実は女性の4割は、性行為でオーガズムを感じたことがないといわれています。気持ちいいと感じたことがない、性生活が楽しめない、と悩んでいる女性は少なくないということです。

こういった不感症の悩みを改善する手段として「Gショット」という不感症治療があります。女性の性感帯であるGスポットに注射で処置する治療法ですが、どういった効果があるのか気になるところです。

この記事では、性交渉でお悩みの女性向けに、Gショットの効果やメリット・デメリット、ダウンタイムについてご紹介します。

感度が悪い主な原因

性行為で性的快感が感じられない、または感度が非常に弱いことを不感症といいます。性行為はできても、気持ちいいと感じない女性は少なくありません。感度が悪い原因はさまざまですが、主に精神的な問題が関係しています。特にこれまで性行為で痛みがあったり、嫌な体験をしたことがある方は性行為に対して嫌悪感を感じ、不感症になる場合もあります。

他にも女性器が要因で不感症になっている場合があり、陰核(クリトリス)包茎や膣のゆるみなどが挙げられます。
陰核包茎は、快感を感じる陰核と呼ばれる女性器の皮膚が厚く、陰核が露出しない状態をいいます。この皮膚が妨げとなり、快感が得られない可能性があります。
膣のゆるみは、産後や加齢が原因で生じることが多く、産後にセックスレスになる方も多い傾向です。膣がゆるくなることで女性側でも感度が悪くなるといわれています。

女性がオーガズムを感じるGスポットとは?

性的快感を感じる部位といえば陰核(クリトリス)をよく耳にしますが、Gスポットと呼ばれる部位もあります。Gスポットは陰核と同じく、女性がオーガズム(快感)を感じる部位で、膣のなかの1〜3cmあたりにあるといわれています。

膣のなかで感じるオーガズムは、挿入でGスポットを刺激することで得られるとされています。Gスポットで感じる快感は個人差があり、膣でオーガズムを感じられない方も一定数います。

Gショット(感度アップ手術・不感症治療)の施術方法

膣のなかの感度や不感症を改善する治療として、Gショットという方法があります。Gショットは、膣にあるGスポットにヒアルロン酸を注入することで隆起をつくり、より刺激を感じやすくする施術法です。メスを使った切開手術ではなく、注射のみの簡単な治療です。施術時間は15〜30分ほどで完了します。

注入したヒアルロン酸は、約半年〜1年ほどで自然と体内へ吸収されますが、身体に悪影響は一切ありません。痛みがなくリスクも少ない感度アップ手術で、初めての方にもおすすめです。

Gショットの効果やメリット

Gショットは感度が低い方、不妊症に悩んでいる方が受ける治療の1つです。
Gショットを受けることで得られる効果やメリットは、主に次の4つが挙げられます。

感度がアップする

性感帯であるGスポットに、挿入の刺激が感じやすくなります。不感症になる原因の1つに膣のゆるみがありますが、Gショットで膨らみができることでゆるみも解消できます。今まで膣でオーガズムを感じたことがない方は、Gショットで膣の感度が上がり、今までにない快感を感じられる可能性があります。

男性側の満足度もアップできる

Gショットは女性だけでなく、男性側の満足度も上げることができます。Gスポットが隆起することで膣のゆるみが解消され、締まりがよくなるため、男性も快感を得やすくなります。パートナーとの性生活を楽しめるきっかけになる場合もあります。

痛みもなく短時間で完了する

注射のみの治療であるため身体の負担も少ない治療法です。Gスポットの部位は、もともと痛みを感じにくい部分であるため、麻酔も不要で痛みはほとんど感じません。15〜30分程度で処置が完了します。

日常生活に支障がでない

メスを使用する切開手術ではないため、施術後の日常生活に支障がでません。施術後は、仕事や家事などに制約なく生活ができます。治療をおこなったことが周囲やパートナーにもバレにくいこともメリットです。

Gショットのデメリット

手軽にできて身体の負担が少ないGショットは、リスクはほとんどないようにみえます。しかしいくつかデメリットがあるため、確認しておきましょう。
Gショットのデメリットは、主に以下の2つが挙げられます。

感度が上がらない場合もある

膣で快感を感じられない方が一定数おり、感度に個人差があるように、Gショットの効果にも個人差があります。もともとGスポットで快感を感じられない方は、Gショットの治療をしても感度が上がらない場合もあります。

メンテナンスや補充が必要

注入したヒアルロン酸は、約半年〜1年で体内に吸収されるため、永久的に効果のあるものではありません。効果を維持するために定期的な注射の補充が必要になります。施術後もメンテナンスのための通院や補充のための費用がかかります。

Gショットのダウンタイム

Gショットのダウンタイムは3日間です。3日間は性行為を控える必要があります。副作用としてまれに、だるさや頭痛、むくみなどが生じる場合もあります。

とはいえ、痛みが少なく治療後は生活に支障なく過ごせます。切開が必要な手術でよくある、痛み・腫れ・出血などもほとんどありません。傷跡が残ることもないため、施術をしたのが周囲に知られることもないでしょう。

施術後の過ごし方や性交渉

施術後は基本的に、当日から通常の生活を過ごせます。仕事や家事なども問題ありませんが、まれに副作用で頭痛や発熱などをひきおこす場合もあるため、当日の激しいスポーツは避けた方がよいでしょう。シャワーは当日から浴びることができます。ダウンタイムが3日間あるため、3日後から入浴と性交渉が可能になります。

湘南美容クリニックのGショットでよい性生活を

Gショットは、感度が低い方や不感症の方に使われる治療法の1つです。不感症になる原因はさまざまですが、Gショットで感度をアップさせて、パートナーとの関係を改善できることもあります。痛みが少なく、ダウンタイムがほとんどないため、初めて治療を受ける方にもハードルが低く、始めやすい治療法です。

日本では性に関する話をなかなか話しづらく、1人で悩みを抱え込む女性が多くいます。海外では、性生活は日常生活の1部としてオープンに捉えられています。パートナーとの性生活が楽しめないのは大変辛いことです。

湘南美容クリニックでは多くの女性医師が在籍しており、女性ならではのお悩みに寄り添って解決へと導きます。Gショットはもちろん、婦人科形成の幅広い治療を扱っています。無料カウンセリングで、まずはあなたのお悩みをお聞かせください。

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