二重の整形手術の流れは種類によります
二重の整形手術と一言にいっても、その種類はいくつかあります。
そのため手術の流れは、行う施術によっても大きく異なってきます。
整形手術を行う病院によっても、多少の違いがあるでしょう。
二重の整形手術で行われることが多い、埋没法や切開法を例に取り上げ、どのような流れで二重の整形手術が行われているのかをみていきます。
どのような種類の整形手術であっても、最初にしっかりとカウンセリングを行って理想の二重を決めてから行うことになるでしょう。
目次
二重の整形手術前にはカウンセリングが行われます
理想の二重を作っていくために、きちんとした病院ではカウンセリングを丁寧に行います。
まずは電話やメールなどで、カウンセリングの予約をとりましょう。
カウンセリングでは患者が望む二重の形や幅などの希望を聞いたうえで、出来上がりをシミュレーションしていきます。
シミュレーションには専用のスティックを用いることが多いようです。
ただ、患者が望む二重のラインが、必ずしも本人に似合うものとは限りません。
手術を行ってから似合わなかったのでは遅いので、しっかりとしたシミュレーションを行うことが大切です。
このときに、しっかりと納得のいくまで医師と相談すると良いでしょう。
具体的な手術の流れやアフターケアについても、このタイミングで確認しておくことをおすすめします。
手術には麻酔を用いるため、内服している薬があればカウンセリング時に申請するようにしましょう。
手術前には飲まない方が良い薬などもあるので、これも大切なことです、
カウンセリング後、その日のうちに手術を行うことも出来ることが多いです。
スケジュールが合えば、そのまま手術を終わらせることが出来てしまいますが、後日手術を行う場合は、改めて来院して手術を行うことになります。
どちらが良いとは一概に言えませんので、自分の都合に合わせて決めると良いでしょう。
埋没法は比較的手軽な二重整形の手術方法です
埋没法とはまぶたにメスを入れることなく二重を形成する手術方法です。
まぶたを切るよりも短時間で済むことや、術後の腫れが出にくいといったメリットがありますが、元のまぶたの形状によっては数年で元に戻ってしまうこともあるようです。
手術当日の流れとしては、医師と最終的な確認を行った後にまずは麻酔を行います。
二重の手術は局所麻酔で行われることが多いです。
目元に局所麻酔の注射をすると聞いて不安を覚えるかもしれませんが、局所麻酔前には麻酔クリームや笑気麻酔を行う病院が多いため、それほど痛みは感じないとされています。
きちんと麻酔がかかったことを確認してから手術が行われます。
埋没法は切る代わりに、特殊な細い糸を用いてまぶたを固定していくことになります。
10分程度で終わるとされています。
術後は目元の腫れを抑えるための5分から10分ほど、アイシングを行います。
埋没法では腫れも少なく、術後はすぐに歩いて帰ることが可能です。
縫い合わせた糸を後から抜糸することはないので、術後問題がなければ通院しなくても大丈夫なところが多いです。
もしも気になることがあれば、気兼ねなく病院に足を運んだり、電話などで相談したりすると良いでしょう。
しっかりと対応してくれるクリニックであればなお安心です。
切開法は埋没法よりも手間がかかりますが、しっかりとした二重をつくることができます
切開法とはその名前の通り、メスを入れて切ることで二重を形成する手術方法です。
メスを入れる分、埋没法よりは手間がかかってしまいますが、その分しっかりとした二重まぶたを形成することが可能です。
埋没法と同じく、医師とカウンセリングを行ったあとに、麻酔クリームを塗り局所麻酔を行っていく流れになります。
麻酔が効いたら、決めていたデザインに沿ってまぶたの皮膚を切開します。
必要に応じて脂肪や皮膚を切除することもあります。
二重のラインを作るために、挙動腱膜と呼ばれる箇所をまつ毛側の皮膚と眉毛側の皮膚と固定します。
固定する順番はまつ毛側の皮膚、挙動腱膜、眉毛側の皮膚という順番です。
最後に皮膚を縫合して、手術は完了です。
30分程度かかるとされています。
二重ラインの形成や皮膚の縫合に用いた糸は、術後一週間程度で抜糸するため、後日通院することになります。
抜糸までの期間に、固定した位置で皮膚と挙動腱膜が癒着することで、抜糸しても二重のラインが残ることになります。
術後は埋没法と同じく、アイシングを行います。
切開法は埋没法よりも腫れやすい方法ですが、冷やすことである程度腫れを抑えることができ、腫れが治まるのも早くなるといわれています。
場合によっては麻酔が取れてくると痛みが出ることもあります。
病院から処方された痛み止めがあればそれを服用しましょう。
(まとめ)二重まぶたの整形手術の流れは?
二重の整形にはいろいろな種類があるので、それぞれ流れが異なります。
二重の整形手術の流れで共通して言えることはきちんとしたカウンセリングを行ってから手術を行うということです。
二重の整形手術は、まず電話などでカウンセリングの予約をとります。
カウンセリングでは医師と相談し、シミュレーションを行い理想の二重のラインを決めていきます。
服用中の薬の申告などもカウンセリングで行っておくことが大切でしょう。
まぶたを切ることなく二重にできるのが、埋没法です。
埋没法では麻酔をかけたあとに、糸を使ってまぶたを固定することで二重のラインを形成していきます。
術後は目元のアイシングが終わればすぐに帰ることが可能です。
切開法は手間がかかる分、しっかりとした二重まぶたを作ることができます。
カウンセリングで決めたラインに沿って皮膚を切開し、必要に応じて脂肪や皮膚を取り除いてから縫い合わせます。
埋没法と異なり、1週間ほどしてから縫い合わせた糸を抜糸します。