膣のゆるみを確実に改善するにはデリケートゾーンのプロに相談しましょう
膣のゆるみが気になる時は、デリケートゾーンの施術を行う専門のクリニックに相談すると確実な改善方法の提案が受けられます。具体的な施術方法は、レーザーや注射、切開と縫合などがあり、希望を叶えるための施術を医師と相談して決めます。
それから膣のゆるみは年齢や出産によって起きやすいことですが、そのままで改善することはまずありません。
確実な方法は専門医による施術ですが、ゆるみの悪化を防ぐための骨盤底筋トレーニングをすることもひとつの方法です。
目次
専門の美容クリニックではゆるみ改善の施術を行っています
セルフケアよりも積極的なゆるみ改善には、デリケートゾーンを専門とするクリニックでご自分に合った施術を受ける方法があります。
- レーザー
レーザーの熱の働きにより、膣を引き締めてゆるみを改善します。痛みが少なくダウンタイムが短いこともメリットで、痛みに弱いと思う方は麻酔の相談も可能です。
- 膣縮小
切ることをしないヒアルロン酸の注入や脂肪注入の方法があります。より本格的に改善したい場合、麻酔をかけて膣入口にひだをつくって狭くする方法も行われています。
- 膣壁形成
膣内を切開してそれを縫い合わせることで膣のゆるみを改善する方法です。あらゆる膣のゆるみを改善する施術の中でも、確実に膣内を狭くする方法にあたります。
希望や体質、予算などに合わせて適した施術を選ぶためには、専門医によるカウンセリングを受けることをおすすめします。
そしてカウンセリングの際にはできるだけ詳しくゆるみ改善に関する希望などを伝えましょう。また時間にゆとりを持ってカウンセリングを受けるためにも、前もって予約をしておくと安心です。
年齢や出産などによって膣のゆるみは出やすくなります
年齢を重ねると顔にたるみが見られるようになりますが、これは顔に限らず全身のあらゆる部分で起きていることです。したがってデリケートゾーンにも影響するため、年齢とともにゆるみが気になってくることもあります。
30歳を境に肌のたるみが起き始めますが、これは肌のコラーゲン量の減少や筋肉が減ることなどさまざまな原因の可能性があるのです。膣のゆるみの場合も同様で、加齢だけでなく運動不足や悪い姿勢など生活習慣が関わることにより、さらにゆるくなってしまいます。
産後に膣の締まりが悪くなったと感じる方も実は少なくありません。これは膣の周りにある骨盤底筋群が衰えていることが原因で、出産を終えたあと安静にする間に筋肉量が減ることも理由のひとつです。
パートナーから膣のゆるみを指摘されたり、性生活で快感を得られにくくなったりとコンプレックスに感じることもあるでしょう。それだけではなく将来的に子宮が外へ出てくるなど、トラブルが起きてしまう可能性もあります。
ゆるみを悪化させないためのトレーニングをしましょう
膣を出産前や若い頃のように狭くするためには、デリケートゾーンへの施術を行うクリニックで相談することが確実です。しかし日頃から骨盤底筋を意識したトレーニングをすることで、膣のゆるみ悪化を防ぐ方法もあります。
ちなみに骨盤底筋は恥骨から肛門までをつないでいる筋肉で、ハンモックのようになっている筋肉です。
用意するものはイスとフェイスタオル1本で、タオルは丸めて直径3センチほどの筒状にしておきます。
そのタオルをイスの上に置き、恥骨から肛門へあたるように座ると骨盤底筋を意識しやすいでしょう。この時背筋を伸ばし、腰から背中がまっすぐになることを心がけます。
そして尿道・膣・肛門を締めたりゆるめたりを繰り返し行い、この時にはお腹がへこんだり肩が上がったりしないように注意しましょう。慣れてきたら尿道から肛門へひとつずつ引き締めてからゆるめることを行います。
トレーニングに慣れてきたら引き締める時間を数秒から4秒、さらに5~6秒へと増やしていきます。また骨盤底筋を意識できるようになればタオルなしでイスに座り、トレーニングを続けましょう。
(まとめ)デリケートゾーンのゆるみは治せるの?
デリケートゾーンを専門とするクリニックで相談すると、膣のゆるみ改善のための具体的な施術を提案してもらえます。膣のゆるみは加齢や出産で起きがちですが、自然に治ることはないでしょう。
しかし悪化を予防する方法として骨盤底筋を鍛えることがあります。
セルフケアより確実にゆるみを改善するには、デリケートゾーン専門のクリニックでの施術があります。レーザーや脂肪注入、縫合など希望や状態に合わせた方法を医師とともに見つけましょう。
そのためにはまずカウンセリングを受けることです。
加齢によってデリケートゾーンの肌にたるみが出てくると、膣もゆるみが出やすくなってきます。
産後など筋力の低下も膣のゆるみの原因となりますが、そのまま放置すると性生活に影響が出るだけでなく将来のトラブルを引き起こすことがあります。
専門クリニックでの施術ほどの改善ではありませんが、ゆるみの悪化防止トレーニングもあります。
その方法はイスに座って、尿道・膣・肛門を締めたりゆるめたりするもので、徐々に引き締める時間を伸ばして骨盤底筋を鍛えます。