埋没法は基本的に永久的なものではありません
埋没法は、手軽で比較的リスクの少ない二重整形として人気がありますが、長期的に見た場合、30年後にはどうなるのか、二重ラインはどのように変化するのか気になる方も多いでしょう。
埋没法は永続的な効果があるわけではなく、年齢や体調、生活習慣によって結果が変わることがあります。
二重ラインがどのように変化するのか、後悔しないためのポイントを詳しく見ていきましょう。
目次
二重埋没法とは
埋没法とは切らない二重術です。医療用の細い糸を使用して、まぶたに二重ラインを形成します。メスを使用しないため、短時間で施術が完了し、ダウンタイムも軽いのが人気の理由です。
また、希望に応じて抜糸をおこない、もとのまぶたの状態に戻すことができます。糸が切れたり緩んだりするリスクがありますが、手軽に受けられる点はメリットといえます。
埋没法の二重は何年もつの?
埋没法の二重ラインは、大体3~10年ほど効果が持続します。
しかし、埋没法の二重の持続期間には個人差があり、1年程度で取れてしまう人もいますし、10年以上持続する人もいるため、あくまで目安としてお考えください。
また、糸の本数や留め方によっても持続期間が異なります。
埋没法の二重ラインが30年で変化する原因
時間の経過とともに埋没法の二重ラインが変化する原因は、以下の3つです。
二重ラインを長くキープするためにも、まずは二重ラインが変化する理由を理解しましょう。
目元の皮膚のたるみや筋肉の衰え
加齢により目元の脂肪やコラーゲンが減少し、まぶたにたるみが生じることがあります。
目元の筋肉の衰えも、まぶたが垂れ下がる原因となり、二重ラインが変化してしまうのです。
体型の変化
体型の変化によりまぶたの皮下脂肪の量が変わり、二重ラインに変化が生じるケースもあります。
体重が増えた場合は、まぶたに脂肪がつき二重ラインが変化します。
一方、急激なダイエットによる体重減少や加齢によるまぶたの脂肪減少の場合は、二重幅が広くなったり三重まぶたになったりすることがあります。
まぶたへの負担により糸が緩む・取れる
花粉症やアレルギーなどで日常的に目をこする習慣がある人は、まぶたに継続的な負担がかかりやすく、糸が劣化を起こし緩む、または取れてしまう可能性が高まります。
埋没法が取れやすい方の特徴
同じ方法で埋没法を受けたとしても、1年程度で取れてしまう人もいれば10年以上持続する人もいます。なぜ、このような差が生じるのでしょうか?
ここでは、埋没法の二重ラインが取れやすい方の特徴をご紹介します。
まぶたの脂肪が厚い
まぶたの脂肪が厚い人は、脂肪が少ない人よりも二重ラインが取れやすい傾向にあります。まぶたの脂肪が厚い場合、糸にかかる力が強くなるからです。
二重幅を広く作った
二重の幅を無理に広く作る場合、まぶたの上部をすくう必要があります。まぶたの上部は下部より脂肪が多く厚みがあります。そのため、糸に負担がかかり二重ラインが取れやすくなるのです。
目元を触る癖がある
日常的に目を触る癖がある人は、糸に負担が大きくかかり緩んだりほつれたりしやすくなります。簡単に取れることはありませんが、継続的に負担がかかることでリスクが高まります。
30年後に埋没法が取れたときの対処法
埋没法が取れたときは、再度埋没法をする場合と、切開法を検討する場合があります。埋没法と切開法の違いを理解して、自分に最適な方法を選択しましょう。
埋没法 | 切開法 | |
施術方法 | 糸をまぶたに留める | まぶたを切開する |
施術時間 | 10~15分 | 30分~60分 |
ダウンタイム期間 | 腫れ:数日から1週間程度 内出血:数日程度 | 腫れ:目立つ腫れは1ヵ月程度 傷跡:強く残るのは3ヵ月から6ヵ月程度 |
効果の持続期間 | 大体3〜10年ほど (糸が緩んだり取れることがある) | 半永久的 |
デザインの自由度 | もともとの目によっては自由度が低い | どんな目元でも自由度が高い |
費用 | お手頃な価格帯 | 埋没法と比べると高価 |
ダウンタイムや費用を抑えたい人には埋没法、効果の持続性やデザイン性を重視している人には切開法がおすすめです。
また、埋没法を3回以上再施術している人は、まぶたの状態や骨格的に埋没法が適していない可能性が高いため、切開法を検討してみてください。
30年後も後悔しない二重ラインをキープするポイント8選!
