二重整形後は、市販の塗り薬の使用はやめたほうがよいでしょう
二重の施術を受けた後は、どうしても傷口が目立ったり腫れてきたりするので、気になるものです。しかし自己判断で市販の塗り薬を使うと、腫れが酷くなったりと状態を悪化させることにもなりかねないので、絶対にやめましょう。
術後は痛み緩和のための鎮痛剤や、化膿止めの抗生剤などは処方されるので、用法用量を守って服用しましょう。また傷の回復を早めるために、目に負担をかけないような生活が大事です。
洗顔やメイクなども、目を擦らないように十分気を付けましょう。
術後に市販の塗り薬を使うと、まぶたの状態が悪化するリスクがあります
二重整形では、まぶたに傷を作るため直後はどうしても傷跡が見えてしまいます。また施術法にもよりますが、多少なりともまぶたに腫れが生じます。
傷跡や腫れがあるとどうしても見た目は気になり、早く腫れが引いて傷口を治したいと思ってしまうものです。そこで市販の炎症止めの塗り薬を塗ってみたらよいのではないか?と考えがちです。
しかし安易に市販の塗り薬を使うのは実はとても危険なのです。市販の塗り薬が傷口の刺激となって、痛みが生じたり炎症を悪化させたりしてて、さらに腫れてしまうリスクがあるからです。
塗り薬が目に入ってしまうと染みたり、別のトラブルを招いたりする可能性もあります。
さらにまぶたを切開して縫合する切開法の行った場合は、縫合痕にはステロイドといって、炎症を抑える塗り薬が効くと思われがちです。
たしかに皮膚の赤みを緩和するのによいとされていますが、ステロイドをむやみに使うのもやめましょう。場合によっては、皮膚が薄くなって二重ラインにも影響を及ぼすことも考えられるからです。
市販の塗り薬を自己判断で使わないようにしましょう。
二重整形の施術法や個人の感じ方によって術後の痛みの程度に差が生じます。またまぶたに刺激が加わるので多少なりとも腫れは生じてきます。
この腫れや痛みを緩和し、傷口を保護して回復をスムーズに行うために飲み薬などが処方されます。
痛みを緩和するための鎮痛剤は、術前にも服用する場合が多く、術中の麻酔が切れても、すぐに強い痛みが襲ってくることはまずないと考えられています。
術後にも鎮痛剤や細菌の感染による化膿を防ぐために、抗生剤などが処方されます。医師の指示に従い、きちんと服用しましょう。
ただ鎮痛剤は種類によってアレルギーなどが出る場合もあるので、体質的に心配なら医師の相談しておきましょう。
鎮痛剤を飲まなくても、あまり痛みが無い場合は、担当医に確認の上許可が出れば服用しなくても問題ないでしょう。
処方された鎮痛剤がなくなり、市販の鎮痛剤を服用したい場合もあるでしょう。その際は、薬のアレルギーもあるので、一度担当医に尋ねてOKが出てから服用するようにしてください。
術後回復を早めるには、目を労わる生活を送りましょう
術後の傷の状態や腫れなどを悪化させないためには、塗り薬を使うには逆効果です。それよりも目を労わるようにして気を付けながら生活を送ることが大事です。
激しい運動や熱めの湯船での長風呂は、血流が良くなりすぎるので、細い血管がたくさん通っているまぶたの腫れを増長させることにつながります。運動や長風呂は控え、必要以上に体を動かさないことが回復を早めます。
また腫れが強い場合は保冷剤をタオルで巻いて、まぶたに乗せて冷やすと多少の効き目があるとされています。
洗顔やメイクなどは、施術法によって可能となる術後の日数が異なるのできちんと確認しておきましょう。
解禁となっても、洗顔では目元を強く擦らないように、刺激を与えないことが大事です。とくにアイメイクは濃い色やウォータープルーフのものを使うと、落とす時に擦らなければならず、目への負担が大きくなります。
できる限りナチュラルメイクを心がけ、目元が気になるならメガネなどでカバーしましょう。
(まとめ)二重整形後は市販の塗り薬などを使ってもいいの?
術後にまぶたの早期回復を願い、市販の塗り薬を使おうとする人もいますが、まぶたの状態を悪化させるリスクがあるのでやめましょう。
鎮痛剤や抗生剤などが処方されるので、きちんと服用し、目に負担のかからないよう気を付けて生活することが大事です。
術後の腫れや傷の回復を早めようとし、市販の塗り薬を使うのは却って炎症を酷くすることもあるので危険です。
とくにステロイドは縫合痕に効くような気もしますが、皮膚は薄くなってしまうリスクもあるので使用しないでください。
術後は痛みを緩和し、傷が化膿しないように鎮痛剤や抗生剤などが処方されるので、指示通り服用することが大事です。
他に市販薬を服用したい、処方薬の服用をやめたい場合などは、あらかじめ医師に確認して許可をもらってからにしましょう。
術後の傷や腫れを回復させるには、運動や熱いお風呂を控え、目に負担のかけない生活を送ることが大事です。
メイクや洗顔が可能となっても、目を擦らないように十分注意して行いましょう。