デリケートゾーンの黒ずみケアに乳液は必要？

デリケートゾーンの黒ずみ対策で保湿する時に乳液などで水分を閉じ込めましょう

黒ずみのあるデリケートゾーンの肌は、バリア機能が低下しており乳液で補う必要があります。そして乳液をつける前に化粧水で保湿をすると、逃げた水分を補い肌が整いやすいです。

そしてデリケートゾーンへ使う乳液には美白成分入りのものを選んでもよく、パッケージにビタミンC誘導体やトラキサネム酸など厚生労働省認可の成分が入っているか確認します。また成分の優しさの点からデリケートゾーン用のアイテムを使いましょう。

それから乳液に加えてクリームやオイルを使う方法もあり、そうすることでバリア機能をさらにサポートします。

水分を与えた肌に乳液をつけると蒸発を防ぎます

デリケートゾーンに黒ずみがある状態は、皮膚のターンオーバーが乱れている可能性が高いです。すると皮膚のバリア機能も低下しており、本来肌に保たれている水分を維持できなくなり、水分が蒸発してしまいます。

そのためデリケートゾーンの黒ずみがある時はとくに保湿を心がけましょう。そのポイントとして乳液を忘れずに使うことがあります。

デリケートゾーンの肌に、蒸発した水分を補えばよいと思いがちですが化粧水をつけるだけでは十分と言えません。なぜならバリア機能とは水分を閉じ込める力であり、それが足りないため水分が逃げているからです。

したがってバリア機能を助ける必要があり、乳液をつけることが必要と言えます。

では乳液だけつければ肌にある水分を逃がさないのではと思うかもしれませんが、黒ずみがありターンオーバーが乱れている肌では水分が不足しています。そのため化粧水で水分を加えてから乳液でフタをすることがポイントです。

厚生労働省認可の美白成分入り製品を選ぶのも手です

デリケートゾーンの黒ずみはメラニン色素によるもののため、美白成分入りの乳液を使うこともケアのひとつです。美白とうたわれた製品の中でも、厚生労働省により認可されている成分が含まれていれば黒ずみ改善を期待できるでしょう。

・ビタミンC誘導体
・トラキサネム酸
・ハイドロキノン
・プラセンタエキス
など

実は厚生労働省に美白効果を認められるのは安全性と効果の点からとても難しく、認可された成分は20種類ほどしかありません。パッケージにある成分表示に、20種類の成分のどれかが入っていると美白効果に期待が持てます。

デリケートゾーンの黒ずみを改善するためのケアでは、顔や体用の製品は避けてデリケートゾーン専用品を用意しましょう。たしかに顔などのスキンケア化粧品は手に入りやすいですが、デリケートゾーンに対する刺激には心配があります。

そのため面倒でも専用のアイテムで保湿をすると良く、乳液だけでなく化粧水などデリケートゾーンへつけるものにはすべて配慮しましょう。

さらなる保湿対策としてクリームやオイルを使ってもよいでしょう

肌のターンオーバーを整えてデリケートゾーンの黒ずみを改善するには、保護する力を高めるために乳液にプラスしてクリームやオイルを使ってもよいです。とくにしっかりと保湿が必要なタイミングは入浴後の皮脂や角質が少なくなった状態で、この時素早くお手入れをしましょう。

お風呂上りの保湿は入浴後3分以内に済ませることを目指しますが、まずタオルでごしごし拭かずにデリケートゾーンの水分を手で軽く落とします。やや濡れた状態のところへ化粧水をつけ、強くこすらずに肌になじませましょう。

その後乳液、クリームの順番でつけていきますが、クリームの代わりにオイルを使ってもかまいません。ちなみにオイルは化粧水前にマッサージ用にしたり化粧水後につけて、乳液代わりにしたりする使い方もできます。

そして冬場などテクスチャが冷たい時はまず手のひらで少し温めて人肌くらいにしてから、デリケートゾーンへ塗りましょう。こうすることで冷たさによる刺激を与えることを防ぎます。

（まとめ）デリケートゾーンの黒ずみケアに乳液は必要？