二重まぶたの幅を決めるときはシミュレーションが最も重要です
美容整形にてまぶたを二重にする際には、必ずシミュレーションが行われます。
これは自分が好む二重の幅や形を決めるために施術前には必ず行われるものです。
この時、自然に目を開けた状態で二重の幅を決めると、シミュレーション通りの二重を作ることができます。
しかし、シミュレーションで姿勢や目の開け方が普段と違っていると、二重の出来栄えも理想とは異なってしまいますから、気をつけましょう。
目次
整形で二重の幅を決めるときは自然な状態を意識しましょう
二重整形を受ける方には必ず、施術前にシミュレーションを受けていただきます。
これは、二重の幅や形を色々試して、自分の顔の印象が良くなる二重の形を決めるためです。
二重整形では、特に切開法となるとやり直しがきかないので、シミュレーションの段階で妥協せず、しっかりと希望した二重する形や幅を決めることが大切です。
ここで押さえておきたいのが、姿勢などによって二重の幅は異なるということです。
例えば、猫背の場合です。
背中を丸くして正面に置いた鏡を見ようとすると、どうしても上目遣いになってしまいます。
すると、まぶたは自然な状態よりもやや上に引き上げなければいけません。
この状態で二重の幅を決めると、自然に背中を伸ばした時にまぶたの引き上げが抑えられ、二重の幅が広くなってしまいます。
また、鏡を自分の顔の正面よりも下に向いてシミュレーションするのも禁物です。
この位置では、やや伏し目がちになります。
ここで二重の位置を決めた場合、顔を正面から見た時にまぶたが上により引き上げられ、とても幅の狭い二重になってしまいます。
二重の幅にはまぶたを引き上げる力の強さも関係します
まぶたが綺麗な二重にならない、あるいは二重ではあるけれどとても薄いとお悩みの方がいらっしゃいます。
まぶたの形状ももちろん関係しますが、その原因としてまぶたを引き上げる力が関与している場合もあります。
まぶたが二重になる際には、まつ毛付近の皮膚までしっかりと上に持ち上げることが必要になります。
この力が不十分だと、二重が薄くなったり一重になったりしてしまうのです。
あるいは、まぶたの腫れぼったさを気にして、目を開ける時に眉毛を上に引き上げている方もいらっしゃいます。
二重整形前のシミュレーションで、眉毛を引き上げる癖を出してしまうことも、施術後の二重の幅を変化させてしまう原因になります。
眉毛を引き上げるとその分まぶたの皮膚が上に引き上げられます。
その状態でシミュレーションをして二重の幅を決め、施術を受けます。
その後、眉毛を引き上げる癖が消えた時、まぶたの皮膚が下へ降りてくるため、二重の幅がとても狭くなってしまうのです。
二重整形は外科的な施術法です。
特に切開法の場合は、まぶたの皮膚を切開しますのでやり直しというものが効きません。
ですから、シミュレーションがとても大切なのです。
施術を受ける方の中には、「とにかく早く二重にしたい」と焦る方もいらっしゃるでしょう。
しかし、二重になったからといって、できたその幅や形状が自分の好みとは異なっていたりすると、満足感は得られません。
シミュレーションであれば何度でも自分の好みの二重を試すことができますから、しっかりと時間をかけて決めるようにしましょう。
よい二重まぶたを作るためには、施術を受ける方の協力が不可欠です
二重まぶたとは言っても、その形状には2種類あります。
一つは目頭から目尻方向に幅が徐々に広がっていく「末広型」、もう一つは二重の幅がまったく同じ「平行型」です。
日本人の場合、目頭に蒙古ヒダがあり、目頭部分が浅くなっているため、二重とはいっても末広型が多いようです。
平行タイプの場合は、二重は目頭よりもやや離れた位置から始まっています。
これまでお話してきたように、二重整形前のシミュレーションで二重の幅や形状は決まります。
そのため、できるだけ自然に目を開けた状態でシミュレーションを受けていただくことが大切です。
また、目頭から目尻まで長く平行型の二重にしたいという場合には、目頭を切開するという方法もあります。
いずれにしても、二重整形を受ける方が満足されるような二重の幅や形を決めるために、医師はシミュレーションの段階で色々とご提案します。
妥協したり医師に任せきりにしたりするのではなく、ご自分が好む二重の幅をしっかりと決めていただくことがとても大切なのです。
(まとめ)まぶたを二重にするときの幅で注意する点はどこ?
二重整形前のシミュレーションでは、できるだけ自然に目を開けた状態で二重の幅を決めることが重要になります。
普段とは違う目の開け方などをすると、シミュレーションと施術後にできた二重が違うものになってしまいます。
二重整形の施術前に行われるシミュレーションでは、背中を伸ばして姿勢を良くし、また顔を上げて鏡を正面に置いた状態で目を見ることが大切です。
姿勢や鏡の位置が不適切だと、シミュレーションと完成後の二重に違いが生まれてしまいます。
眼瞼下垂などでまぶたを引き上げる力が弱い方や目の開きが弱い方の場合、眉毛を上に引き上げる癖がある場合があります。
その癖を残したままで二重のシミュレーションを行うと、施術後の二重のイメージが変わってしまうことがあります。
二重まぶたには末広型と平行型とがあります。
日本人のまぶたでは目頭が浅いため末広型が多いのですが、長い平行型を好まれるのであれば目頭切開も提案します。
受ける方がご自分の好みをしっかりと伝えてくださることが、幅を決めるのにはとても大切なのです。