まぶたのたるみの改善が期待できるストレッチがあります
まぶたのたるみは、まぶたの筋肉がゆるんでくることでも起こります。
筋肉は使わなければ衰えてきますから、毎日、少しずつのストレッチで衰えをカバーし、まぶたのたるみを食い止めましょう。
外部からの刺激に弱い目の周りの皮膚には、マッサージよりもまぶたの筋肉を自ら動かすストレッチの方が効果的だと言われています。
目次
加齢と諦めず日常的に表情筋を使うように意識しましょう
まぶたのたるみは加齢による筋肉の衰えなどが原因と言われますが、一言で加齢といってもさまざまな原因が複雑に絡み合って起こっています。
加齢とは、単に年齢を重ねるだけではありません。
体質や骨格の問題、生活習慣や日常生活を送る場所の環境によって加齢のスピードは左右され、個人差も大きくなります。
そのため、年齢が上がれば上がるほど、実年齢より老けて見える人と若々しく見える人の差が開いてきます。
まぶたのたるみやまぶたが下がってくることによって、表情が暗くなったり老けて見えたりします。
まぶたのたるみは、上下のまぶたの深い部分でのむくみ、皮下脂肪の下垂、まぶたの筋肉の衰えも関係があります。
年齢を重ねると、表情を変えることが少なくなると言われており、10代の子どものように大きく表情筋を使って大きな口を開けて笑ったり、目を見開いて驚いたりすることが少なくなります。
しかし、逆に言えば、年齢を重ねても表情筋を大きく使った表情を意識するだけで、表情筋の衰えを食い止めることができるのです。
特に垂れ下がりがちな口角を上げて笑ったり、大きく目を見開いたりすると良い効果が期待できるでしょう。
まぶたのたるみに効果的な簡単ストレッチがあります
まぶたのたるみの改善が期待できるストレッチを紹介します。
毎日、継続して行うことで効果が期待できますから、家事の合間やお風呂の中、パソコンやスマホの使い過ぎが気になるときなどに、ストレッチをしてみましょう。
- 眉に力を入れて上に引き上げ、下まぶたを指で軽く支えて上に押し上げます。
- そのままで、さらに眉を上げて目を開けます。
これを10回1セットとして、1日3セット行います。
- 眉毛を上げながら、大きく息を吸い込み、目を大きく見開いて2〜3秒間保ちます。
- 眉毛は上げたままで、上まぶただけをゆっくり下げて目を閉じたまま5秒間保ちます。
- 眉毛の力を抜くと同時に深く息を吐き出します。
- 両手で額と眉毛を覆って、額と眉毛の筋肉が動かないように力を入れます。
- 上下のまぶたを引き寄せて、目を閉じないぎりぎりのところまで目を細め5秒間保ちます。
- 5秒経ったら力を抜いてリラックスし、同じように額と眉毛の筋肉を指で押さえながら、今度は目を見開き5秒間保ちます。
- 5秒間保ったらリラックスします。
これを1セットとして1回3セットを目安に行います。
それでもまぶたのたるみが気になる場合でも効果的な方法はあります
ストレッチは毎日継続的に行うことで効果が期待できる方法ですが、忙しい日常生活の中でストレッチの時間を見つけることが難しいこともあります。
また、ストレッチを行って効果が期待できない場合もあるでしょう。
それでもまぶたのたるみをケアするために、他にはどのような方法があるのでしょうか。
お風呂に入ったときに、タオルを目元にのせるだけでも目の周りの血行を良くすることができます。
血行を良くすることで目元のむくみを改善できることがあります。
目元の専用ローションやパックなど、複数の目元用スペシャルケア化粧品を合わせて使うとより高い効果が期待できます。
ローションやパックを使うときは、塗り込んだり擦り込んだりせず、乗せるように置き、染み込ませるように軽くパッティングすると良いでしょう。
目元パックシートを使うのも簡単にケアできておすすめです。
まぶたがたるむと老けて見えたり暗い表情に見えたりするため、悩んでいる人も少なくありません。
美容外科ではそのようなお悩みに寄り添い、解決する方法を一緒に考えるカウンセリングを行っています。
経験豊富な美容外科で、体質や生活スタイルにあった適切なアドバイスを受けることができます。
信頼できる専門医と相談することで解決の糸口が見つかるかもしれません。
(まとめ)まぶたのたるみは顔のストレッチで改善できる?
まぶたのたるみは、筋肉が衰えてくることで生じます。
適切な負荷を与え、繰り返しトレーニングすることで衰えを食い止めるだけでなく、たるみを改善することも期待できるでしょう。
まぶたのたるみは加齢による筋肉の衰えによって引き起こされます。
その原因のひとつに、年齢を重ねると表情筋を使って大きく表情をつくることが少なくなるという点があります。
明るい表情を心がけることで、たるみを食い止めるきっかけになるかもしれません。
まぶたのたるみに効果的なストレッチがあります。
まぶたを上げて目を開けるストレッチ、眉毛を上げて行うストレッチ、目を閉じたり開いたりするストレッチなどがあり、これらを継続して行う事で効果が期待できるでしょう。
目元の血行を良くすることや、美容液など化粧品を利用する方法でまぶたのたるみに対処する方法もあります。
また、経験豊富な美容外科などのカウンセリングを受けて、専門医による適切なアドバイスをもらうというのも良いでしょう。