まぶたのたるみは年齢以外の要素も関係しています
まぶたがたるむ原因に、年齢は関係ありません。
まぶたを強く引っ張るような生活習慣があると、若い方でもまぶたがたるむことが少なくありません。
まぶたのたるみの原因となる習慣としては、メイクを落とすときにゴシゴシこする、目が痒いときについ力を入れてこすってしまう、あるいはコンタクトレンズの着脱時にまぶたを引っ張るなどが挙げられます。
人のお肌のピークは16~18歳と言われており、それ以降は老化が進んでいくことを考慮すると、成人を迎えて以降はまぶたへの触れ方にも注意が必要でしょう。
まぶたのたるみは加齢以外にも原因があります
人と会う時、あるいは面接などで人の印象を推し量るとき、多くの人は相手の目元を見るものです。
また、目元の状態で相手の人がおおよそ何歳くらいなのかまで、想像してしまいます。
ですから、目元の状態によっては実年齢より若くも、あるいは老けても見られてしまいます。
では、まぶたのたるみはどうして起こるのでしょうか。
加齢によってまぶたがたるみむのは、お肌のターンオーバーの遅れや乾燥が原因です。
皮膚内部で、皮膚のハリを保つために必要な水分や油分が減少することも、理由となっています。
しかし、まぶた以外の部分で皮膚を常に引っ張っているとその部分が伸びやすくなってしまうことと同じように、まぶたも常に力を加えていると徐々に伸び、たるみに繋がります。
日常生活上でそのような行為は、実は知らないうちに行っています。
例えば、アイメイクをするときやクレンジングの時です。
アイラインやアイシャドウを付けるときに、まぶたの上の方を引っ張り上げてはいないでしょうか。
あるいは、コンタクトレンズの付けずしの際にも、まぶたを引っ張るような行為をしています。
現代では、比較的低年齢からコンタクトレンズやメイクをしている女性は多いので、これによってまぶたを引っ張る行為をしていると、若い年齢の方でもまぶたのたるみが引き起こされます。
まぶたの乾燥もたるみを生む原因です
夏場に海へ行ったときなどに強い日差しを浴びて日焼けをすると、腕や脚、背中の皮膚が乾燥するのは、多くの方が経験しているかと思います。
紫外線を浴びることは、お肌の乾燥の大敵なのです。
まぶたの皮膚は、体のどの部分よりも最も薄いのが特徴です。
そのため、皮膚内部の水分が減り、皮膚のハリが失われると、たるみが目立つようになります。
日中、屋外へ出かけることが多い方は、日焼け止めなどを下地として塗っていることと思います。
しかし、日焼け止めもその種類によってどれくらいの時間、紫外線を遮断してくれるのかが異なります。
ですから、長時間屋外へ出ることが多い方は、日焼け止めを塗りなおすような対策が必要です。
また、目をこするなど強い力を加えることも、まぶたのたるみを生む原因です。
目がかゆいとき、人は腕や脚をかくときと同じように、まぶたを含めゴシゴシとこすってしまいます。
これは、まぶたを引っ張ることに繋がるため、先ほど述べたことと同じように、まぶたの皮膚を引っ張ることになります。
若い方でしたら、なおさらまぶたのたるみ治療をおすすめします
一度伸びてしまった皮膚は、自然と元に戻るということは、ほぼありません。
特に、目元の状態が人の見た目年齢を左右するのであれば、若い方こそまぶたのたるみへの対策が必要になるのではないでしょうか。
まぶたのたるみは、美容整形で比較的簡単に改善することができます。
その方法はさまざまであり、まぶたのたるみがどうして起こっているのか、その原因によって選ぶ手段は異なります。
まずは、クリニックに足を運び、専門医によるカウンセリングを受診してみましょう。
一般的には、まぶたの一部分を切開して余分な皮膚を切除し、その後縫合するという方法を行います。
傷が目立ちにくい二重の部分やまゆ毛の下で施術を行い、縫合時も非常に細い糸で傷が目立ちにくいように施術が行われるため、傷が目立つことや、周囲に整形がばれてしまう心配も少ないでしょう。
また、術後に傷周辺を冷やすようにすると痛みはわずかの期間で済みます。
腫れに対しても対処法がありますので、正しくケアしてあげることが大切です。
(まとめ)まぶたのたるみは年齢と関係がある?
まぶたがたるむ原因は、加齢だけに留まりません。
まぶたに力を加えることや、引っ張る機会が多くなると、まぶたのたるみが起こります。
そのため、若い方でもまぶたがたるむことは少なくないのです。
まぶたのたるみは、まぶたを習慣的に引っ張る、あるいは強い力を加えることによって起こります。
コンタクトレンズの着脱時、あるいはメイクやクレンジングの際にも、まぶたを自然と引っ張り上げています。
まぶたの皮膚は非常に薄いため、紫外線による乾燥の影響が顕著に出やすい部分です。
長時間、屋外にいることが多い方は、日焼け止めを塗り直せるようにしておきましょう。
また、目を掻くこともまぶたの皮膚を引っ張ることになるため、注意が必要でしょう。
目元は見た目年齢を左右するとも言われており、早めのうちからまぶたのたるみ対策を行っておくのもよいでしょう。
たるみを除去する施術法にはいくつか種類があり、原因によって異なりますので、まずは専門医によるカウンセリングなどを受診してみましょう。