マッサージを行うだけで二重まぶたになる可能性は低いです
一重まぶたと二重まぶたは、そもそもの構造に違いがあるため、マッサージを行うだけで二重まぶたになる可能性は極めて低いと考えられています。
マッサージにより二重まぶたになる可能性があるとすれば、もともと二重まぶたの構造をもつ人が、まぶたのむくみにより一重まぶたになっている場合などに限られるといえるでしょう。
つまり、マッサージで二重まぶたになれる確証はないといえます。
目次
まぶたのむくみや脂肪がとれて二重になる人はいます
まぶたのマッサージを行うだけで、二重まぶたになったという話を聞いたことがあるかもしれません。
実際、まぶたのマッサージを行うことで二重まぶたに変わったという話もあります。
しかし、どんな人でもマッサージで二重まぶたになれるかというと、そうではありません。
まぶたのマッサージで二重まぶたになる人は限られているとされています。
では、どのような人であればマッサージで二重まぶたになれるのでしょうか?
まず、本来二重まぶたの構造をもっている人がまぶたのむくみや脂肪の多さにより一重まぶたになっていたという例が挙げられます。
この場合、まぶたのマッサージによりむくみや脂肪がとれ、二重まぶたになる可能性があります。
また、もともと二重の人がむくみや体重の増加などにより一重まぶたになってしまった例も同様です。
こちらの場合も、まぶたのマッサージやダイエットなどでむくみや脂肪が解消されれば、二重まぶたに戻る可能性が高いでしょう。
いずれの場合も、マッサージを行うことで肌トラブルを引き起こすことや、逆効果になってしまうことがあるため医師に相談した上で行うのが良いでしょう。
二重まぶたになれるマッサージをいくつか紹介します
では、マッサージで二重になれる可能性のある人は、どのようなマッサージ方法を実践すればよいのでしょうか。
ここでは、二重まぶたになるマッサージ方法をご紹介します。
両手の人差し指と中指の腹を使い、力を入れすぎないようにリンパ液を流すマッサージ方法です。
マッサージの順番は目頭から目尻、目尻から耳の前までとなります。
一日二回程度、5セットに分けて行うと良いです。
電子レンジやお湯などを使い、40℃前後の蒸しタオルを作ります。
まぶたの上に5分程度タオルを乗せ、その後冷水で濡らしたタオルを1分程度同じようにまぶたの上に乗せます。
2~3回繰り返し血行が良くなったところで、眉間の下にあるくぼみの部分を指でぐっと押します。
目頭から目尻にかけて行うことでまぶたのむくみ解消につながります。
まぶたの指圧は、まぶたの周辺を順番にマッサージしていくことでまぶたのむくみや腫れをとる方法になります。
まず、親指の横の腹を使い、眉毛の下にある骨の内側を目尻に向かって刺激していきます。
次に、下まぶたの骨に中指の腹を押し当て、同じように目頭方向から目尻方向に向かってやさしく刺激していきます。
最後に、こめかみを指圧して終了です。
一重まぶたと二重まぶたの構造には違いがあります
まぶたのマッサージを行っても二重まぶたにならないという人は、二重まぶたの構造を持っていない可能性が高いです。
一重まぶたと二重まぶたの構造の違いは、まぶたを開くときに動く筋肉である「上眼瞼挙筋」の分岐がどこに付着しているかという点にあると考えられています。
上眼瞼挙筋の分岐がまぶたの皮膚に付着していない場合は一重まぶた、上眼瞼挙筋の分岐がまぶたの皮膚に付着している場合は二重まぶたになるといわれています。
一重まぶたの人の中には、上眼瞼挙筋の分岐がまぶたの皮膚に付着していながらも脂肪が多い、または上眼瞼挙筋の力が弱いことが原因で二重まぶたにならないというケースがあります。
このような場合、まぶたのマッサージで二重まぶたになる可能性はあります。
どうしても二重まぶたにならないという方は、美容整形で二重まぶたをつくるのが確実性に優れているといえるでしょう。
二重まぶたの施術を受ければ、マッサージによるまぶたの肌トラブルや時間のロスなどを防ぐことができます。
(まとめ)マッサージを行うことで二重まぶたになれる?
マッサージを行うことで一重まぶたから二重まぶたになる可能性は低いといえます。
なぜなら、一重と二重は構造そのものが違うと考えられているからです。
まぶたのむくみが原因で、二重から一重になってしまった場合であればマッサージが有効です。
まぶたのマッサージを行うことで二重まぶたになる人というのは、二重まぶたの構造を持っている人に限られると考えられます。
まぶたのむくみや脂肪が原因で一重になっている人などに代表されます。
二重まぶたになるマッサージには、リンパを流すリンパマッサージや蒸しタオルで血行を良くしてから行うマッサージ、むくみや腫れを解消するまぶたの指圧などが挙げられます。
まぶたの皮膚は薄いため、いずれの場合も強く行わないようにしましょう。
二重まぶたと一重まぶたの構造は、まぶたを開くときに動く筋肉である「上眼瞼挙筋」の分岐が皮膚に付着しているかしていないかの違いがあるといわれています。
後者の場合、美容整形で二重まぶたにするのが確実だといえます。