用を使いましょう。それにオリーブオイルはデリケートゾーンの保湿アイテムにも含まれている成分のため、使いやすいです。
ワセリンやオリーブオイルをデリケートゾーンへ塗る時は、先に化粧水をつけて水分を与えましょう。黒ずみのある肌は乾燥している場合もあり、ワセリンやオリーブオイルだけでは水分が不足したままになるからです。
(まとめ)デリケートゾーンの黒ずみにオロナインがよいの?
主成分に殺菌・消毒作用があるオロナインをデリケートゾーンへ塗ることは避け、他の方法で保湿し黒ずみケアをしましょう。その時専用のケアアイテムを使うことで、美白成分入もあります。
ワセリンやオリーブオイルを黒ずみケアに使ってもよいでしょう。
デリケートゾーンへオロナインを塗って黒ずみ改善を期待することは避けましょう。オロナインには殺菌・消毒作用があるとされるため、膣の常在菌を殺す可能性があります。
そのため乾燥による黒ずみはオロナイン以外のもので保湿しましょう。
デリケートゾーンの保湿はオロナインではなく、専用のアイテムで行います。アイテムの種類は増えており、保湿にプラスして黒ずみに役立つ美白成分や香りの効果を期待する製品もあります。
そのため保湿に加えて欲しい働きのあるものを選びましょう。
ワセリンやオリーブオイルがオロナインに含まれており、これらの成分はデリケートゾーンの保湿にも役立ちます。オリーブオイルを使う時は必ず化粧用にしましょう。
そして先に化粧水で水分を与えてからワセリンやオリーブオイルをつけます。