二重整形のプチ切開は部分切開の別の言い方です
二重整形のうち、まぶたを切開して脂肪やたるみを除去する施術のことを切開法と呼びます。二重にする切開法は、まぶたを大きく切開する全切開とまぶたの一部分を切開する部分切開の二種類です。
プチ切開は部分切開の別の呼び方で、ミニ切開といわれることもあります。全切開に比べると二重の持続性は低いですが、施術時間は短く、腫れが少ない傾向にあるのが特徴です。
プチ切開はまぶたを小さく切開する施術です
まぶたに糸を埋め込む埋没法に対し、切開法はまぶたを切開する施術となります。そして切開法には「全切開」と「部分切開」の二種類があるのです。
どちらの施術においてもまぶたを切開しますが、その大きな違いは切開する範囲にあるでしょう。全切開はまぶたを大きく(長く)切開する施術です。
切開する長さは25~30mm程度で、まぶたの脂肪やたるみを除去することができるため、腫れぼったさや厚みを取り除くことができます。一方で部分切開はまぶたを小さく(短く)切開する施術となります。
切開する長さは10mm程度で、全切開同様にまぶたの脂肪やたるみを除去することが可能です。その特徴から、「プチ切開」や「ミニ切開」と呼ばれることもあります。
全切開と部分切開の違いはそれだけではありません。部分切開では除去できる脂肪が限られると考えられています。
まぶたの脂肪には皮下脂肪と眼窩内脂肪、ROOFの3つがあり、全切開では皮下脂肪以外を除去することが可能です。しかしながら部分切開は切開する範囲が少ないため、ROOFを除去することが難しくなります。
このことから、部分切開よりも全切開の方がまぶたをすっきりさせることができます。
プチ切開にはさまざまなメリットが挙げられます
二重整形を考えている方の中には、埋没法か切開法、あるいは全切開かプチ切開かで迷っている方は少なくないでしょう。ここでは、他の施術と比較したプチ切開の特徴をもう少し詳しくみていきましょう。
切開法では、まぶたを切開したあと、もう一度縫い合わせる必要があります。そのため全切開は施術時間が長くなる傾向にあるのです。
それに比べ、プチ切開は施術の手間が少なくなるため、やや早く終わります。全切開が40~50分、プチ切開が3~40分が目安です。
埋没法と比較すると腫れやすい傾向にあり、ダウンタイムは長くなります。しかしながら全切開と比較するとやや腫れにくく、ダウンタイムが短いのが特徴です。
腫れが引くまでに1~2週間程度、傷跡が目立たなくなるのに2ヶ月程度かかります。
二重整形にかかる費用は、高額なものから全切開、プチ切開、埋没法の順に並べられます。
全切開の相場は25~30万円程度、プチ切開の相場は20~25万円程度、埋没法の相場は10万円以下です。したがって全切開よりも費用が安く抑えられます。
プチ切開に適している人とそうでない人がいます
プチ切開のメリットをさらにみていき、どんな人に向いている施術なのかをご説明していきます。埋没法は別名「プチ整形」と呼ばれるように、元の一重まぶたに戻すことが容易となります。
その反面、糸が緩んだり切れたりする可能性があり、後戻りしてしまうこともあるのです。切開法は皮膚同士を縫い合わせるため、生まれつきの二重まぶたと同じような構造にすることができます。
そのため一重まぶたに戻る可能性は低く、二重のラインは長く持続します。プチ切開は埋没法の施術を受けても後戻りしてしまった方、もともとまぶたが厚い方などに向いているでしょう。
また施術時間やダウンタイムをできるだけ短くしたい方にも向いています。ただしまぶたが極端に厚い方、幅の広い平行型の二重を希望する方には適さない場合があります。
このようなケースでプチ切開を選択すると、目を閉じたときにまぶたの一部分に凹みがあるように見えてしまうからです。まぶたがそれほど厚くない方、幅の狭い二重や奥二重を希望する方に適しているのがプチ切開と考えられます。
(まとめ)二重整形のプチ切開とはどんな施術なの?
二重整形の切開法には全切開と部分切開の二種類があります。どちらもまぶたを切開して脂肪やたるみを除去する施術ですが、部分切開は切開する範囲が小さいです。
プチ切開は部分切開の別の言い方で、ミニ切開と呼ばれることもあります。
まぶたを切開する施術は全切開と部分切開の二つです。部分切開はまぶたを10㎜程度切開する施術で、プチ切開やミニ切開と呼ばれることがあります。
全切開では眼窩内脂肪、ROOFが除去できますが、部分切開では眼窩内脂肪のみと考えられています。
二重整形の埋没法や全切開と比較したプチ切開の特徴を知ることで、自分に合っているかどうか判断しましょう。施術時間やダウンタイムは埋没法よりも長く、全切開よりも短い傾向にあります。
またかかる費用は20~25万円程度が相場です。
切開法は「プチ整形」と呼ばれる埋没法とは異なり、一重まぶたに戻ってしまう可能性は低いです。プチ切開は施術時間やダウンタイムを短くしたい人に向いています。
またまぶたがそれほど厚くない方、幅の狭い二重や奥二重を希望する方に適している施術です。