まぶたが腫れぼったい原因はさまざまです
まぶたの皮膚は薄くデリケートなので、ちょっとした刺激でも腫れぼったい感じになってしまうことがあります。
その原因はさまざまで、外界の刺激から、体調の変化なども考えられるでしょう。
目をこすったときの刺激はもちろんのこと、女性なら化粧品の成分でかぶれて、まぶたが腫れぼったい感じになってしまうこともあります。
体調の変化にも左右されやすい場所ですから、なぜまぶたが腫れているのかその原因を突き止める必要があるでしょう。
目次
まぶたのむくみによる腫れぼったさなら解消が可能です
まぶたが腫れぼったい原因のひとつとして考えられるのが、まぶたのむくみです。
この場合、何らかの原因で血行が悪くなり、リンパの流れが滞っています。
これらの症状は多数の原因で起こるため、問題を突き止めて解消していきましょう。
まぶたのむくみが起きる原因として考えられるのが、塩分のとりすぎ、お酒の飲みすぎ、寝不足や寝すぎ、枕が低い、目をこするなどの問題です。
過剰な水分補給でも、まぶたの腫れぼったい感じが出ることがあります。
涙を流した後も、まぶたが腫れる原因となるでしょう。
よくまぶたが腫れる方は、枕の高さにも注意してみましょう。
枕が低すぎると血液が頭頂部のほうに溜まってしまい、目の周りのむくみを発生させます。
顔を下に向けて寝ることも、重力の関係で血液が目の周辺に溜まるため注意が必要です。
まぶたがむくんでいるときは、温冷タオルをあてると解消しやすくなります。
温かい蒸しタオルを目の周りに30秒あててから、次に冷たいタオルをあてると、目の周りの血行が改善されむくみ対策になるでしょう。
水分を多くとってしまった日には、利尿効果のあるお茶を飲んで解消させる方法もあります。
カリウムが多く含まれる食べ物は、体内の塩分を尿と一緒に排出する働きがあるため、むくみやすい方は積極的に取り入れてみましょう。
まぶたがむくみやすい方は、普段から塩分の多い食事をしていないか注意することです。
まぶたをこする行為は腫れぼったい原因になるため注意が必要です
普段からまぶたの腫れぼったい症状があると、マッサージにより解消させたいと考える方もいるでしょう。
血行不良によるむくみならマッサージも効果的ですが、強いマッサージや目の周りのマッサージは、逆効果になるため注意が必要です。
なぜなら、まぶたが腫れる原因のひとつが、まぶたをこする行為だからです。
泣きすぎたときに目が腫れてしまうのは、涙の影響を受けたのではなく、目をこすったことが原因となっています。
まぶたの裏には毛細血管が多数めぐらされており、こする刺激で血管がダメージを負っている状態です。
泣いた後のまぶたの腫れは数日でおさまりますが、普段からまぶたが腫れやすい方は、無意識のうちに目をこすっていないか注意するようにしましょう。
まぶたをマッサージするときには、人差し指で目頭から目じりに向かって、圧をかけるように動かしましょう。
このときに決して目をこすってはいけません。
目をこするとまぶたの皮膚がたるみみやすく、色素沈着の原因ともなるため注意しましょう。
メイク落としでアイメイクを落とす際にも、ゴシゴシこすらないことです。
タオルで水分を拭き取るときには、タオルでゴシゴシ目をこすらず、水分を吸い取るような感覚で拭いてください。
目を無意識にこすってしまう方は、知らないうちに毛細血管を傷つけ、まぶたの腫れぼったい症状を引き起こしている可能性があります。
まぶたの腫れぼったい症状は整形で解消することも可能です
むくみによる腫れぼったさが原因ではなく、何をやっても解消できない方もいます。
さらに眼の病気とも無関係なら、もともとまぶたの腫れぼったさが原因と言えるでしょう。
そのような方は、整形手術を活用する方法もあります。
まぶたの腫れぼったさによる整形手術は脂肪除去、埋没法、眉下切開などの方法が利用できます。
それぞれ適応となるまぶたの状況は異なるため、医師によるカウンセリングのもと、自分に合った整形手術を選ぶようにしましょう。
脂肪除去は、まぶたを切開してから余分な脂肪を除去する手術です。
まぶたに付いた脂肪が原因で、まぶたの腫れぼったい感じが気になる方に向いています。
目の上がくぼんだ感じとなり、外国人顔をつくるためにも使われている方法です。
埋没法とは、まぶたを糸で留めて二重のラインをつくるための手術です。
目を動かす筋肉を留めるまぶた板法なら、糸がまぶたの下に完全に隠れ、ツッパリ感が少なく、まぶたの腫れを最小限に抑えることができます。
まぶたの腫れ対策と同時に二重になりたい方に最適でしょう。
眉下切開は、余分な皮膚や脂肪を除去する方法で、奥二重の人がはっきりとした二重になるためにも活用されています。
二重の方でまぶたが腫れぼったい人や、おでこのしわを改善したい方、まゆ毛を抑えたままだと目がしっかり開かない方におすすめです。
(まとめ)まぶたが腫れぼったい状態になるのはなぜ?
まぶたが腫れぼったい原因は多岐にわたるため、多数の原因を考えながら対策をしていく必要があります。
皮膚が薄くとてもデリケートですから、外界の刺激や体調の変化を受ける部分です。
まぶたの腫れぼったい感じが気になる方は、目の周りにむくみがないか確認してみましょう。
塩分のとりすぎ、寝るときに下を向いて寝ることもむくみの原因となるため、改善させることが大切です。
まぶたの腫れぼったい症状があっても、目を強くマッサージする行為は避けましょう。
まぶたの下に毛細血管が多数あって、血管が傷ついて逆に腫れを引き起こすことがあるためです。
まぶたの腫れがむくみや眼の病気が原因ではないなら、思い切って整形手術で改善させることを選択するのもよいでしょう。
脂肪除去、埋没法、眉下切開と種類があるため、自分に合った方法を取り入れるようにしてください。