肌荒れがデリケートゾーンの黒ずみを招くの？

デリケートゾーンが肌荒れしていると乾燥して黒ずみになりやすいです

赤みやかゆみがある肌は肌荒れしている状態で、ターンオーバーが乱れ古い角質が残っています。デリケートゾーンの黒ずみは古い角質に沈着してできていることから、肌荒れがあると黒ずみができやすいでしょう。

そして肌荒れから生じる黒ずみを防ぐには、肌代謝を活発にするとともに保湿の習慣をつけましょう。入浴後は顔や体よりも優先してデリケートゾーンへ保湿をすることです。

また摩擦による刺激もかゆみや黒ずみの原因になるため、綿の下着とゆとりのある衣服を選びましょう。同じ姿勢を続けず、たまには立ち上がるなどして姿勢も変えることです。

肌荒れは肌のターンオーバーが乱れた状態です

肌荒れの状態とは、皮膚に赤みがある・かゆい・かさかさする・吹き出物ができたなどの症状が現れた状態です。このような症状が起きる原因には新陳代謝の低下があり、古い角質が肌表面に残ってしまってバリア機能も下がります。

黒ずみは古い角質にメラニン色素が沈着して起きるため、肌荒れしているとデリケートゾーンも黒ずみやすいでしょう。そして色素沈着を招く原因には紫外線や乾燥がありますが、デリケートゾーンの場合は衣服で覆われているため紫外線ダメージの可能性は低いといえます。

したがってデリケートゾーンの黒ずみは乾燥によって起きやすいことになり、乾燥を引き起こす原因を改善する必要があります。その原因とは血行不良による栄養などの不足や、腸内環境が悪く発生した有害物質が腸から吸収されたこと、そして衣服による摩擦刺激などです。

その他にも食生活が偏っている・寝不足が続いている・ストレスが大きいなどの原因もデリケートゾーンの乾燥から肌荒れ、黒ずみをつくってしまうきっかけになります。

肌荒れを予防するには毎日保湿をしましょう

肌荒れによる新陳代謝の低下を改善するには、保湿を毎日行う習慣をつくりましょう。まずは日常生活の中で一番乾燥しやすい入浴後に、デリケートゾーンも保湿することです。

お風呂上がりに顔や体をできるだけ早く保湿する習慣のある人は多いですが、デリケートゾーンのケアまでできている人は少ないでしょう。そのため乾燥しやすいデリケートゾーンにも化粧水や乳液などを使いケアをしましょう。

この時のお手入れの順番は、顔よりまずデリケートゾーンの保湿が先で軽く水分を払っただけの濡れた状態に保湿をします。すると水分があって肌と化粧水・乳液がなじみやすく、水分で柔らかくなった皮膚に化粧水が浸透しやすいのです。

デリケートゾーンの乾燥には皮膚刺激を受けることも関わるため、アンダーヘアをカミソリで剃ったり毛抜きで抜いたりすると黒ずみやすくなります。もしそのようなケアをした時には普段よりも丁寧な保湿をして、乾燥を防ぎましょう。

その日だけでなく当分の間は丁寧な保湿を心がけると、デリケートゾーンの黒ずみ予防にもなります。

身に着けるものも工夫して摩擦を減らすと肌荒れ予防になります

衣服による摩擦刺激は赤みやかゆみなど肌荒れの症状を引き起こしやすいため、締め付けないタイプを選びましょう。下着の場合、綿素材のものにすると肌触りがよい上に吸水性も高いため、黒ずみだけでなく蒸れや炎症も防ぎます。

そして体にフィットするタイプのボトムスなども、デリケートゾーンの血行を悪くして黒ずみが起きやすくなってしまうでしょう。このことからも、デリケートゾーンを覆う衣服はゆとりのある肌触りのよい素材でできたものを選ぶことです。

それからデザイン性の高いものはレースなど装飾部分の摩擦でデリケートゾーンにダメージを与えることもあるため、普段はシンプルでワンサイズ上の下着を選ぶと肌の黒ずみを避けられるでしょう。

デスクワークなど同じ姿勢で長時間過ごすことが多い場合は、デリケートゾーンの一部で血行が悪くなるため黒ずみができる場合もあります。そのためこまめにイスから立ち上がって姿勢を変えるとよいでしょう。

こうすることはデリケートゾーンの黒ずみ予防だけでなくむくみや腰痛などの予防にも役立ちます。

（まとめ）肌荒れがデリケートゾーンの黒ずみを招くの？