デリケートゾーンの保湿には専用品を使ってください


デリケートゾーンの保湿に使うアイテムの成分は、顔や体よりも低刺激のものを選びましょう。例えばデリケートゾーン専用品のほかに、ワセリンや馬油などがあります。

そして全身用保湿アイテムの中にはデリケートゾーンには使用しない方が良いものもあり、普段使っているスキンケア化粧品をデリケートゾーンへ使う場合も同じです。また、保湿と共に美白も目指したい時は両方の改善が期待できる専用保湿アイテムを使いましょう。

美白化粧品の中には成分が強いものもあり、デリケートゾーンには刺激が強すぎる可能性があります。

刺激の少ない保湿アイテムを適度に使いましょう

デリケートゾーンの保湿には、顔や体のスキンケアより刺激が少ない成分でできたアイテムを使いましょう。なぜならデリケートゾーンは粘膜が近く、顔や体のように角質化されていないため、強すぎる刺激でかゆみなどが起きる可能性のあるためです。

デリケートゾーン保湿に使っても良い市販品

・専用品
デリケートゾーンの皮膚だけでなく粘膜部分にも塗って保湿することを目的としてつくられた製品のため、異常のないデリケートゾーンの保湿に使いましょう。オーガニックなど刺激の少ない、優しい成分でつくられています。

・ワセリン
石油を精製してつくられた保湿アイテムで、赤ちゃんからお年寄りと幅広い年齢の方が使用しています。ただしワセリンは製品によって純度が違うため、デリケートゾーンの保湿に使う時は、高純度の不純物の少ないタイプを選びましょう。

・馬油
馬の脂肪からつくられた製品で、さまざまな馬油が発売されていますが、成分無調整のものを選ぶとデリケートゾーンの使用も安心です。そして余分な成分が加えられているものもあるため、成分表示を確認してから購入することをおすすめします。

保湿グッズの中にはデリケートゾーン向きでないものがあります


顔や手、体など全身の保湿ケアに向けてつくられたアイテムであっても、全てがデリケートゾーンも含んでいるわけではありません。そのため、普段から保湿ケアに使っているアイテムをデリケートゾーンへ使ったところかゆみなどが出る可能性もあります。

従って、デリケートゾーンをいつもの保湿アイテムでお手入れする前に、成分表示や製品のサイトなどで安全性を確認してから使いましょう。

スキンケア化粧品も注意

お風呂上がりすぐに顔へローションや乳液をつける方は多いですが、同じようにデリケートゾーンの保湿も入浴後できるだけ早くに行います。この時顔につけるスキンケア化粧品は合成着色料や石油系界面活性剤などが入っていないか、確認してから肌につけます。

また、安心して使える専用の乳液やローションは専門クリニックで取扱いがあるため、デリケートゾーンの乾燥の相談と合わせて出かける方法もあります。

落とすために洗剤が必要なものも

市販の保湿クリームの中には、さっと洗っただけでは油分が多いため落ちにくいものもあります。すると落としにくいために残ってしまった保湿クリームは汚れとなり、雑菌繁殖の恐れがあるため、デリケートゾーンに使用する場合は油分の多さも選ぶポイントに入れましょう。

黒ずみ対策には美白にも対応したアイテムも使えます

デリケートゾーンは、女性ホルモン分泌の影響で黒ずみができやすい部分です。女性器やその周辺、足の付け根の黒ずみが気になる時は、美白成分入りの保湿アイテムを選んで使うと改善が期待できます。

美白成分の刺激に気をつける

デリケートゾーンの美白と保湿を目指してつくられた専用の製品は、健康な肌の状態であれば安心して使えるでしょう。しかしスキンケア化粧品として販売されている美白用化粧品をデリケートゾーンに使うには注意が必要です。

成分の中には刺激の強いものがあり、顔などに使う時でも肌質によって控えた方がいいこともあります。この点からも、保湿を合わせて美白を考える時はデリケートゾーンのケア向けにつくられた製品がおすすめです。

黒ずみは乾燥が原因の場合も

乾燥するとかゆみが起きやすく、強くかき続けているとそれが刺激となり肌を守るためにメラニンが分泌されて黒ずむことがあります。そのため日頃からデリケートゾーンまで保湿をしておくと、乾燥を防ぎかゆみを予防して黒ずみ対策にもつながるのです。

(まとめ)デリケートゾーンを保湿するには?

1.デリケートゾーンの保湿には専用品を使ってください

デリケートゾーンの保湿には、低刺激の成分でつくられた専用品を使うか、ワセリンや馬油などを使いましょう。全身用でもデリケートゾーン向きではない製品もあります。

美白も行いたい時は、デリケートゾーンの美白と保湿を行う専用品がおすすめです。

2.刺激の少ない保湿アイテムを適度に使いましょう

デリケートゾーンの保湿に使う製品は、低刺激のものにします。できれば専用の保湿剤が安心ですが、他には高純度のワセリンや成分無調整の馬油などを使っても良いでしょう。

3.保湿グッズの中にはデリケートゾーン向きでないものがあります

日常的に使っているスキンケア化粧品もそのままデリケートゾーンの保湿に使えるとは限りません。成分を確認し、合成着色料などが入っていなければ使っても良いでしょう。

しかしより安全性を大切にするのなら、専門クリニックの専用品が安心です。

4.黒ずみ対策には美白にも対応したアイテムも使えます

デリケートゾーンの保湿だけでなく美白もしたい場合、専用アイテムを使用しましょう。また乾燥するとかゆみが起きやすく、かいていると黒ずみができることもあります。

デリケートゾーンの乾燥を防ぐためにも保湿を行いましょう。

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