二重整形で目頭を切開することで、二重のタイプが変わります
まぶたの二重には、二つのタイプがあります。
一つは目頭から目尻にかけて徐々に幅が広がっていく末広タイプ、もう一つは目頭から目尻まで二重の幅が同じである平行タイプです。
アジア人の多くは、蒙古ヒダという目頭近くのまぶたが角膜に覆いかぶさるような部分があり、これがあることで二重が末広タイプになることが多いのです。
目頭を切開することで、まぶたの蒙古ヒダを上へ押し上げることで、二重を平行タイプにすることができます。
また、目の横幅が広がったり、目と目の間がやや狭くなったりするため、目元の印象が大きく変化するでしょう
目次
目頭を切開することで、二重のタイプを変えることができます
一口に「二重」と言っても、二つのタイプがあることをご存知でしょうか。
一つは、目頭から目尻にかけて二重の幅が徐々に広がっていくもので、「末広タイプ」と呼ばれます。
もう一つは、目頭から目尻まで二重の幅が同じもので、これは「平行タイプ」と言われます。
平行タイプの二重の場合、目尻付近のまぶたが上に持ち上がっているので、目が全体的に大きいという印象を与えます。
アジア人の多くでは、目頭部分のまぶたが白目の部分である角膜に覆いかぶさるようになっていて、二重まぶたとはいっても末広タイプになっていることが多いようです。
この、まぶたが角膜に覆いかぶさっているようになっている部分のことを、蒙古ヒダと呼びます。
蒙古ヒダがある目では、可愛らしい、けれどやや幼い印象を周囲に与えます。
二重整形の際に目頭を切開するというのは、この蒙古ヒダを上に押し上げることを目的としていて、目元を大きくすることができます。
また、目頭がくっきりとしてつけ根にあるピンク色の部分、涙丘が見えるので、目元がシャープな印象になります。
さらに、目と目の距離を狭くしたり、目の横幅を大きくしたりすることにもなるので、顔の印象にも変化を与えることができます。
目頭を切開することで、美人の黄金比率に一歩近づきます
一般に、美人と言われる顔には黄金比率があると言われています。
目元の場合は、右目の幅と左目の幅、そして目と目の間の幅が1対1対1です。
目と目の間の幅がやや広い、左右の目がやや離れたような位置にあり、かつ目が小さいという場合、目頭を切開することで目の幅を広げ、かつ目と目の間を狭くすることになるので、バランスのとれた目元になります。
目と目の間の、鼻から連なったやや盛り上がった部分のことを、鼻根と言います。
目頭を切開する場合は、目頭から鼻根の方向に数mm切開します。
この切開の方法には、いくつかの種類があり、目頭の部分の蒙古ヒダをどれくらい拡げたいか、目頭にあるピンクの部分である涙丘をどれくらい見せたいかによって、選びます。
気を付けたいのは、目頭をどれくらいの長さで切開するかです。
あまりに大きく切開すると、涙丘が完全に露出してしまい、目元がシャープな印象というものからはやや離れてしまいます。
ですから、目頭を切開する場合は、どれくらい切開すれば涙丘がどれくらい見えるのか、それによって目元の印象がどれくらい変わるのかについて十分に医師に相談することが大切です。
蒙古ヒダを切開する以外にも、まぶたを押し上げる方法はあります
目頭の切開だけでは、目頭付近のまぶたが持ち上がらないとすれば、どうしたらよいのでしょうか。
一つの方法として、蒙古ヒダの部分の皮膚や脂肪組織を三日月型に切除、縫合して、目頭付近のまぶたを持ち上げるという方法があります。
こうすることで、二重まぶたの外側部分、角膜方向に覆いかぶさる皮膚を少なくすることができ、目頭から目尻にかけて二重の幅を平行にすることが可能となります。
ただし、気を付けておきたいのは、皮膚の切開や縫合をする部分が大きければ、それだけ腫れや炎症が大きく、完治するまでの期間も長くなるということです。
二重整形のみの方法と比べ、目頭を切開することで、腫れは長いと4週間近くは続きます。
また、目頭の切開方法によって、腫れや炎症の期間は異なります。
そのため、目頭の切開を併用した二重整形をする方の多くでは、最初に一方の目の整形を受け、腫れが治まるまでの間は眼帯を付けて、もう一方の目のみで生活をし、腫れが治まったらもう一方の目の整形をしています。
腫れている間は傷口がかゆくなりやすいですし、目元が小さく見えてしまいます。
そのため、施術後どれくらいの期間お休みを取ることができるかによって、両目を同時に整形するのか、片方ずつ行うのか、しっかり医師と相談する必要があるでしょう。
(まとめ)二重整形で目頭を切開するのはどんな効果がある?
目頭を切開することで、目頭近くのまぶたを上に持ち上げることができ、二重を平行タイプへと変化させることができます。
目の横幅を広げたり、目と目の間の距離を狭くしたりする作用もあり、目元の印象も変化します。
目頭の切開を伴った二重整形をすることで、二重がくっきりとした平行タイプになり、目がやや大きくなった印象を与えます。
また、涙丘見えてシャープな印象になる、目元のバランスを良くするなどといった作用ももたらしてくれるでしょう。
右と左の目の幅、そして目と目の間の距離がすべて等しい状態は、美人の黄金比率と言われています。
目頭を切開することでその状態に一歩近づきますが、涙丘が見えすぎると目の印象がイメージから離れてしまうので、医師と十分な相談が必要です。
二重整形での目頭の切開には、目頭の皮膚を切り取り縫合してまぶたを持ち上げる方法もあります。
ただ、二重整形のみの場合よりもまぶたの腫れが長く続くので、左右の目を同時に整形するのか、一方ずつ行うのかは、医師との綿密な相談が必要になるでしょう。