二重の埋没法と切開法の違い


埋没法(まいぼつほう)は、メスを使わずに糸で二重まぶたを形成する「切らない二重術」として、多くの人々に人気を集めています。
施術時間はわずか15分程度、ダウンタイムも約1週間と短いため、初めての方でも気軽に挑戦しやすいのが魅力です。
本記事では、埋没法の仕組みや特徴、切開法との違いについて詳しくご紹介します。自分にぴったりの二重整形を見つけるための参考にしてください。

二重整形の埋没法(まいぼつほう)とは?

二重整形の埋没法とは、メスを使わずに糸で二重まぶたを作る”切らない二重術”です。

施術時間は15分程度、ダウンタイムは1週間程度と短く軽いため、初めて二重整形をされる方も手軽に受けられるおすすめの施術です。

埋没法の仕組みと術式

埋没法とは、医療用の糸で二重のラインとなる皮膚の部分をまぶたの内側から埋没固定し、二重のラインを作る方法です。

糸を留める(瞼の)場所

埋没法には「瞼板法(けんばんほう)」と「拳筋法(きょきんほう)」という2種類の術式があり、片目に留める糸の場所が異なります。

瞼板法とは美容外科手術の一般的な埋没方法で、まぶたのすぐ裏側にある瞼板と呼ばれる軟骨組織と、まぶたの皮膚を糸で結び二重を作る術式です。
手術時間が短いというメリットがありますが、角膜が傷つく可能性があります。

挙筋法とは、上眼瞼挙筋というまぶたを持ち上げる筋肉と、まぶたの皮膚を糸で結び二重を作る術式です。
術直後のツッパリ感や腫れが少なく、角膜が傷つきにくいのがメリットですが、眼瞼下垂になる可能性があります。

糸の留め方

埋没法には「点留め」と「線留め」という2つの糸の留め方があります。

点留めは、特定のポイントで糸を固定し、点で二重のラインを形成する技術です。
1点留めや2点留めなど、留めるポイントの数が増えることで強度が増します。
線留めに比べて、コストが抑えられるのが特徴です。

線留めは、二重のラインに沿って線で糸を留めます。
点留めより強度が高いため持ちがよく、また、強度の強さからまぶたが厚い方にも対応できる埋没法です。

二重整形の埋没法と切開法の違い

埋没法の特徴

埋没法は髪の毛よりも細い医療用の糸と二重専用のH・I針を用いて二重の仕組みを作る施術です。二重のラインとなる皮膚の部分をまぶたの内側から糸で留めることによって、目を開いたときに二重ができます。

施術時間は15分程度で、ダウンタイムも短いため、お身体やまぶたへの負担が少ないのが特徴です。

切開法の特徴

二重整形の切開法とは、皮膚を切開し必要に応じて内部の脂肪を切除したあと組織や皮膚を縫合することで、半永久的に二重ラインを作ることができる施術です。

施術時間は30分~60分程度かかりますが、まぶたに厚みがあり埋没法で二重を作るのが難しい方にも適しています。

埋没法と切開法の比較

二重整形の埋没法と切開法、どちらの施術が適しているかはお客さまのお目元の状態や希望のデザインなどによって異なりますので、カウンセリングで医師に相談するのがよいでしょう。

埋没法切開法
施術方法まぶたに糸をかけて二重を形成皮膚を切開して二重を形成
施術時間10分〜15分程度30分~60分程度
ダウンタイム数日から1週間程度1ヵ月程度
メリット・ダウンタイムが最小限
・お手頃な価格
・手術時間が短い
・もとに戻せる
・デザインの自由度が高い
・効果は半永久的
デメリット・糸が緩んだり取れてしまうことがある
・まぶたが厚い方や、幅の広い二重をご希望の場合、
対応できないことがある
・ダウンタイムが長い
・もとに戻すことはできない

埋没法のメリットとデメリット

メリット

ダウンタイムが最小限

埋没法は、皮膚を切開せずまぶたの内側を糸で留める施術であるため、腫れや内出血などのダウンタイムが短く軽いのが特徴です。

埋没法によるダウンタイム(腫れ)は、出方や程度は個人の体質や術式によって異なりますが、通常数日から1週間程度で落ち着きます。
腫れが完全に治って、より自然な状態になるには1ヵ月程度かかります。

ほかには内出血が生じる場合がありますが、通常数日程度で治るため問題ありません。

手術時間が短時間

埋没法は切開法と比べて施術時間が短く、片目10分程度・両目で15分程度です。
忙しい方でも隙間時間に施術を受けることができます。

もとに戻せる

埋没法はまぶたの内側を糸で留める施術であるため、万が一イメージと違った場合は抜糸をすることでもとに戻すことが可能です。

お手頃な価格

埋没法は切開法と比較すると、お手頃な価格帯から受けられる施術です。
埋没法であれば5~10万前後、切開法であれば20~30万円前後が相場となっています。
費用を抑えて受けたいという方におすすめです。

デメリット

糸が緩んだり取れてしまう可能性がある

埋没法はまぶたを糸で留めて二重の仕組みを作っているため、時間の経過や目をこするなどの刺激で、糸が緩んだり取れてしまうことがあります。

以下のような症状があるときは糸が取れかけているサインです。

  • ・三重になっている
  • ・食い込みが浅くなってきた
  • ・まぶたに重みを感じる
  • 埋没法が取れたかも?取れかけのサインや原因、対処方法を解説 >

    対応できない場合がある

    埋没法は切開法と比較するとデザインの自由度が低いため、まぶたが厚い方や、幅の広い二重をご希望の場合、対応できないことがあります。
    その場合は、切開法を検討したり、目頭切開などほかの施術と組み合わせることで理想の目元に近づける可能性があります。

