一重まぶたの脂肪は脂肪除去の施術などで改善が期待できます
腫れぼったい一重まぶたの場合、まぶたについた脂肪を解消したいと考える方も多くいます。
このようなまぶたの脂肪は、美容整形の施術を利用することで改善が期待できるでしょう。
脂肪除去の施術には、ROOF除去手術、眼窩脂肪除去手術などがあり、どちらも二重整形と並行して行われることも可能です。
また、まぶたの脂肪が多い場合、中には病気由来のものもあります。
その場合は、専門のクリニックによる診断を受け、適切な治療を行うことも検討してみてください。
目次
まぶたの脂肪解消の方法としてマッサージが挙げられることもあります
東洋人に一重が多いのは、まぶたの脂肪が多いことが原因のひとつと言われているのです。
とくに脂肪が多くついた一重は、眠そうに見られたり、にらんでいるように誤解されたりすることもあります。
そんな一重まぶたの脂肪を解決する方法として、マッサージが挙げられる場合もあるでしょう。
とくに、朝のまぶたが腫れぼったいという人の場合は、次のようなマッサージがおすすめです。
- 約40度のシャワーを5秒あてて5秒離すのを10回ほど繰り返します
- 眉毛の下の骨がくぼんでいるところを1分ほど押しましょう
- まぶたにアイクリームをのせて、目頭から目尻にかけてそっとなぞるようにマッサージします
このマッサージを行うだけでも、目元をスッキリさせることが可能な場合があります。
しかし、脂肪そのものが改善できるわけではないため、毎日行わなければいけないのが難点と言えるでしょう。
まぶたの脂肪自体を根本的に解決するためには、マッサージは効果的とは言えません。
根本的な改善が期待できる脂肪除去の施術について紹介しましょう
根本原因である脂肪を解消したいのであれば、美容整形などを専門にしているクリニックなどで脂肪除去の施術を利用するとよいでしょう。
そもそも、まぶたの脂肪には皮膚の表面に近いところにあるROOFと、筋肉の奥にある眼窩脂肪の2種類があります。
これらの脂肪はどちらも美容整形の手術で除去できます。
また、これらの施術はいずれの場合も二重整形と同時に行われることがほとんどです。
それぞれの施術について詳しく紹介しましょう。
全切開法という二重整形と同時並行で行われます。
まぶたの上を二重ラインに沿って切るため術後の腫れは強く、ダウンタイムは1~2週間が必要です。
「まぶたの脂肪吸引」と呼ばれる手術で、まぶたを縫い合わせて二重を作る埋没法と一緒によく行われます。
針程度の穴から脂肪を吸引するので、腫れなどは少なく、ダウンタイムは2~7日と短めです。
以上のようにまぶたの脂肪は整形手術で除去できます。
だいたい二重整形と同時並行で行われるので、目元の印象をガラリと変えることもできるでしょう。
病気を原因としてまぶたの脂肪が生じるケースもあります
まぶたの脂肪は見た目を気にする上ではなんとか解消したいものですが、実はこのまぶたの脂肪が病気のサインという場合もあります。
そのため、もしまぶたの脂肪が非常に気になるようであれば、注意しておく必要もあるでしょう。
たとえば、1mm程度の白い脂肪のかたまりがブツブツとできる脾粒腫という病気があります。
この脾粒腫であった場合、レーザーなどで穴を開けて中の角質を出すという治療を行わなければいけません。
また、この病気は再発しやすいため、見つけ次第、専門医に相談する必要があると言えるでしょう。
また、汗腺から1~1.5mm程度の盛り上がりができている汗管腫も、レーザー治療が必要になります。
脾粒腫よりも奥まで焼かなければいけないので、大がかりな施術になってしまう場合があります。
なるべく早期の発見と対応を心がけましょう。
また、目の周りに黄色い脂肪の膨らみができる目瞼黄色腫は、コレステロールの高い人にできやすいといわれています。
レーザーで焼いて治療するとともに、内科などを受診して、健康状態をチェックするようにしてください。
(まとめ)一重まぶたの脂肪はどのように改善できる?
まぶたの脂肪を改善する方法としてはROOF除去手術、眼窩脂肪除去手術などの施術があり、これらを利用することで改善が期待できます。
ただし、中には病気が原因であるまぶたの脂肪というケースもあるので、注意が必要でしょう。
脂肪の多いまぶたはマッサージである程度スッキリさせることもできます。
しかし、根本原因である脂肪自体をなくすことはできないため、脂肪を解消するという意味ではあまり効果的ではない場合もあるでしょう。
根本的に解決したいなら美容整形を行うクリニックなどで利用できる脂肪除去の手術がおすすめです。
まぶたの脂肪にはROOFと眼窩脂肪がありますが、このどちらもが二重整形と同時に施術を行うことができます。
まぶたの脂肪は病気のサインということもあります。
1mmほどの脂肪のブツブツができる脾粒腫はレーザーで穴を開けて角質を外に出す治療をしましょう。
目の周りが黄色くなる目瞼黄色腫はコレステロール高めのサインです。
内科にも行くようにしましょう。