まぶたの上眼瞼挙筋という筋肉の構造によっては、鍛えることで二重になる場合があります
筋肉を鍛えるとまぶたが二重になるかどうかは、まぶたを持ち上げる上眼瞼挙筋から伸びる挙筋腱膜がまぶたの皮膚にしっかりついているか、上眼瞼挙筋が充分な強さを持っているかが大きく影響しています。
まぶたの上眼瞼挙筋を鍛えるとまぶたを持ち上げる力が強くなります。
そのため、まぶたが二重に折りたたまれるほどの筋力がつくことで、二重まぶたになる可能性もあるのです。
目次
二重まぶたには上まぶたの筋肉が関係しています
目を開くときには上眼瞼挙筋という筋肉が上まぶたを持ち上げています。
上眼瞼挙筋が瞼を形成している瞼板にくっついて上に持ち上げることでまぶたが開くのですが、二重まぶたの場合にはこの上眼瞼挙筋が枝分かれしていて、瞼板だけでなく上まぶたの皮膚にもくっついています。
そのため、二重まぶたは上まぶた全体が持ち上がる時にまぶたの皮膚もひっぱられて上がるので、上まぶたが折りたたまれながら開く形になります。
その折りたたまれたところが二重まぶたのラインにみえるというのが、二重まぶたの仕組みです。
上眼瞼挙筋が上まぶたの皮膚についていないという場合や、上まぶたの皮膚についている部分のくっつき方が弱い場合、まぶたに脂肪がついているためうまく折りたたまれないなどの場合には一重まぶたが形成されます。
上眼瞼挙筋が枝分かれすることなく上まぶたの皮膚についていない場合には、筋肉を鍛えても二重になる可能性はほとんどないといえます。
ただ、もし上まぶたの皮膚に上眼瞼挙筋がくっついているのであれば、目元の脂肪が減少したときなどに今まで一重まぶただと思っていたまぶたが二重に変わるという場合もあります。
二重まぶたになるためのエクササイズなどもあります
上眼瞼挙筋の状態にもよりますが、現在一重まぶたの場合でも、まぶたの筋肉を鍛えることで二重まぶたになれる場合や、マッサージなどでまぶたの脂肪やむくみがなくなりまぶたの厚みがなくなると二重まぶたのラインが現れる可能性があります。
上まぶたを持ち上げる上眼瞼挙筋を鍛えるためのエクササイズのやり方にはいくつかあります。
目を大きく見開いてから目を強く閉じるエクササイズを1日30回行うことでまぶたの筋肉が鍛えることが可能です。
また、おでこにしわが出ないように上を見ながら目を見開くエクササイズや、おでこの筋肉が動かないように目を開けたり閉めたりするエクササイズもあります。
これらのエクササイズは毎日続けることが大事です。
積み重ねることでまぶたが引き締まる、目の開きがよくなり目が大きく見えるようになるなど少しずつ変化が出てくることにつながるでしょう。
マッサージなどでまぶたのむくみを解消させて行うことで、より二重にもなりやすくなります。
すっきりしたまぶたを維持するためにもできるだけ続けてみてはいかがでしょう。
二重まぶたになるためのさまざまな方法と維持する方法をチェックしましょう
二重まぶたになるためには、エクササイズ以外にもさまざまな方法があります。
上眼瞼挙筋がまぶたの皮膚についている場合は、まぶたを開くための筋肉を鍛えたり、むくみをとったりすることで二重まぶたになる可能性があります。
しかし、上眼瞼挙筋がまぶたの皮膚についていない場合は、エクササイズをしても二重まぶたになれないことがあるのです。
エクササイズをしても二重まぶたにどうしても近づけない、エクササイズを続ける自信がないという場合には、二重整形でなりたい二重まぶたを目指すことも効果的でしょう。
リーズナブルで手軽に二重が形成されるプチ整形としても人気のある埋没法は、目を開けるときに上眼瞼挙筋が持ち上げる瞼板と上まぶたの皮膚の二箇所を糸で留める施術です。
まぶたが開くときに、瞼板にくっついたまぶたの皮膚が引っ張られ、折りたたまれることで二重のラインが形成されます。
上眼瞼挙筋が枝分かれしてまぶたの皮膚についていない場合でも、こういった施術を利用する事で、手軽に二重まぶたへの改善が期待できます。
(まとめ)まぶたの筋肉を鍛えると二重になれる?
上眼瞼挙筋という筋肉がまぶたの皮膚にくっついている場合、目を開けたときにまぶたが引っ張られて折りたたまれ二重まぶたになります。
一重まぶたの方でも、上眼瞼挙筋を鍛えることによって、まぶたを引く力が増えて二重まぶたになる可能性があります。
上眼瞼挙筋という筋肉があり、この筋肉がまぶたの皮膚についている場合に二重まぶたになるとされています。
上眼瞼挙筋が皮膚についていて、まぶたの脂肪やむくみなどに筋肉が負けてしまっている場合、鍛えることによって二重になることがあります。
上まぶたを持ち上げる上眼瞼挙筋を鍛えるためのエクササイズやマッサージなどもあります。
毎日エクササイズを続けることでまぶたのむくみなどをなくして、まぶたを開ける力を強くしていくと、二重のラインがでてきて二重まぶたになる可能性があります。
上眼瞼挙筋がまぶたの皮膚についている場合、エクササイズを行う事で二重まぶたになる可能性があります。
しかし、上眼瞼挙筋がまぶたの皮膚についていない場合は難しいでしょう。
そのようなときは、二重整形などで二重まぶたを形成するのがおすすめです。