20代のまぶたのたるみは日常生活に原因があります
20代というと、多くの方が仕事を始める年代です。
忙しさ故の食事内容の偏りがまぶたの皮膚でのターンオーバーを遅らせ、たるみを引き起こしてしまいます。
また、PCやスマートフォンの画面を見る時間が長くなりますが、どちらの場合も、まばたきの回数が極端に減ることが知られています。
すると、まぶたを引き上げる眼瞼挙筋を使ったり緩ませたりすることが減り、眼瞼挙筋の疲労からまぶたを十分に引き上げられず、たるみが起こったように見えてしまいます。
さらに、使う化粧品などにも注意しましょう。
刺激の強い化粧品がまぶたの負担になってしまっている場合もあります。
目次
食生活の乱れや使う化粧品には、日々注意しましょう
20代というと多くの方がお仕事をしています。
仕事の忙しさで家事をできる時間が十分に確保できなかったりすることもあるでしょう。
そうなるとどうしても「とりあえずお腹がいっぱいになれば」と、コンビニのお弁当やパンで、短時間で食事を終えてしまいがちです。
しかし、そのような生活を長く続けていると、摂取する栄養素に偏りが出てしまいます。
すると、お肌のターンオーバーが遅れ、まぶたも含めてお肌のたるみが起こってしまいます。
また20代は、お化粧などにも凝る年代とも言えます。
特に、使用する化粧品はお肌に効果がありそうな高価なブランド物を選ぶことが少なくないでしょう。
しかし、そういった化粧品が自分のお肌に合っていない場合なども、原因の一つになり得ます。
たとえば、付けた瞬間にまぶたがピリピリするような感じがある化粧品などは、皮膚への刺激が強すぎて、まぶたがたるむ原因になってしまいます。
加えて、お肌の血行を良くするマッサージにも気を付ける必要があります。
特にまぶたのまつ毛付近の皮膚は、とても薄くてデリケートです。
ゴシゴシ擦ってしまうと血行を良くするどころか、逆にダメージを与えたるみの原因となってしまうこともあるのです。
スマートフォンやPC画面の見過ぎもまぶたのたるみを引き起こします
仕事でPCを使用するという職種は多く、一部の職種では、仕事中のほぼ全ての時間でPCを使用しているということもあります。
また、スマートフォンの普及によって、プライベートの時間にはスマートフォン画面ばかり見ているという人も少なくありませんが、これらが原因となって、まぶたのたるみを引き起こしてしまう場合もあるのです。
まず、スマートフォンやPC画面を見ている際のまぶたの状態を意識してみてください。
周囲の景色を見るとき程には、目を大きく見開いてはいない状態ではないでしょうか。
まぶたを上に引き上げるのは眼瞼挙筋という筋肉なのですが、スマートフォンやPC画面を見ている時は、それをあまり強く働かせず、まぶたを十分に引き上げていない状態が続きます。
これが続くと眼瞼挙筋が弱り、まぶたの血行が悪くなってたるみが引き起こされるとされているのです。
また、PCやスマートフォンの画面を見ている時は、まばたきの回数が極端に減ることが分かっています。
まばたきは眼球表面に水分と栄養を届けるために大切な行動であり、同時に眼瞼挙筋を使う機会でもあります。
これが減ってしまうと、眼瞼挙筋は収縮し続けることになり疲労して力が落ち、まぶたを十分に引き上げられなくなってしまいます。
また、眼瞼挙筋やまぶたでの血行もやはり悪くなり、まぶたの皮膚に栄養素が十分に送られず、たるみが起こってしまいます。
まぶたのたるみは薄い二重や一重まぶたにつながります
まぶたと言えど、腕や脚と同じように筋肉で動いています。
ですから、使わなかったり、発揮する力が弱くなったりすれば、まぶたの筋肉は弱っていきます。
それに加えて、まぶたへの刺激や老化が起こると、まぶたは一重になったり、薄い二重になったりしてしまいます。
20代という若い方でも、まぶたのたるみに悩む方が増えています。
食事の内容に気を付けたり、出来るだけ遠くを見る機会を作ったりすることでまぶたを強く上に引き上げる機会を作りましょう。
また、まぶたを皮膚の表面から軽く押すことを繰り返すことで血行が良くなり、たるみを防ぐことができます。
この際、まぶたを強く引っ張ったり、擦ったりすることは避けましょう。
もし、それだけの対策を講じても、眼瞼下垂のような目元になってしまったり、一重まぶたや薄い二重になってしまったりしたら、ぜひ美容外科の医師に相談してください。
今は美容外科で眼瞼下垂の治療が行えます。
また、二重まぶたを作る整形も可能です。
施術法によりますが、痛みや腫れもさほど心配は要らず、安価で安全な二重整形を受けることが可能です。
まぶたのケアについても相談できますので、一度美容外科へ足を運んでみてください。
(まとめ)20代のまぶたのたるみはどうして起こる?
食事で摂取する栄養素の偏りがまぶたのたるみにつながります。
PCやスマートフォン画面を長くみるとまばたきが減り、まぶたを引き上げる筋肉の疲労でたるみが起こったように見えてしまいます。
また、使用する化粧品にも気を付けましょう。
仕事の忙しさで食事内容が簡単になりますが、肌のターンオーバーが遅れまぶたでもたるみが引き起こされます。
また、使う化粧品は付けた時に肌がピリピリするものは刺激が強く、肌にダメージを与えます。
特に皮膚の薄いまぶたでは、注意が必要です。
PCやスマートフォンの長時間使用が、まぶたのたるみにつながります。
画面を見る際は十分にまぶたを引き上げないことや、まばたきの回数の減少で、筋肉を使う回数が減ることによって血行不良となり、まぶたの皮膚へ栄養素が送られなくなってしまいます。
まぶたのたるみを予防するには、食事や生活習慣の意識づけと変化が大切です。
それでも、まぶたがたるみ一重や薄い二重まぶたになってしまうようなら、皮膚のケアも含めて美容外科へ相談してみましょう。