デリケートゾーンを保湿することで乾燥を防ぎ、かゆみによる黒ずみを予防します
デリケートゾーンの乾燥が進むとバリア機能が低下し敏感になってかゆみが現れます。そして掻くことで黒ずみが現れてバリア機能が下がるという悪循環になるため、保湿は必要です。
また毎日の暮らしの中でも、たとえばボディソープでデリケートゾーンを洗っていたりストレスが大きかったりすると乾燥を招きやすいため、保湿と合わせて改善をしましょう。
温めて血行を良くすることも保湿に役立つため、夏でも湯船につかり時間があれば半身浴をすることもよいです。
目次
肌が乾燥するとかゆみが出やすく、掻くことで肌が黒ずんできます
乾燥すると肌のバリア機能が低下して水分も保持しにくくなり、その結果外部からの刺激に敏感になってかゆみが出ます。するとデリケートゾーンをかいてしまい、またバリア機能を低下させてかゆみが起きたりという繰り返しになるのです。
すると肌のターンオーバーも乱れるため、デリケートゾーンにメラニン色素が残り、黒ずみとなります。
この悪循環を防ぐためには、デリケートゾーンの肌に優しい成分でできたアイテムを使い、継続して保湿することが必要です。
十分水分を補うために、入浴後は3分以内にたっぷりとローションをつけましょう。この時ローションが冷たく冬場であれば手のひらで少し温めてから付けると刺激が少なくなります。
それから顔用の化粧水ではなく、デリケートゾーン向けのローションを使うと肌に合いやすく、刺激によるかゆみも防ぎます。
またアンダーヘアを処理した後や美白レーザーを受けた後は、とくに積極的に水分を与え、クリームやオイルでのケアをプラスすることもおすすめです。
肌の状態が良ければこの時に美白ローションを使うと黒ずみ改善の対策にもなります。
デリケートゾーンを乾燥させる習慣がないか見直しましょう
普段何気なく行っている生活習慣の中に、デリケートゾーンの乾燥を招きやすいポイントがひそんでいます。以下の内容を生活の中で確認し、保湿と合わせて気をつけましょう。
- 体と同じ石鹸で洗う
デリケートゾーンと体ではpH値が違い、皮膚の厚さも異なるため、体と同じボディソープで洗っては必要なものまで洗いすぎてしまいます。すると乾燥を招きやすくなりかゆみから黒ずみが起きる原因となるのです。そのためデリケートゾーン用につくられた、pH値が弱酸性で植物成分のように肌に優しいものを使いましょう。
- ストレスを感じている
適度なストレスは生活のメリハリのためにも必要ですが、過剰なストレスはホルモンバランスを乱れさせてしまいます。すると睡眠不足や栄養を吸収しきれない状態になり、その結果肌のターンオーバーも崩れて乾燥を悪化してしまうでしょう。
したがって運動や楽しいことをするなど健康的な方法でのストレス解消を定期的に行うこともおすすめです。
温めて冷えを防ぐこともデリケートゾーンの予防に役立ちます
体を温めると冷えだけでなく乾燥も改善すると言われていますが、これは血行が促進されて水分がすみずみまで行き届くようになったためです。したがってデリケートゾーンの保湿を考える時には、肌の直接のケアに加えて体を温める間接的なケアも行いましょう。
冬場だけでなく夏場もエアコンの使用により冷えやすいため、湯船につかることを習慣づけましょう。十分温まるにはぬるめのお湯で20~30分半身浴すると良く、この温度であればデリケートゾーンへの刺激も優しくなります。
それから入浴後の保湿を浴室で行うと、肌を急に冷やさないことに役立ちます。
湯船で温めた体を冷やさないためには、床から一番先に冷えが伝わる足元の対策が必要で、体をふいたら早めに靴下をはきましょう。
保湿や身支度を終えたら体を温めると言われる飲み物を飲んで、リラックスすることもよいです。
その時の飲み物はたとえば、紅茶やウーロン茶のような茶葉を発酵させたものが適しています。
(まとめ)デリケートゾーンの黒ずみ予防には保湿がいいの?
デリケートゾーンが乾燥によってバリア機能が低下するとかゆみが出やすく、かくと黒ずみの原因になるため保湿が必要です。
使う石鹸の成分が強い、大きいストレスも肌が乾燥しやすくなりますが、温めると保湿を期待できるため夏でも湯船につかりましょう。
乾燥は肌のバリア機能を低下させてかゆみを引き起こすため、保湿を十分に行いバリア機能を維持しましょう。
そのためにデリケートゾーン用のローションやクリーム、オイルを使って毎日お手入れをすることです。
日常生活の中で知らないうちに肌を乾燥させる習慣を行っていることがあります。
たとえば体と同じソープでデリケートゾーンを洗ったりストレスをためこんでいたりすると、肌の乾燥を招きやすく保湿の効果を低減させてしまうでしょう。
体を温めると乾燥を防ぎ保湿に役立つため、体を冷やさない習慣をつけましょう。
入浴する時は夏でも湯船につかるようにし、できる方は半身浴をして温め、入浴後の飲み物は温かい紅茶やウーロン茶にすると体を冷やしにくくなります。