    埋没法で作れる二重の種類

    埋没法で作れる二重の種類には、「末広型」「平行型」「ミックス型」があります。ここではそれぞれの違いや特徴を解説します。

    末広型

    末広型とは日本人に多い二重で、目頭側の二重幅が狭く、目尻にかけて幅が広くなっていくタイプです。

    これに対して奥二重とは、目尻にのみ二重幅が確認できるタイプのことをいいます。

    どちらも知的でクールな印象を与え、自然に目元の印象を変えることができますが、奥二重は逆にあまり変化がみられない可能性があります。
    整形したことがバレづらく、ナチュラルな仕上がりがご希望の方は末広型が最適です。

    平行型

    平行型とは目頭側の二重ラインが蒙古襞の外に出ているタイプです。
    目がはっきりとしている印象を与え、メイク映えしやすい目元になります。

    平行型のなかでも二重幅が広い平行型を「幅広二重」といいます。欧米人に多い二重で、目頭から目尻まで並行した幅の広い二重ラインが特徴です。より目が大きくみえて華やかな雰囲気をもちます。

    mix型

    末広型と平行型の中間であるmix二重は、目頭側の端から幅の狭い二重ラインがスタートし、目尻に向かって徐々に幅が広くなるタイプです。

    末広型よりも大人っぽくなりますが、可愛らしさも兼ね備えた目元になります。

    SBCの埋没法の症例写真

    フォーエバー二重術®で末広型二重に


    長年一重に悩まれ、切れ長な二重を希望し来院されたお客さまです。今回は埋没法のなかでも持続力が特に強く、デザイン性も高いフォーエバー二重術を選択されました。切れ長でクールな印象を与えるとてもキレイな二重に仕上がっています。
    執刀医:山本 隆平 医師

    クイックコスメティーク・ダブルNeoで平行型二重に


    クイックコスメティーク・ダブルNeoは腫れにくくて、取れにくいSBC独自開発の埋没法です。傷跡や糸玉のポコつきもありません。平行型二重で顔全体が華やかな印象になりました!
    執刀医:多田 彩子 医師

    クイックコスメティーク・トリプルNeoでmix型二重に


    長年一重瞼に悩まれ、学生時代からずっと二重テープを使用されていました。今回は最も腫れが少なく持ちがよいクイックコスメティーク・トリプルNeoで、理想どおりのキレイなmix二重に変身しました。
    執刀医:赤尾 健 医師

    当院の埋没法が選ばれる理由

    豊富なメニュー

    湘南美容クリニックでは、お手頃な価格で受けられる週末二重®をはじめ、持続性を重視したい方向けの方法であったり、術直後からメイク可能な方法など、さまざまなご希望に応えられるよう幅広い施術メニューを取り揃えています。

    目元の状態やご希望のデザイン、予算に合わせて最適な施術方法をご提案させていただきます。

    SBCの埋没法二重術の施術一覧を詳しく見る >

    豊富な症例数

    湘南美容クリニックの二重術累計症例件数は875,657件(2024年6月末現在
    )にも上ります。
    豊富な手術により培われた知識や経験をもとに、より多くのお客さまに満足いただける施術をご提供いたします。

    高い技術力

    湘南美容クリニックには、学会発表などもおこなう経験豊富で技術力の高い医師が在籍しております。
    さらに、クイックコスメティーク執刀数4000件以上の経験を持つ14名の限られた医師は、二重埋没法厳選医師の称号を獲得しています。圧倒的な経験と技術力で一人ひとりの美しさを最大限引き出します。

    SBCの二重埋没法厳選医師についてを詳しく見る >
    安心の保証制度
    湘南美容クリニックでは、お客さまに安心して施術を受けていただけるよう、糸が取れたときや二重のラインが薄くなったとき、二重幅を変更したいときなどに対応できる充実の保証制度をご用意しております。

    SBCの埋没法二重術の安心保証制度を詳しく見る >

    まとめ

    二重整形の埋没法(まいぼつほう)とは、医療用の糸で二重のラインとなる皮膚の部分をまぶたの内側から埋没固定し、二重のラインを作る”切らない二重術”です。

    切開法と比較すると、施術時間やダウンタイムが短く、お手頃な価格であるため、手術を手軽に受けられるのが特徴です。
    一方で、糸が緩んだり取れてしまう可能性や、目元の状態によっては対応できない可能性があるため、切開法が適していることもあります。

    湘南美容クリニックでは、リーズナブルな埋没法やダウンタイムを最小限に抑えたい方向けの埋没法など、さまざまな施術方法をご用意しております。
    知識や経験豊富で、技術力の高い医師がお客さま一人ひとりに合った最適な施術方法をご提案します。

    埋没法を検討されている方、まずは湘南美容クリニックでカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

    切る二重術(切開法)

    まぶたを切開したラインで二重を作ります。同時に余分な皮膚や脂肪を取り除くことができます。

    目元形成

    目のまわりや眉の下を切開し、目の形を整えます。視野が広くなる効果もあります。

    眼瞼下垂

    まぶたを引き上げる力を強くして、眼瞼下垂やそれにともなう頭痛・肩こりを解消します。

    目元のたるみ取り

    目の下のふくらみ(脂肪)やくぼみを取り除くことで、目元を若々しくします。

    運営者情報

    運営クリニック湘南美容クリニック 新宿本院
    住所〒163-1324
    東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー24F
    お問い合わせ0120-5489-40
    院長中村 大輔

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