新生児にデリケートゾーンに黒ずみはなく、生まれつきではありません
デリケートゾーンの黒ずみは生まれつきのものではなく、生活の中で刺激を受けてできてきます。なぜならメラニン色素は刺激によって増え、肌のターンオーバーが乱れると沈着してしまうからです。
そして日本人のデリケートゾーンは、赤黒く黒ずみが目立ちやすいため気になりやすいですが、それまでの経験によるものではありません。またケアの方法によって生まれつきの肌色まで改善することを期待できます。
それからデリケートゾーンの色を生まれつきに近い状態で保ちたければケアの方法を見直しましょう。
目次
生活する中でメラニン色素が生成され、黒ずみになることがあります
デリケートゾーンに黒ずみができる原因はメラニン色素の沈着ですが、メラニン色素が生成される理由は肌細胞を刺激から守るためです。したがって生まれてすぐの状態ではまだ刺激にさらされておらず、メラニン色素が生成される前の状態のためきれいな肌色をしています。
そして肌のターンオーバーがスムーズであれば、メラニン色素ができても細胞の生まれ変わりに合わせて排泄されます。しかし刺激や加齢などが原因でターンオーバーが乱れると古い肌細胞が残り色素沈着になるのです。
デリケートゾーンに直接触れる下着や衣服の摩擦により刺激が生まれるため、メラニン色素つくられて黒ずみを起こしやすくなります。その摩擦刺激が重なり、ターンオーバーも乱れていると黒ずみが悪化していくため、デリケートゾーンの色が気になってしまうでしょう。
またデリケートゾーンに重圧がかかることも刺激になるため、座ったままの姿勢を長時間取り続けることも黒ずみをつくる原因になります。
アジア系の日本人は黒ずみが目立ちやすい肌色をしています
生まれつき持っているメラニン色素の量によって黒ずみのできやすさや目立ちやすさが変わってきます。この点、アジア系の日本人は赤黒い色のデリケートゾーンをしているために、黒ずみが目立ちやすいです。
それにメラニン色素を持つ量は日本人同士でも一人ひとり違うため、デリケートゾーンに黒ずみが出る広さや濃さは違いがあります。したがって暮らし方や経験のためにデリケートゾーンが黒ずんでいるわけではなく、生まれつき黒ずんでいるのでもありません。
黒ずみが目立ちやすいことから改善したいと思う人も増えてきており、積極的にきれいにしたい時には専門クリニックを利用するとよいでしょう。デリケートゾーンの黒ずみを改善するための施術にはレーザー照射などがあり、この方法では生まれつきの肌色に近づけることを期待できます。
また年齢を重ねると次第に黒ずみやすくなりますが、この場合も専門医による施術を受けると黒ずみを薄くする役に立ちます。
正しいデリケートゾーンのケアが黒ずみの悪化を防ぎます
生まれつきに近い色のデリケートゾーンを保つには、毎日のケア方法が正しいか確認しましょう。摩擦などの刺激が増すほど黒ずみは濃くなりやすいため、優しいお手入れがポイントです。
- 優しく丁寧に洗う
デリケートゾーンは専用の石鹸を使うと良く、ない場合でも固形石鹸を十分泡立てて指で優しくすみずみまで洗いましょう。その後ぬるめのお湯をかけるようにして流し、汚れや洗浄成分が残らないようにします。この時洗う部分は膣口周辺までにして膣内も洗うことは避けた方が、デリケートゾーンのトラブル予防になります。
- 下着はワンサイズ上のもの
体にフィットする下着は肌とこすれやすく、一日中身に着けていることからも大きな摩擦刺激になります。そのため生まれつきの肌色に近づけたい時ほど、ゆとりのあるワンサイズ上の下着を選びましょう。また製品によって同じサイズでも飾りや縫い目が当たって刺激を感じることがあるため、使ってみて合わないと思えば別も下着に変えることがおすすめです。
(まとめ)デリケートゾーンの黒ずみは生まれつきあるの?
日常生活でデリケートゾーンに刺激を受けるとメラニン色素が生成され、沈着すると黒ずみになります。日本人の場合黒ずみが目立ちやすいですが、生まれつきの肌色までの改善は期待できます。
そしてデリケートゾーンの色を保つには優しいケアを続けることです。
メラニン色素の沈着でデリケートゾーンに黒ずみができますが、これは肌細胞を守る働きのため、生まれつき黒ずみがあることはないでしょう。生活をする中で摩擦などの刺激を受け、そこに肌代謝の乱れがあるとメラニン色素が排泄されず黒ずみになります。
日本人のデリケートゾーンは赤黒い色のため黒ずみが目立ちやすくなっています。その中でも色や範囲には個人差がありますが、方法によって生まれつきの肌色まで黒ずみを薄くすることを期待できます。
こすりすぎない正しいデリケートゾーンケアを続けて黒ずみの悪化を防ぎましょう。そのためには優しく丁寧に洗って、下着は摩擦の大きくなりすぎないワンサイズ上のものを身に着けます。