埋没法3点留めは、まぶたの3ヶ所を留めて二重をつくる整形方法です
埋没法の3点留めとは、医療用糸などを使って3ヶ所を留めて二重ラインをつくる、二重整形の方法です。
二重整形手術には埋没法と切開法がありますが、埋没法はまぶたにメスを入れない施術のため、腫れにくく、手軽にできる二重整形だといえます。
過去に1点留めや2点留めをしたものの、すぐに一重に戻ってしまった場合や、まぶたがたるんでいる場合に施術されることが多いです。
目次
3点留めは1点留めよりも長持ちする可能性が高いです
埋没法3点留めは、1点だけ固定して二重をつくる1点留めと比較して、留めた部分にかかる負担が分散されるため、長持ちする可能性が高くなります。
まぶたが分厚い場合は特に、1点留めでは1か所にかかる力が大き過ぎ、すぐに糸が切れてしまったり外れてしまったりする可能性が出てきます。
そのため、まぶたが分厚い場合は最初から2点留めや3点留めがすすめられることもあります。
また、1点留めと比較した場合の3点留めの良さとして、微妙なデザインがつくりやすい、という点が挙げられます。
3点を固定してデザインできるので、目頭から目尻までの二重の幅を微妙に調整したいときに向いています。
ただし、このときの注意点として、少し無理がある位置で固定すると、糸にかかる負担が部分的に大きくなってしまい、その部分が外れやすくなってしまう、ということもあります。
そのため、3点留めで二重のラインをデザインするときには、それぞれの糸にかかる負担の度合いも考慮に入れましょう。
また、デザインによっては2点留めでも十分な可能性があるため、カウンセリング時に相談してみるとよいでしょう。
何点留めにするかは、まぶたの厚さ、希望のデザイン、糸にかかる負担の度合いなどを総合的に考慮して決めるのがよいでしょう。
留める箇所を増やせば長持ちするというわけではありません
埋没法は、1点留めよりも2点、3点留めが長持ちしやすいといわれています。
このように聞くと、4点留めや5点留めは、3点留めよりももっと長持ちしやすいのではないかと思う人もいるのではないでしょうか?
しかし、一般に、3点留めまでは留める点を増やすごとに長持ちしやすくなるものの、それ以上は費用の割にあまり持続期間は延びない、といわれています。
単に留める箇所を多くすればよい、というわけでもないのです。
また、デザインのしやすさについても同じことがいえます。
1点留めよりも2点留め、3点留めの方が、二重幅の微妙なデザインがしやすいですが、だからといって4点、5点留めにすればもっと複雑なデザインがしやすいか、というと、そういうわけでもないのです。
大抵のデザインは、3点留めまでで可能です。
1点留めで取れやすい方は、3点留めがおすすめです
埋没法の持続期間は人によってさまざまで、3~5年といわれていても、なかには10年以上たっても効果が持続している人もいます。
一方で、数ヶ月でもとに戻ってしまう人もいます。
1点留めでも好きなデザインになっており、長持ちすればそれに越したことはないでしょう。
しかし、1点留めや2点留めで外れやすいまぶたの人には、3点留めがおすすめです。
1点留めが取れやすい人というのは、まぶたに脂肪が付いていて分厚い人、また、まぶたが硬くて二重のラインができにくい人です。
この場合、糸に力がかかりやすいので、糸が外れてしまいやすいのです。
また、二重幅を広めにつくった場合も取れやすくなります。
以上のような場合には、1点留めよりも3点留めがすすめられるでしょう。
最後に、埋没法での二重を長持ちさせるためにできることについてお話します。
とても大切なこととして、目を触ったりこすったりしない、ということが挙げられます。
まぶたの内側の組織は柔らかいため、こすってしまうと組織が糸から外れる原因になってしまいます。
花粉症などのアレルギーがある場合、目をこすらないのは至難の業ですが、二重を長持ちさせるためには大切なことといえます。
その他、洗顔やアイメイクの際にも、できるだけまぶたに刺激を与えないように気を付けましょう。
(まとめ)二重整形の埋没法3点留めの特徴とは?
埋没法3点留めとは、まぶたにメスを入れずに医療用糸などを使い、まぶたの3ヶ所を固定することで二重にする施術方法です。
過去に1点留めをしてすぐに戻ってしまった方も、3点留めなら長持ちする可能性が高くなります。
3点留めは1点留めと比べて長持ちしやすく、微妙なデザインをつくりやすいという利点があります。
ただし、せっかくの3点留めも、留める位置に無理があると部分的に取れやすくなることもあるため、それぞれの糸にかかる負担を考慮することが大切です。
留める箇所を増やせば増やすほど、二重効果の持続期間が長くなるかというと、そうとも限らないといえます。
一般に、3点留めまでは、留める箇所を増やすほどに効果持続期間が長くなる可能性が高まりますが、それ以上は、増やしてもあまり変わりません。
まぶたが分厚い人や硬い人、二重幅を広めに取りたい人は、1点留めや2点留めでは外れやすくなる可能性があるので、3点留めがすすめられます。
また、長持ちさせるためには、できるだけまぶたに刺激を与えたりこすったりしないことが大切です。