二重のりを付けっぱなしにすると、まぶたのトラブルが起こる可能性があります
二重のりを付けっぱなしにすると、二重に癖がついて自然と二重になるケースもあるといいます。
しかしまぶたに異常が現れる可能性もあるため、あまりおすすめできません。
まぶたが二重のりにより常に引っ張られて皮が伸びてしまい、悪化するとまぶたが下がって視界が悪くなる眼瞼下垂になる可能性があります。
さらに接着剤によりまぶたが肌荒れを起こし、長期間悩まされる方もいるといいます。
安全できれいな二重を目指すなら、二重整形を検討してみるとよいでしょう。
目次
二重のりを長時間付けたままにした場合、まぶたや目にトラブルが生じる可能性があります
二重のりを長時間、とくに寝る時に付けっぱなしにしたほうが、二重の癖がつきやすいという話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし二重のりを付けっぱなしにして寝ると、まぶたが閉じた状態が長時間続きます。
するとまぶたが強い力で引っ張られ続け、まぶたは皮膚が伸びてしまうと言われているのです。
一度伸びた皮膚はもとには戻りにくいため、たるみの原因となるでしょう。
さらに昼間でも長時間付けたままだと、まばたきしづらくなり目が疲れて充血しやすくなります。
そしてとくに夜は寝ている間にまぶたが引っ張られるため半目になる方もいます。
知らない内に目の水分が蒸発し、朝に目の痛みや乾きを覚え、ドライアイになる可能性もあるのです。
また接着剤の成分が肌に負担をかけ、炎症を起こす場合も考えられます。
さらにアレルギー反応が出ると、腫れ上がってかぶれたり、痛みやかゆみが生じたりする場合もあるのです。
そしてまぶたの肌組織が破壊され、外部からの刺激から皮膚を守る角質も薄くなるでしょう。
ダイレクトに刺激を受けやすくなるため、まぶたの皮膚は弾力や水分を失い、かさつきやたるみを悪化させることにもつながることが考えられます。
二重のりの長期間の使用により、眼瞼下垂を発症する可能性もあります
二重のりを長時間付けっぱなしにすると、まぶたの皮膚が引っ張られて伸びてしまった結果、眼瞼下垂(がんけんかすい)を発症する場合もあります。
眼瞼下垂は、目を開けていても上まぶたが下がってしまい黒目を覆って、視界が悪くなる状態のことです。
二重のりによってまぶたに刺激が加わることで肌が弱くなり、かぶれを繰り返すことで皮膚が伸び切って上まぶたを開けることが困難になってしまうのです。
さらに狭まった視界をカバーするために、無意識に額の筋肉でまぶたを開こうとします。
すると他の部位に負荷がかかって肩こりや頭痛、眼精疲労を招く場合もあるのです。
また目つきが悪くなったり、眠そうに見えたりするなど外見の問題も出てくるでしょう。
眼瞼下垂は、コンタクトレンズの装着や長時間のパソコンなどによる眼精疲労や、加齢、生まれつきの場合などほかにもさまざまな要因があります。
眼瞼下垂の程度によっては、まぶたを上げて二重にする施術を受けて改善が見込める場合もあります。
二重整形なら、常に二重を維持する効果が期待できます
二重のりはいつでも二重でいたいという方の中には、つい付けっぱなしにしてしまうという人もいるでしょう。
しかし二重のりの付けっぱなしは目やまぶたへの負担が大きいです。
二重のりは付けた時しか二重にならないですが、二重整形なら常にきれいな二重がキープできるでしょう。
また毎日二重のりをすると、いつも同じ幅で二重を作らなければならず結構時間がかかりますが、二重整形にすればメイク時間の短縮にもつながる可能性があります。
二重整形といっても、さまざまな種類があります。
まぶたを切開して理想的な形の二重を作る切開法や、極細の医療用糸をまぶたに埋め込んで二重のラインを形成する埋没法という切らない施術法もあります。
また埋没法であれば短時間で施術が終わるため、時間をかけられないという人にはおすすめです。
一方の切開法は、くっきりとした二重まぶたを半永久的に維持したいという方に向いている方法と言えます。
まぶたや眼のトラブルが心配な方は、一度二重整形を検討することも含めてクリニックに相談してみましょう。
(まとめ)二重のりを付けっぱなしにしても大丈夫?
二重のりの付けっぱなしは、まぶたが継続的に引っ張られ続けるため皮が伸びて、視界が悪くなり、眼瞼下垂になる場合もあります。
きれいな二重になりたいなら、まぶたに負担がかかりにくくい二重整形を考えてみるのもよいでしょう。
二重のりを付けっぱなしにすると、二重の癖がつくどころかまばたきの度にまぶたが引っ張られ皮膚が伸びる可能性が高まるでしょう。
さらに寝ている時は半目になるためドライアイを発症したり、接着剤の成分によるかぶれや炎症を起こしたりする場合もあります。
二重のりの長時間使用により、まぶたの皮が下がり黒目を覆って視界が狭くなる眼瞼下垂が起こる場合もあります。
眼瞼下垂により、他の部位に負荷がかかり肩こりや頭痛、眼精疲労などを招きやすくなります。
常に二重でいたいという方なら、二重のりを長時間付け続けるよりも、二重整形で二重にする方がまぶたや眼へのダメージは少ないと言えます。
二重整形には切らない埋没法などさまざまな施術があるため、まずは専門医に相談してみましょう。