約5人に1人の女性がデリケートゾーンに何らかの悩みを抱えています
日本人女性の多くがデリケートゾーンのかゆみやニオイについての悩みを抱えていると言われています。
その数は、約5人に1人とも言われており、その原因もさまざまです。
デリケートゾーンの悩みに対しては、それぞれの原因に合った正しい対処が必要です。かゆみの原因は乾燥や下着の締めつけなど、ニオイの原因は洗いすぎやムレなどがあります。
正しいデリケートゾーンのケアをすることで悩みの対処が期待できるため、専用品でのケアや膣内まで洗わないこと、通気性のよい下着を使うことを心がけましょう。
またセルフケアで改善が難しい形や色などの対処には、デリケートゾーン専門の美容クリニックへ相談することです。
目次
多くの女性がかゆみやニオイなどで悩んでいます
日本人の場合デリケートゾーンのケアを行っていない女性は海外に比べて多く、デリケートゾーンについて相談したことのない女性も約8割います。まずはお悩みの症状として多い、かゆみとニオイの原因を知っておきましょう。
- 乾燥
顔や体も乾燥して肌がカサカサしてくるとかゆみが出ることがあります。これはデリケートゾーンでも同じですが、顔や体より皮膚の薄いデリケートゾーンは刺激に弱いため、同じ強さでかいても傷つく可能性があります。 - 下着の締めつけ
下着のサイズが体に合っていないとVゾーンやウエストの摩擦が強くなり、かゆみが起きることもあるでしょう。そして締め付けだけでなく素材やデザインが合わない場合も、かゆみとして表れやすいです。
- 間違った洗い方
ニオイの元は汚れですが、清潔にしようとするあまり洗いすぎる女性もおり、膣内まで洗うことでかえって雑菌が繁殖しやすくなってニオイの原因になります。 - おりものシートの常用
おりもののニオイが心配だからとシートを使う女性は増えていますが、頻繁に使っているとムレやすくなり雑菌が増えやすい環境を維持してしまうでしょう。
間違ったセルフケアがトラブルを悪化させてしまいます
デリケートゾーンに関する正しい知識を持つことはトラブル予防につながるため、次のポイントを押さえて生活しましょう。
- 専用品でお手入れする
デリケートゾーンは顔や体よりも刺激に弱いため、洗う時や保湿する時にも専用のアイテムを使いましょう。市販品にもデリケートゾーンのケア用品はありますが、安心にこだわりたい場合は専門のクリニックが販売しているアイテムを利用するとよいでしょう。
- 膣内は洗わない
外陰部はヒダのすみずみまで洗って汚れを落とすとニオイ予防になりますが、膣内は石鹸を使って洗うことは避けましょう。ソープは原液を直接つけず泡立ててから洗うと、デリケートゾーンへの刺激がやわらぎます。またスポンジやナイロンタオルなどを使わず指で優しく洗うこともポイントです。
- 通気性のよい下着をつける
できれば綿製の下着を選ぶと通気性が良く汗も吸いやすいため、ムレにくくなります。洗濯に強いメリットもあるため、しっかり洗って清潔さの維持にも役立つでしょう。
形や色などセルフケアだけでは改善が難しい悩みもあります
かゆみやニオイの対策はある程度セルフケアでも予防や改善を期待できますが、形を希望のものにしたい、色をきれいにしたいなどの希望はセルフケアでは難しいでしょう。
そのような悩みを改善するには、デリケートゾーン専門の美容クリニックへの相談が適しています。
加齢や出産などの理由で女性器がたるんだり形が変わったりしますが、希望する形へ切除術や脂肪注入などによって目指すことが可能です。
そして黒ずみをピンク色にしたいといった、色の積極的な改善に取り組みたい時にも専門クリニックでの受診がよいでしょう。
しかし状態や希望により適した施術が変わってくるため、まずはクリニックで相談をしましょう。
入浴時に正しい方法で洗っており、通気性のよい下着を心がけていてもニオイの改善が見られない場合は汗腺などの原因もあるでしょう。
その場合も美容クリニックで施術を受けると改善することがあり、とくにデリケートゾーンでニオイが強い場合はデリケートゾーン専門の施設を選びましょう。
(まとめ)デリケートゾーンに悩みがある女性は多いの?
女性が抱えるデリケートゾーンの悩みとはかゆみやニオイなどがあります。正しいケアとして、専用品を使う・膣内を洗わないことなどを行いましょう。
しかし形や色の積極的な改善は難しいため専門クリニックに相談しましょう。
日本人女性の多くがデリケートゾーンのかゆみやニオイに悩んでいます。
かゆみの原因は乾燥や下着の締めつけがあり、ニオイの原因には洗いすぎやおりものシートによるムレなどがあげられます。
正しい方法でデリケートゾーンのケアをすると、トラブル悪化を防ぐため日頃のケアを見直しましょう。
改善ポイントは、専用アイテムでケアをする・膣内は避けて指で洗う・通気性のよい下着でムレを防ぐことです。
セルフケアでは改善が難しい、形や色の改善や強いニオイの悩みは専門のクリニックで相談しましょう。
クリニックでは、女性器の形や色の改善は切除やレーザーによる施術で改善を目指し、汗腺が原因のニオイにも対応しています。