夏になると増える抜け毛。ファッションやヘアスタイルを楽しみたい女性にとっては心配ですよね。今回は夏に抜け毛が多くなる理由とその対策についてご紹介!
今年の夏は美しい髪を保って、思い出に残る楽しい夏を過ごしてみませんか?
目次
夏は抜け毛に悩む女性が多い季節
季節のイベントも多く、おしゃれを楽しみたい夏。さまざまなヘアスタイルを楽しみたいのに、なぜか抜け毛が増えた気がして心配になっている方もいるのではないでしょうか?
実は、夏の抜け毛は多くの女性が悩まされています。
そもそも、季節の変化に応じて毛が生え変わる動物のサイクルとして、夏は毛が抜けやすくなっています。通常は1日100本前後、夏場は200本前後まで抜け毛が増えることもあるので、まずはこれを頭に入れておくと少しは心配な気持ちが薄れるかもしれません。
夏に抜け毛が多くなる3つの理由
季節の変わり目である夏は、動物の自然現象として通常より抜け毛が多くなる季節です。しかし、それ以外の原因で抜け毛が多くなっている場合もあります。以下で詳しく見ていきましょう。
紫外線ダメージ
紫外線の強い夏場は、頭皮に与えるダメージも大きくなります。顔や身体には日焼け止めを塗ることができますが、頭皮には塗ることができません。
これにより、抜け毛が増えたり、髪が弱々しくなったりといった毛髪トラブルが引き起こされます。
頭皮の乾燥
夏場はどこにいってもエアコンが効いています。エアコンは部屋の湿度を下げるので、気付かぬうちに頭皮が乾燥してしまいます。頭皮の乾燥は血行不良を引き起こし、毛髪に栄養が行きわたりづらくなります。これにより、抜け毛が増加するのです。
皮脂による毛穴のつまり
汗をかき、皮脂が過剰に分泌されることも抜け毛増加の原因に。過剰に分泌された皮脂は、毛穴に詰まると血行不良を引き起こし、毛髪の成長を妨げます。
また、毛穴のつまりが炎症を引き起こすと頭皮のニキビにもつながることがあります。
夏の抜け毛を防いで美しい髪を保つためのケア方法
夏も美しい髪を保つためには、正しいケアをおこなうことが大切です。ここでは3つのヘアケア方法をご紹介します。
日傘や帽子で紫外線ダメージを避ける
頭皮を紫外線ダメージから守るためには、日傘や帽子を活用するのが効果的です。ただし、帽子を使う場合は通気性のよいものを選び、皮脂が過剰に分泌されないようにしましょう。日傘や帽子を使いたくない方は、日陰を歩くだけでもダメージを大幅に抑えられます。
また、頭皮にも使えるスプレータイプの日焼け止めを活用するのもおすすめです。
空間内の湿度を適度に保つ
エアコンによる空気の乾燥を防ぐため、
- 加湿器を併用する
- 洗濯物を部屋干しする
- エアコンは冷房ではなく除湿モードやドライモードを活用する
などの工夫をしましょう。
適切な湿度は40〜60%といわれています。温湿度計を部屋に置き、部屋の湿度を管理できるようにしておくのがおすすめです。
スカルプケアを丁寧に
夏は皮脂による毛穴つまりが起こりやすいため、いつもより丁寧なスカルプケアを意識する必要があります。
- シャンプー前にブラッシングをして汚れを落としておく
- シャンプーは手のひらで泡立ててから髪にのせる
- 頭皮は爪ではなく指の腹でやさしくこする
- リンスやコンディショナーは頭皮にはつけない
- シャンプーは1日1回に
- シャンプー後は必ず髪を乾かす
これらのポイントを押さえて、日々のシャンプーをおこないましょう。
夏の抜け毛ではなく『FAGA』の可能性も
あまりにも抜け毛が多い場合は、季節の変わり目による抜け毛ではなく「FAGA(女性型脱毛症)」の可能性も。
FAGAは、ホルモンバランスの変化によるヘアサイクルの乱れが原因で起こります。
毛根の寿命は通常2〜6年ですが、FAGAになると数ヵ月〜1年程度まで一気に縮んでしまいます。一度寿命が尽きた毛根からはもう二度と毛髪が生えることはなく、放っておくとどんどん進行するため、早期の治療が必要になります。
FAGAは飲み薬で治療できます
FAGAは自力で治すのは困難ですが、ヘアサイクルを整えるための飲み薬で治療することが可能です。
湘南美容クリニックの「HRタブレット」では、発毛を促す「ミノキシジル」や抜け毛の原因となるホルモンを抑える「スピロノラクトン」などといった有効成分を含んだ飲み薬を3ヵ月服用するだけで、しっかりと効果を実感いただけます。
その他にも、頭皮に直接治療薬を注入できる「ジェットメソ」や「クイックメソ」など、さまざまなFAGA治療からお客さまに適切な治療をご提案いたします。
夏の抜け毛にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
紫外線ダメージや皮脂の分泌で抜け毛の増えやすい夏は、いつも以上に丁寧なスカルプケアを心がけながら、紫外線や乾燥から頭皮を守る必要があります。
夏に蓄積したダメージは時間差で秋頃に現れることもあるため、今から入念に気をつけておくことが大切です。
また、FAGA(女性型脱毛症)の可能性がある方は、しっかりと治療をおこなう必要があります。「自分はFAGAかも」と不安な方は、まずは相談だけでも結構ですのでお気軽にご予約ください。