二重のりでまぶたが腫れたのはアレルギーや目の病気が原因と考えられます
二重のりでまぶたが腫れた原因として考えられるのは、アレルギー症状や目の病気が発症していることです。
この二重のりには接着成分である「ゴムラテックス」が含まれており、これがアレルギーの原因となる場合もあります。
また結膜炎やものもらいなどといった病気の症状の1つにまぶたの腫れが挙げられます。
二重のりでまぶたが腫れたときは二重のりの使用をやめ、腫れが収まったら美容整形を検討しましょう。
目次
ラテックスアレルギーになると、まぶたに腫れが起こることがあります
二重のりの使用でまぶたが腫れたという方もいらっしゃるかもしれません。
その大きな原因として考えられているのが、「ラテックスアレルギー」と呼ばれるアレルギー反応です。
ラテックスというのは「ゴムラテックス」のことで、ゴム手袋・輪ゴム・スポーツ用品などの天然ゴムを使用した多くの製品に含まれています。
ゴムラテックスは二重のりの接着成分としても配合されていることが多く、二重のりの使用でラテックスアレルギーにかかる可能性が考えられるでしょう。
ラテックスアレルギーは天然ゴムに含まれるラテックスたんぱく質と接触することで、皮膚の腫れ・赤み・炎症・痒みなどを生じるのが特徴とされています。
呼吸困難や血液低下などが起こる場合もあり、最悪の場合は死に至ることがあるといわれています。
ラテックスアレルギーは、職業柄ゴム手袋の着用時間が長い方やアトピー性皮膚炎などで肌トラブルを起こしやすい方などが、発症する確率が高いと考えられています。
そのため該当する方は二重のりの使用でもラテックスアレルギーを発症する可能性が高いため、使用が推奨されていません。
二重のりの使用でまぶたが腫れた場合、二重のりの使用を止め、速やかに専門の医療機関を受診しましょう。
結膜炎やものもらいでもまぶたの腫れが起こる可能性があります
二重のりでまぶたが腫れてしまうのは、ほかの原因も考えられます。
とくに結膜炎やものもらいなどには注意が必要です。
まぶたの腫れ以外にも、目のかゆみや目の中がゴロゴロする、めやにが出るなどの症状がみられる場合、「アレルギー性結膜炎」の可能性があります。
アレルギー性結膜炎はアレルゲンが結膜を刺激することで起こりますが、アレルゲンは大きく分けて3種類挙げられます。
- 花粉やハウスダスト・ペットの毛・ダニ・カビなどの吸入系アレルゲン
- 卵や大豆・牛乳などの食物系アレルゲン
- ラテックス(職業系アレルゲン)
二重のりをつけるとき、不清潔な手でまぶたに触れることで「ものもらい」になる可能性があります。
ものもらいには脂肪の詰まりが原因の「霰粒腫（さんりゅうしゅ）」と細菌の感染が原因の「麦粒腫（ばくりゅうしゅ）」の2種類があるのです。
このうち、手に付着した細菌によって起こるのは麦粒腫だと考えられます。
またまぶたの皮膚にできる「外麦粒腫」とまぶたの内側にできる「内麦粒腫」とに分けられています。
麦粒腫になるとまぶたが腫れるだけでなく、膿が溜まり痛みを生じることもあるでしょう。
美容整形を行えばまぶたが腫れるリスクは低くなります
二重のりでまぶたが腫れたときは、二重のりの使用をやめることが自身で行える対処法といえるでしょう。
もちろん、眼科で診てもらい治療を行うことが理想的です。
その後に美容整形を検討することをおすすめします。
美容整形では施術後にまぶたが腫れることがありますが、きちんとしたクリニックで施術を受け、しっかりダウンタイムを取れば、通常はもとに戻るといわれています。
二重のりを継続して使用することで、アレルギー症状や目の病気を繰り返すことはさまざまな弊害を生むことでしょう。
まぶたが大きく腫れた場合などでは、治療に数ヶ月かかる可能性もあります。
また皮膚が伸びてしまい、まぶたがたるんでしまう恐れもあり得るのです。
一度たるんでしまったまぶたはもとに戻せないケースもあり、そうなる前に美容整形で二重まぶたにした方がリスクは低いと考えられます。
美容整形を行えば、それ以上まぶたの皮膚が伸びてしまうことはないといわれています。
ただしまぶたの腫れの状態によっては二重整形の施術ができない場合もあるため、一度クリニックで相談してみましょう。
（まとめ）二重のりでまぶたが腫れたのはどうして？
二重のりにはゴムラテックスと呼ばれる接着成分が含まれておりこれがアレルギーの原因となります。
また結膜炎やものもらいなどといった目の病気の症状でも、まぶたが腫れる可能性があるでしょう。
二重のりでまぶたが腫れたのはこのいずれかの可能性が考えられます。
二重のりの使用でまぶたが腫れる大きな原因として考えられるのが、ゴムラテックスとの接触で起こる「ラテックスアレルギー」です。
ラテックスは天然ゴム製品に含まれており、アレルギーが発症すると皮膚の腫れや赤み、炎症などの症状が現れることがあります。
二重のりでまぶたが腫れる原因として、目の病気も考えられます。
ラテックスがアレルゲンとなる「アレルギー性結膜炎」がその1つです。
また不清潔な手でまぶたに触れることで細菌に感染すると「ものもらい」になることがあり、これも目が腫れる原因です。
二重のりでまぶたが腫れた時は、二重のりの使用をやめ、美容整形を受けることをおすすめします。
美容整形でも施術後にまぶたが腫れることがありますが、一時的なものであるため二重のりのように皮膚が伸びたり、たるんだりする心配はないでしょう。
切らない二重術（埋没法）
極細の糸をまぶたに埋め込む方法です。腫れが少なく、ふたえのり感覚でできます。
切る二重術（切開法）
まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。
目元形成
目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。
眼瞼下垂
まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。
目元のたるみ取り
目の下のふくらみ（脂肪）やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。
