二重のりを使用すると目が乾くと言われています
二重のりによって、目が慢性的に乾くドライアイになる可能性があります。
まぶたの皮膚がムリに上に引き上げられるため、まばたきが少なくなるのが原因です。
ドライアイが続くことによって、視力の低下・疲れ目・頭痛・肩こりなどにもつながりかねません。
健康的な日常生活の質も低下してくるため、改善したほうがよいでしょう。
二重のりでドライアイになる可能性があります
二重のりをつけると、目が乾くと感じている人は少なくありません。
繰り返すうちに慢性的なドライアイになっても、原因が二重のりにあると気づかない人もいるようです。
手軽に二重に挑戦できるアイテムとはいえ、メリットもデメリットも認識しておく必要があります。
というのもドライアイが悪化すると視力が低下したり、目の細胞の表面に傷ができやすくなったりするのです。
ただでさえ、現代ではドライアイになりやすい環境に身を置く人が多いのですから、少しでもドライアイになる要因を減らしたほうが目のためになります。
二重のりでドライアイになってしまう原因は、まぶたの皮膚をのりでムリにつけているためです。
皮膚をのりでくっつける行為だけでも負担がかかることに加え、さらに上まぶたをムリにこじあけた状態にしておくことが目にはよくないでしょう。
またまぶたを自然に閉じにくくなり、まばたきが十分できなくなる可能性があるのです。
通常はまばたきによって目の表面に涙が行き渡るため、まばたきの回数が少なくなれば目が乾きやすくなります。
目が乾くと疲れ目にもなりやすく、物がぼんやりと見えがちになってしまいます。
普段そのような兆候に気づいて、ドライアイになっていないか意識することが大切です。
二重のりはまぶたの炎症を起こすこともあります
二重のりはまぶたの皮膚をのりで人工的に接着することから、皮膚に炎症が起こりやすいという可能性も抱えています。
通常のメイクでも、アイラインやアイシャドウを多用しているとまぶたの皮膚に負担がかかります。
二重のりは皮膚に色づけをするだけでなく、接着剤を一定時間つけたままにしておくわけです。
皮膚がムリに引っ張られて負担がかかるうえに、そもそも接着剤の成分によって皮膚がかぶれたり炎症を起こしたりすることも不思議ではないでしょう。
敏感肌の方はもちろんですが、皮膚の強さに自信がある場合でも接着剤を継続的につけていればかぶれが起こるのは当然です。
目に見える症状ではなくても、ほとんどの方が皮膚のかぶれを起こしているともいわれています。
慢性的にかぶれや炎症を起こしている皮膚は、柔軟さを失い分厚くなる傾向があります。
これにより、まぶたがさらに腫れぼったくなることもあり、注意が必要です。
まぶたが一度変化してしまうと、自力でもとに戻すのは難しくなります。
まぶたを自分の力で開けにくくなる、眼瞼下垂の症状を招く可能性も、二重のりにはあります。
ドライアイだけでは済まない注意点があることは、二重のりを使用する際には自覚しておいたほうがよいでしょう。
ドライアイは視力低下にもつながります
涙は、まばたきによって目の表面をうるおします。
これにより、ドライアイになるのを防ぎ、乾いた目の表面の細胞に傷ができることも防げるのです。
さらに涙は角膜や結膜の細胞に栄養を供給する役目も持っています。
目は乾燥だけでなく異物やまぶしさ、疲れなどに常にさらされており、気をつけていないと慢性的に不快な状態になってしまうでしょう。
視力の低下も、ドライアイによって涙が目の隅々にまで行き渡らず、疲れが回復しないことから起こる場合もあるのです。
失明とまでいくようなことはなくても、ドライアイは日常生活に深刻な影響をもたらすことがあります。
慢性的に目に異物感を覚えたり、疲れ目から頭痛や肩こりなどを引き起こしたりすることもあるためです。
ドライアイになると、左右の視力が一定しにくくなるという問題も生じがちです。
正常な状態とは違ってくることで、気づかないうちにドライアイからさまざまな弊害が起こることも考えられます。
このような目の負担を軽減するためには、二重のりの使用を控えるかやめるかが挙げられるでしょう。
二重のりがなくても、二重まぶたにする方法はあり、確実性の高い方法としては二重整形の施術がおすすめです。
専門の医師がおこなう施術ですから、目元の構造はもちろん、目の健康についても配慮した診療を受けられる点にも安心感があります。
二重のりを使い続けたことによって生じた、まぶたの皮膚のたるみなども解決することができるでしょう。
毎回理想の目元を作れるとは限らない二重のりを使い続けるよりは、確実で健康的な目元を手に入れる方法を選ぶ方が、長い目で見たときによいかもしれません。
(まとめ)二重のりは目が乾くって本当?
二重のりでまぶたの皮膚を日常的につり上げていると、まばたきの回数が減って目が慢性的に乾くドライアイになる恐れがあります。
ドライアイを改善しなければ、視力低下など日常生活の質を低下させかねません。
二重のりによってまぶたの皮膚を接着していると、まばたきがしにくくなります。
そのため目の表面に涙を行き渡らせるまばたきの回数が減り、ドライアイになってしまうのです。
まぶたの皮膚をムリに接着することから、二重のりを使っているとかぶれや炎症が起きやすくなります。
慢性的なかぶれや炎症によって、皮膚が硬くなり分厚くなって腫れぼったくなることも二重のりの注意点の1つです。
二重のりを使い続けることによるドライアイで視力の低下や目の不快感を招く可能性があります。
ほかにも慢性的な肩こりや頭痛などにも悩まされるかもしれません。
解決法として、二重の整形施術も検討してみましょう。