二重整形は傷の大きさに関わらず、手術直後に最も腫れが強く出ます
二重整形は針やメスでまぶたに傷をつけるため、傷部分が腫れてくるのは体の正常な反応です。
腫れの出方は術後当日が最も強く、その後、大きく腫れが引いたあとは、ゆっくり時間をかけて落ち着いていくと言われています。
腫れが続く長さは、受けた整形方法やご自身の体調や体質などによっても変わってくるため、二重にできること以外に大切にしたい内容に合った方法を選ぶことも必要です。
目次
埋没法と切開法で腫れの続く期間が違います
二重整形の手術には大きく分けて2種類の方法があり、それぞれで腫れの続く期間に違いがあります。
それぞれの方法での腫れや傷の経過についてご紹介します。
針でまぶたに糸を通して二重の状態を維持する方法です。
針を通す穴程度の小さな傷跡ですむことから、腫れが術後当日に強く出たあとは数日から1週間程度で大きく引いていきます。
その後傷が目立たなくなり、自然な状態に落ち着くのは約1ヶ月後だとされています。
切開法はまぶたにメスを入れるため埋没法よりも傷が大きく、腫れも強く出やすくなります。
埋没法と同じく手術直後に最も強い腫れが出たあとは、1~2週間で大きく腫れが引きその後3ヶ月くらいかけて次第に腫れが治まっていきます。
傷自体が目立たなくなるまでは1年ほどは必要です。
このように腫れが手術直後に出てから引くまでにかかる時間だけで比べると埋没法の方が良いと感じる方は多いでしょう。
しかし切開法にはさまざまなメリットもあるため、総合的に比較して二重整形の方法を決定することがおすすめです。
より早く腫れを引かせたいときにご自分でできることがあります
埋没法と切開法のどちらを選んだとしても腫れは出るものなので、より早く腫れを引かせるための対処をご自分でも行うと良いでしょう。
そのためにできることのひとつに、手術直後から傷周辺をよく冷やすことがあります。
傷を冷やすときに使うものは氷のうや氷枕が良いでしょう。
直に氷を肌にあてることはせずタオルなどで覆ってから使うのがおすすめです。
シートタイプの冷却材は便利ですが傷に貼り付けることは望ましくないので、氷のうや氷枕がおすすめです。
また、しっかり冷やして腫れの悪化を予防できれば腫れが引くまでの時間短縮にもなるのでぜひ実行しましょう。
そして、腫れを悪化させないために日常生活で気を付けることは、運動を控えて安静にする、熱いお湯で入浴しない、飲酒は控えるなどがあります。
これらに共通しているポイントは「血行促進を防ぐため」という点です。
腫れが落ち着くときまでは、血が巡りすぎないよう、特に気を付けておきたいと言えるでしょう。
強い腫れが出にくいように事前に準備しておきましょう
まぶたがむくんでいるとその後の回復にも影響が出やすいので、二重整形の当日にはむくみのない状態でいられるよう前日までに体調を整えておくと良いでしょう。
むくみは体内の水分が不足すると起こりやすいとされているため、日頃から十分な水分補給を行い、お酒の飲みすぎをせず、塩分摂取を控えめにすることがポイントです。
水分補給には糖分やカフェインなどを多く含まない飲み物がおすすめです。
お水やノンカフェインのお茶を利用しましょう。
しかし、塩分のとりすぎが気になるときなどはカフェインを含む利尿作用のある飲み物を飲むこともひとつの方法です。
また、飲み物を飲むときは、一度に大量に飲むのではなく、こまめに少しずつ飲むことを心がけましょう。
冷たすぎると体が冷えるなどむくみの原因にもなる可能性があるため、やや冷たい程度のお水を飲むことがおすすめです。
それから睡眠不足は疲労回復の妨げになり、免疫機能低下の恐れもありますから、十分に睡眠をとってから手術に臨むことも必要です。
免疫機能が低下していると、普段の健康な状態では感染することのない雑菌が繁殖し、炎症を起こしてしまうことなどもあるので、事前に体をよく休めて準備をしておきましょう。
(まとめ)二重整形の直後は腫れがひどいってホント?
二重整形で埋没法と切開法のどちらを選んでもまぶたに傷がつくので、その部分には腫れが出てきます。
これは体の正常な反応で、手術当日が最も腫れは強く、その後大きく腫れが引いたあと、ゆっくりと落ち着いていきます。
埋没法は腫れが数日~1週間で腫れが引き、1ヶ月ほど傷が目立たなくなるといいます。
一方、切開法は1~2週間で腫れがひとまずひき、その後3ヶ月ほどかけて腫れが落ち着きますが、傷が目立たなくなるまでは1年ほどかかります。
二重整形の手術直後の腫れをよりひどくさせないためにも、よく冷やしておくという事が大事でしょう。
氷のうや氷枕で傷の周辺までを冷やし、安静を心がけて激しい運動や熱いお湯での入浴を避けましょう。
飲酒も控えることです。
二重整形の当日はまぶたにむくみのない状態にしておきましょう。
そのためには水分補給をこまめにきちんと行って水分不足にならないようにし、お酒の飲みすぎや塩分の過剰摂取も避けることです。
また、十分な睡眠をとっておくことも大切でしょう。