埋没法には、二重まぶたの持ちや仕上がりなどのリスクがあります
一重をぱっちりした二重に改善することが期待できる施術が埋没法です。
他の施術よりも費用がかからず短い時間で終了する簡単な施術でもあるため、それほど大きなリスクはないといえるでしょう。
埋没法のリスクとして考えられるものには、医師の腕によって左右差が出ること、糸の膨らみが見えてしまうこと、糸が取れて一重まぶたに戻ってしまうことなどがあります。
目次
埋没法は必ずしも半永久的に二重が続く施術ではありません
埋没法は年間数万人もの方が受けているといわれるほど、手軽に受けられるプチ整形のひとつです。
ほとんど切開しないため施術後の腫れもすぐにおさまることも、施術を受けやすい理由のひとつです。
埋没法は、上まぶたを数ヶ所糸で留めるなどの施術方法で、糸によってまぶたをおさえて、二重のラインを作ります。数十分の短い施術時間で、入院も必要ありません。
ただし簡単な施術ということもあり、個人差はあるものの、埋没法は5年ほどで一重まぶたに戻る場合があるといわれています。
もちろん10年以上二重まぶたを維持できる方もいるのですが、数年で後戻りしてしまうリスクもあるということに注意が必要です。
少しでも長くきれいな二重まぶたの状態を維持するためには、埋没法の中でも二重まぶたが長持ちしやすい施術を選ぶようにしましょう。
二重を長持ちさせるためには、一点だけを留める施術よりも複数個所を留める施術を選ぶ方がいいといえます。
また糸を絡ませて取れにくくしたり、糸の留め方を変えたりする施術の方が、より強度が高くなり、二重まぶたが長持ちできるとされています。
二重まぶたの仕上がり面でのリスクも考えられます
目は顔の中でも注目を集めやすい重要なパーツです。自分でも鏡をみたときに気になる目元ですが、もしかしたら思い通りの結果にならない場合もあるかもしれません。
埋没法の仕上がりについて考えられるリスクとしては、左右の目で違いが生じてしまう、まぶたに糸の形が見えてしまう、なかなか腫れが引かないなどがあります。
二重まぶたの仕上がりが思い通りにならなかった場合には、病院によっては再施術や元に戻すなどの保証がついている場合があるので、仕上がりの保証についても事前によく確認しておきましょう。
もしもまぶたに糸の形が浮き出ていた場合には、糸が浅い位置にあるためなどの原因が考えられます。その場合には、現状で気になっている糸を抜糸して再度埋没法を行う必要があるでしょう。
埋没法ではまぶたの腫れは、通常、ダウンタイムといわれる腫れや内出血は2~3日とされています。施術の状態によって、また施術後の過ごし方によって腫れが早くひく場合もありますが、逆に腫れがなかなかひかない状態になることもあるでしょう。
腫れのおさえ方などもよく確認して、ムリのないスケジュールで施術を受けると安心です。
施術からしばらくして問題が生じる場合もあります
施術から数年経ったあとなどに、糸で留めている部分が赤く腫れる、痛みを感じるということが生じる場合もあります。そのような場合には、赤く腫れた場所が感染していることが疑われます。
感染してしまった場合には、基本的には抜糸をしてあらためて埋没法を受けることになるでしょう。ただしすぐに抜糸等を行えない場合には、応急処置で一旦症状を改善することもできます。
またまれにですが、埋没法でまぶたを留めている糸がまぶたから飛び出てしまう場合もあります。
糸が出ている場合には、勝手に内部に戻ることがないため、抜糸して糸をつけ直すことが必要になるでしょう。
糸がはみ出ている場合には、そこから感染してしまう恐れがあるので早めに医師に相談したほうがいいでしょう。
また埋没法施術後にまぶたに違和感を覚える場合には瞼板が腫れや炎症を起こしていることも考えられます。
腫れや痛みなどの違和感を覚えた場合には、薬で改善がみられれば大丈夫ですが、改善しない場合には抜糸が必要になるため、注意が必要です。
何か問題が起きたときにはすぐ医師に相談するようにしましょう。
(まとめ)埋没法にはどんなリスクがある?
埋没法は、比較的費用が安く短時間で終了する簡単な施術のため、それほど大きなリスクは見られないといえます。
しかし医師の腕によってはまぶたに左右差が出る、糸の膨らみが見える、一重まぶたに戻ってしまうなどのリスクが考えられます。
埋没法は年間数万人もの方が受けているとされる手軽に受けられる施術です。
上まぶたを糸で止めてまぶたに二重のラインを作る簡単な施術なので、数年で一重まぶたに後戻りしてしまうリスクがあります。
埋没法施術後に、左右の目の形が違う、まぶたに糸の形が浮き上がる、腫れが引かないなどの問題が起きることも考えられます。
それぞれ事前に施術の保証や、施術後の注意点を確認しておくようにしましょう。
施術からしばらく経った後に埋没法で留めている糸の部分が赤く腫れる、痛みを感じるなどの症状が現れる場合があります。
腫れや痛みのある場所は感染している可能性があるため、抜糸が必要になるかもしれません。