まぶたに熱感がある場合は冷やすとよいでしょう
二重整形をしたばかりでまぶたが腫れている場合、患部が熱を持っているようであれば冷やします。
「腫れ」とは血流量が増加し、患部に発赤、腫脹、痛みなどを伴う症状のことを差します。
まぶたが熱いときは血行と発熱を抑えるために、冷やすことが効果的と言われています。
施術後しばらくして熱は持っていないけれど、腫れが引いていないという場合には逆に温めます。
熱を帯びていないのは慢性期の腫れに移行したためで、血流が悪くなっている状態です。
まぶたに軽く触れてみて熱くないと感じたら、温めて血行を良くすることで患部に栄養素と酸素が行き届くようにしましょう。
技術に優れた医師による治療であればひどく腫れてしまうことは少ないですが、体質などにより腫れが目立ってしまうこともあります。
腫れの状態を観察して冷やすか温めるか、適した対処をクリニックと相談してください。
二重整形を受けると腫れてしまうことがあります
実績のあるクリニックでは腫れが少ない二重整形を実施しているところが多いですが、中には腫れやすい体質の人もいますので、絶対に腫れないとは言い切れません。
二重整形にはメスを用いて皮膚を切る切開法と、まぶたに極細の糸を埋め込む埋没法がありますが、一般的には切らない埋没法の方が腫れにくいとされています。
切開法は埋没法に比べて腫れやすい傾向はありますが、はっきりとした力強い二重を望む患者さんは切開法を選択することが多いです。
切開法の場合は腫れが2週間程度続いてしまうことがあるため、日常生活に影響が出てしまう可能性があります。
自身のスケジュールや体質などを考慮し、最も不安が少ないと思える施術を選びましょう。
クリニックでは事前にカウンセリングを行っているので、さまざまな相談をすることができます。
スケジュールのことだけでなく、腫れた場合の冷やす方法などについても聞いていた方が安心です。
腫れにくくするための方法があります
二重整形をした後にまぶたが腫れにくくするためには、治療をした当日から冷やすことです。
たとえ腫れの症状が出ていなくても、術後の早い段階から冷やすことで腫れが目立つのを防ぐためです。
適度に冷やすことで冷やさなかった時と比較して腫れが引くのを早めることができ、腫れが長引くリスクを減らすことができます。
必ずしも冷やさなければならないわけではありませんが、腫れを予防するためにも冷やす方が良いでしょう。
適切な冷やし方としては、タオルに包んだ保冷剤やビニール袋に入れた氷などをまぶたに軽く押し当てます。
いくら冷やすことが効果的とは言ってもタオルに包まず直接当てたり、長時間冷やし続けたりすることはやめましょう。
血行障害を起こす、あるいは凍傷になる危険性もあるため、必ずタオルなどを使って冷やしすぎないように気をつける必要があります。
また、就寝前などの時間を利用して1回あたり数分~数十分くらい、このような冷却タイムを設けると効果的です。
これを1日に数回実行するだけで、腫れが早く治まる可能性が高まります。
二重整形による腫れは悪いことではありません
実際に二重整形をした後にまぶたが腫れてしまったという声を聞くことがあります。
そのため二重整形に対してネガティブな意識を持ってしまう人もいますが、二重整形で腫れてしまうことは必ずしも悪いことだとは言い切れません。
二重整形によってまぶたが腫れてしまう原因は、埋没法の場合は糸の結び目の数や本数、糸の結び方にあると言われています。
埋没法の場合、腫れを回避するために糸をゆるく結んでしまうと、まぶたの裏から糸が出てきてしまったり、綺麗なラインの二重にならなかったりすることがあります。
反対に糸をかける力が強すぎてしまうと腫れが大きくなったり、糸が皮膚に食い込みすぎて長持ちしなかったりという可能性があります。
まぶたの腫れを100%防ぐことは難しくても、糸の結び方にムラが出ることは患者さん自身で防ぐことが可能です
それは技術力のあるクリニックを選ぶことでレベルの高い施術を受けるということです。
実績が多いクリニックであれば、たとえ腫れが出てしまったとしても効果的な冷やし方などをアドバイスしてくれるでしょう。
(まとめ)二重整形直後のまぶたは冷やすほうがいいの?
二重整形直後の急性期の熱を持った腫れの場合は、冷やすことで腫れを抑える効果が期待できます。
一方、熱を持たない慢性期の腫れは温めることで治りが早くなるので、状況に応じた適切な対処をしましょう。
高い技術力を誇るクリニックでは腫れにくい二重整形を受けることができますが、患者さんの体質によっては多少の腫れが見られることもあります。
治療法により腫れ具合も異なるので、クリニックと相談をした上で自分に合った二重整形を選びましょう。
まぶたの腫れが長引かないようにするためには、二重整形をしたその日から冷やすことが大切です。
タオルに包んだ保冷剤や氷袋などを使って1日に数回、まぶたを冷やすようにしましょう。
埋没法が成功しないほとんどの場合、原因は施術中の糸の結び方が適切でなかったことであり、担当した医師の技量不足にあります。
技術の確かな二重整形を受けるためには事前に情報を集め、信頼できるクリニックを選ぶことが大切でしょう