デリケートゾーンに重曹を使うことは避け、専用のケア用品を使いましょう
重曹を使った美容法がありますが、デリケートゾーンへ使うと刺激が強すぎて、黒ずみ改善どころか悪化させるかもしれません。そのためデリケートゾーンのケアは専用のアイテムを使って優しく行いましょう。
それに重曹はデリケートゾーンへの使用を目指してつくられておらず、美白を考える時はデリケートゾーン専用のアイテムを使った方が安心です。
またセルフケアに不安があればデリケートゾーンの施術を行うクリニックでプロに相談し、適切な施術を受ける方法もあります。
目次
重曹はデリケートゾーンを傷つけ、黒ずみ悪化の恐れがあります
美容法のひとつとして重曹を使った洗顔やパックなど、顔や体のケアが紹介されています。
重曹洗顔などの美容法は、重曹の粒で起きる摩擦によって古くなった角質を取り除く、ピーリングの働きを期待しています。
しかし市販されている、美容法としても使われる食用の重曹でのケアは、摩擦刺激が強すぎてしまいます。そのため黒ずみが改善するどころか色素沈着が悪化する可能性があるでしょう。
これはデリケートゾーンの皮膚は顔や体よりも薄いためという理由もあげられます。粘膜を重曹でケアすることはもちろん、Vラインのお手入れをしていて粘膜に重曹が付かないように注意しましょう。
メラニン色素とは日焼けをした時皮膚組織を守るために体内で発生するもので、肌のターンオーバーとともに排出されます。
そのため日焼けした肌は徐々に元の肌色に戻っていますが、摩擦などの刺激が加わった場合もその部分でメラニン色素が増えて黒くなり、黒ずんでしまうでしょう。
デリケートゾーン専用のケア用品でお手入れをすると安心です
重曹は食用や食べられないけれど入浴には使えるものなどが販売されています。しかしどの製品も、デリケートゾーンに使うことを目的とされていません。
そのためデリケートゾーンの黒ずみ改善を目指して重曹を使いたいとお考えの時は、代わりにデリケートゾーン用のケアアイテムの使用をおすすめします。
- 専用ソープ
体と一緒にボディソープで洗うと洗浄成分が強すぎて刺激になり、黒ずみを招くことがあるため、デリケートゾーン専用のソープで優しく洗うようにすると色の悪化を防ぎます。 - 美白クリーム
スキンケア化粧品では美白成分がデリケートゾーンにとって強すぎる場合もあり、デリケートゾーン向けの美白クリームなどを用意しましょう。市販品でなかなか見つからない場合は、デリケートゾーンのケアを専門で行うクリニックの専用品を見てみるとよいでしょう。
乾燥していると肌をかきたくなり、すると刺激から肌が黒ずんできてしまうため、デリケートゾーンの保湿を十分行って乾燥によるかゆみの発生を防ぎましょう。
セルフケアが不安な場合はプロに相談しましょう
重曹でデリケートゾーンの美白をしたくても、刺激が心配になってくると、その他のセルフケアも不安になるでしょう。
そのような場合には、デリケートゾーンのお悩みを専門で対応しているクリニックで、対処法が見つかる可能性があります。
そこでご自分以外にも同じお悩みで不安になっている人がいることを知れば、前向きにデリケートゾーンの黒ずみ改善を目指せるようになるはずです。
デリケートゾーンはVIOラインだけでなく、小陰唇など粘膜部分も含まれており、専門クリニックでは粘膜部分の黒ずみ改善を目指したホワイトニングの施術が行われています。
セルフケアで、粘膜部分の色を積極的に改善する市販のアイテムはまずないため、専門のクリニックで施術を受けるとご希望に近づきます。
それから専門のクリニックで行われる施術のひとつレーザーを黒ずみのある部分に照射して色の改善を行います。
切ることをしないためダウンタイムも短く、パートナーにもばれにくい点もメリットでしょう。
(まとめ)デリケートゾーンの黒ずみは重曹できれいになる?
デリケートゾーンへ重曹を使うと摩擦で傷つけたり黒ずみが悪化したりする場合があります。
そのためデリケートゾーンのケアは専用の製品を使い、セルフケアが心配な時は専門のクリニックで黒ずみを改善するための施術の相談をしましょう。
美容法として重曹が紹介されていますが、デリケートゾーンへの使用は控えましょう。
なぜなら摩擦による刺激が大きすぎて傷つけたり黒ずみを悪化させたりする可能性があるためです。
重曹はデリケートゾーンへの使用を目的としていないため、刺激から傷ついたり黒ずみが悪化したりすることがあります。
そのため重曹ではなくデリケートゾーン専用のアイテムを使って黒ずみの改善や予防をしましょう。
重曹でのセルフケアに不安を感じたらデリケートゾーンケアのプロに相談しましょう。
専門クリニックで相談すると、デリケートゾーンの粘膜の黒ずみ改善方法が分かり、ご希望の状態へ近づくことができます。