埋没法で半永久的な効果を得るのは難しいですが、できればきれいな二重ラインを少しでも長くキープしたいですよね。
ここでは、30年後も後悔しない二重ラインをキープするポイントを8つご紹介します。
二重の幅を広くしすぎない
二重幅を広く希望した場合、糸の本数や結び目が増えるため、まぶたへの負担が大きくなり二重ラインが取れやすくなります。医師と相談して、自分のまぶたの状態や骨格に合った無理のない二重幅にするとよいでしょう。
また、ぱっちりした目元を希望して二重幅を広くする人がいますが、かえって眠たそうな印象を与える「ハム目」になる可能性もあるため注意してください。
取れにくい埋没法を選ぶ
埋没法の持続期間は、術式や糸の留め方によって大きく異なります。
埋没法の術式には、『瞼板法』と『挙筋法』の2種類があります。挙筋法のほうが糸の縛り加減が弱いため、縫った糸が徐々にまぶたの中に切れ込んでいく『カッティング』が起こりにくく、持続力がよいものになります。
糸の留め方に関しては、点留め<三角形<四角形<台形の順に持続力が高くなっていきます。
このことから取れにくい埋没法は、挙筋法で台形型に縫える術式といえます。
まぶたの脂肪を取り除く
まぶたが厚い人は二重ラインが取れやすいため、埋没法の前にまぶたの脂肪を取り除くと効果を長持ちさせやすいです。
まぶたの脂肪を取り除く自然癒着セット(上眼瞼脱脂)は、まぶたを数ミリ切開し、余分な脂肪を除去する方法です。埋没法を単独でおこなうよりも二重のラインが維持されやすくなり、より持続力を高めることができます。
実績のある医師・クリニックを選ぶ
埋没法で後悔しないためには、実績があり信頼できる医師・クリニックを選びましょう。事前に症例数や症例写真を見て、経験や実績を確認しておくとよいです。
また、保証制度がしっかりしていると万が一トラブルが起きても安心です。
目元にダメージを与えない
二重のりやアイテープの継続的な使用は、まぶたに大きな負担がかかります。埋没法を検討している人は術前の使用を控えたほうがよいでしょう。
また、埋没法術後は、目元に過度な刺激を与えないようにしてください。花粉症やアレルギーなどで目の痒みがある場合は、目薬を使用したり目を洗って対処しましょう。
クレンジングをおこなう際も注意が必要です。強くこすらないと落ちない場合は、お湯で落とせるタイプのアイメイク化粧品に変えましょう。
過度なマッサージも糸の緩みに繋がるため注意してください。
体型の変化や浮腫みに注意する
体重が急激に増加すると、まぶたにも皮下脂肪がつき二重ラインが変わってしまいます。埋没法後の体重の変化には注意してください。
また、長期的にまぶたが浮腫んだ状態が続くと、糸に負担がかかり緩んだり取れたりしやすくなります。浮腫みやすい人は、日頃から適切なケアをおこなうようにしましょう。
目元の筋肉を鍛える
目元の筋肉の衰えも、二重ラインの変化に繋がります。
まぶたのたるみを予防するため、目の開閉をするときに使われる眼輪筋をトレーニングしましょう。下まぶたを上にあげるようなイメージで、下まぶたに力を入れて目を細めそのまま20秒間キープします。5回1セット、1日3セットが目安です。
アイケアをしっかりおこなう
目元の乾燥はシワやたるみの原因になります。アイクリームなどでまぶたの保湿を毎日おこないましょう。
皮膚が薄い目元にほかの部分と同じスキンケアアイテムを塗ることに抵抗を感じる人は、目元専用の美容液やアイクリームがおすすめです。
埋没法で二重を長く維持したい方にはSBCがおすすめ!
SBCがおすすめの理由
湘南美容クリニックでは、耐久性はもちろん、デザイン性や腫れにくさ、バレにくさのすべてにおいて最高峰の埋没法メニューをご用意しております。
経験・実績が豊富な医師が多数在籍しており、二重術の累計症例数は約87万件を超えています。丁寧なカウンセリングでお客さまのお悩みやご希望をお伺いし、最適な施術方法をご提案します。
また、湘南美容クリニックの埋没法は、もしも糸が外れた際に、同一幅での糸のかけ直しが一生涯保証されているなど、お客さまに安心して施術を受けていただけるよう保証制度が充実しております。
症例写真
実際のSBCの症例写真をご紹介します。
ここで紹介する『線留めクロス二重術』『クイックコスメティーク・ダブルNeo』『クイックコスメティーク・トリプルNeo』は、SBCの埋没法のなかでも、特に持続性の高い術式です。
線留めクロス二重術で自然かつ華々しい平行型二重に大変身!
施術1ヵ月後、目ヂカラのあるパッチリ二重に仕上がりました!線留めクロス二重術は、糸の結び方と通し方を根本から改革した極限まで取れづらい埋没法です。また、一生涯の安心保証制度付きなので二重を長く維持したい方におすすめ♪
執刀医:原田 樹幸 医師
クイックコスメティーク・ダブルNeoで圧倒的にかわいい二重へ
左右差・腫れ・内出血などない美しい二重に仕上がりました!15分と短い施術時間であなたの魅力を最大限に引き出します。クイックコスメティーク・ダブルNeoは、取れにくさとバレにくさのどちらも叶えられる、当院No.1人気の二重術です。
執刀医:出口 洸平 医師
クイックコスメティーク・トリプルNeoでナチュラルな末広二重に!
重たい目元から、希望通りのキレイな末広二重に大変身!生まれつき二重のような自然な仕上がりですね。クイックコスメティーク・トリプルNeoは、SBCの埋没法のなかで最も持ちのよい埋没法です。さらに、二重のラインが取れたり薄くなった際に再施術できる保証が一生涯ついてるので安心♪
執刀医:赤尾 健 医師
まとめ
埋没法をしてから30年後には、さまざまな原因で二重のラインが崩れてしまう可能性が高いです。埋没法の二重ラインは、大体3~10年ほど効果が持続しますが、個人差があるためこれはあくまで目安としてください。
埋没法の二重ラインが変化する原因には、まぶたの脂肪の厚さや希望した二重幅の広さ、自身の癖などが関係しています。
きれいな二重ラインを長期間キープするためには、取れにくい埋没法で無理のない二重幅を作ったり、他の施術を併用するのがおすすめです。また、埋没法後の過ごし方によっても持続期間が変わるため、適切なケアをおこなうようにしてください。
埋没法が取れてしまったときは、埋没法の再施術を受けるか、切開法を検討しましょう。まぶたの状態や骨格、重要視するポイントなどによって最適な施術が異なるため、まずはクリニックに相談してみてください。
湘南美容クリニックでは、一重に戻りにくいよう研究された埋没法や、持続性だけでなくデザイン性も高い埋没法など、さまざまなニーズに応えられるよう豊富なメニューをご用意しております。まずは一度カウンセリングにお越しください!